カナダのバンクーバーと言えば、「安全で、風光媚美で、とても過ごしやすい都市」として知られている。
長期留学でカナダを選ぶ日本人も多いのだが、その理由はバンクーバーが非常に過ごしやすいからだと言われている。
しかし、そのバンクーバーにも闇がある。それは「イーストサイド地区」である。
この地区の「ヘイスティングス通り」は普通の人は足を踏み入れない危険地区であると言われる。ここはホームレスやドラッグ依存者やセックスワーカーと言った「社会の底辺」の吹き溜まりと化していることで有名だ。
無差別銃撃や強盗事件もしばしば起きている。未解決事件も多い。まさか、バンクーバーでそのような危険地区があるとは部外者には意外だが実際そうなのだ。
あまり知られていないが、カナダでもドラッグも蔓延しており、ドラッグ依存者は幽鬼のようになってストリートをさまよい歩いている。
そういった危険な人間がどんどん転がり落ちて行く先がヘイスティングス・ストリート界隈だったのである。