閲覧注意
「アメリカ人の国民的ドリンクはコカコーラ、ロシアの国民的ドリンクはウォッカ」と言われる。砂糖まみれのコカコーラを飲むアメリカ人は肥満に悩み、強いアルコール度数のウォッカを飲むロシア人はアルコール中毒に悩む。
いつだったか、ロシアで「入浴剤を飲む」のが流行して、ロシアの地方都市イルクーツクで非常事態宣言が出されたことがあった。
なぜ入浴剤だったのかというと、ウォッカすら高いと思う貧困層が、ウォッカ代わりにアルコールが入っている入浴剤を飲めばいいと思って、そうしたのだった。
ただ、その入浴剤には人体に有害なメタノール(メチルアルコール)が入っていたので、117人が次々とメタノール中毒を起こして病院に担ぎ込まれ、そのうちの71人が死亡した。
ロシア人は他にも、工業用のアルコール、アルコールランプ、洗浄剤、風邪薬を「アルコールが入っている」と言って飲む人がいて、中毒症状を起こして失明したり、全身麻痺したり、死亡したりする事件を次々と起こしている。
アルコールが入っていれば何でも飲むというところがロシア人気質でもある。
ところで、このロシア人が2003年頃に「発明」したものがある。世界を震撼させた凄まじい「危険物」なのだが、これが「効く」というのでロシアで大流行して、今も続いているものだ。