鈴木傾城

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◆血管・心臓に問題のある男・女は、腹上死したくなければ絶対に不倫するな?

2024年2月18日、大阪生野区のラブホテルで61歳の女性が不審死するという事件があった。外傷はなく、死因は不明。女性は泥酔した状態で飲食店で知り合った50代の男性と一緒にホテルに入っていた。 翌日、警察に出頭した男性は「泥酔した女性と部屋に入り起こそうとしたが、返事をしないのでそのままにして帰宅した」と述べている。 男性は女性が死んでいたのを知って慌てて逃げたのか、それとも男性が女性を放置して帰 […]

◆フィリピン人レディーボーイvsタイ人レディーボーイ。100人の大乱闘の光景

2024年3月4日。バンコクのナナ駅の近く、ソイ・スクンビット11にある「シティン・スクンビット11(Citin Sukhumvit 11 Nana Bangkok by Compass Hospitality)」の前で、大乱闘が発生している。 この通りはナナ・プラザやソイ・カウボーイやテルメなどの売春エリアが密集し、路上にはストリート売春をする多くの女性やレディーボーイたちが立ってビジネスをして […]

◆2023年、大久保公園のストリート売春がつぶされたが、その次は恐らく「ここ」

2024年2月の終わり。新宿歌舞伎町の大久保公園まわりを見てきたが、かつて昼間から大勢立っていた女たちはほぼ消えていた。 とくに大久保病院まわりからは完全に消えてしまっており、大久保公園の裏側あたりに女性が2人立っているくらいになっていた。そのうちの1人に声をかけて状況を聞いてみたが、やはり今年に入ってからは女性たちが激減していると彼女はいった。 その彼女も私をひどく警戒していて、言葉数は少なかっ […]

◆強烈な快楽は、「これがバレたら人生が終わる」というスリルで育まれるもの

私たちは常識から逸脱しないで暮らしているのだが、そうするとうまく生きられる代わりに刺激が得られなくなって退屈を感じるようになる。平凡は幸せなのだが、幸せは退屈なので、幸せが不幸に感じることになる。 そこで、常識から逸脱することによって刺激を感じ、生きていることを実感しようと考える人たちも出てくる。 とくに「性的な逸脱」は強い刺激が得られるので、それを求める人が必ず出てくる。そして、タブーは挑戦され […]

◆外こもりをする男たちが困窮し、私が困窮しなかったのは「ここ」が違った?

2005年頃、安田誠というペンネームを使って『外こもりのススメ – 海外のほほん生活』という本を書いたのは、33歳の棚橋貴秀氏だった。 この「外こもり」というのは「引きこもり」の対比として作者は使っていて、「日本で引きこもりをするなら、海外で引きこもりをしたほうが楽しく暮らせる」という主旨で使われた。 この当時はFX(為替証拠金取引)が大流行していた時代で、この作者もFXをやっていて、 […]

◆ドワーフの女。低身長症の女にかかわる男はどういう男が多いのかを聞いた

世の中には、背徳区(Red-light District)ともいうべき場所があちこちにあって、こうした場所には、普通ではない女性も働いていたりする。 タイには当たり前のように「肉体は男、心は女」のレディーボーイが働いていたりするし、まったく聞こえない女性や、手足に障害がある女性がいることもある。あるいは病気で乳房が片方なかった女性も私はタイで出会っている。 そして、ドワーフ(低身長症・小人症)の女 […]

◆女優になりたいという夢を食い物にして性的暴行を繰り返していたワルもいる

榊英雄(さかき・ひでお)という53歳の男が逮捕されている。この男は映画監督だったのだが、俳優志望の女性や自分の映画に出演する女性に、演技指導などの名目で誘い込んで性的暴行をしていた。 事件が発覚したのは2022年で、この男のワークショップ(実際の演技活動を通じて学ぶ体験型の講座)に参加した女優4人が次々と性的行為を強要されたと訴える記事が週刊紙によって報道されたことだった。 榊は「事実であることと […]

◆鈴木傾城のひとりごと1

記事ではありませんが、鈴木傾城のひとりごとで他に載せるところがないので、こちらに書こうと思います。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

◆軍事政権のミャンマーはドラッグ禍に飲み込まれて、さらに何を生み出すか?

ロシアとウクライナの戦争、イスラエルによるパレスチナへの攻撃が国際的に注目される中、完全に無視されているのが東南アジアの一角で起こっているミャンマーの軍政と民主派の闘争だ。 ミャンマーでは2021年に軍事クーデターが発生し、それ以降も政治的な混乱が続いて今もとまらない。軍事政権が権力を掌握して市民を弾圧し、国際社会からの非難を浴びながらも、軍事政府は権力を放棄しようとしない。 政治的な混乱に伴い、 […]

◆劣化と肥満がはじまる35歳を過ぎても努力して痩せている人はそれだけで美しい

女性の身体が最も美しく充実しているのは何歳だろうか。20歳だろうか。30歳だろうか。それとも40歳だろうか。人によって個人差もあれば感覚も違うので一概に言えないのだが、中国の古い医学書ではその答えは「28歳である」と記されている。 京都の仁和寺には、日本最古の写本『黄帝内経《こうていだいけい》』が保管されているのだが、この写本は中国最古の医学書である。 そして、この医学書『黄帝内経』に記されている […]

◆リストカットという言葉が定義される前から、それは女性の間で行われていた?

著書『病み、闇。ゾンビになる若者、ジョーカーになる若者』を書いてから、リストカットやオーバードーズする女性のことを考えることが多くなった。今も、そうした女性から連絡が来ることもある。 みんな、身体よりもまず心が傷ついている女性でもある。 心が傷ついた女性は、その心の傷に合わせて身体も傷つける。ある女性はそれがリストカットになり、ある女性はそれが大量のタトゥーになり、ある女性はそれがピアスやスプリッ […]

◆物価が上昇するなら、真夜中の料金もいずれは上昇するので適応する必要がある

日本の物価は2022年3月から急激に上がっていき、これまで1%台だった消費者物価指数は4月になるといきなり2%に到達し、以後も止まらず上昇を続けて、2022年12月にはとうとう4%に到達する騒ぎとなっている。 その背景には、ロシア・ウクライナ戦争によるエネルギー価格の高騰、止まらない円安、コロナ禍による供給制約や物流混乱、日本国内の人手不足による人件費の上昇、企業の便乗値上げ、政府の緊縮財政などの […]

◆恋愛弱者であっても、恋愛の相手くらいはいくらでも湧いてくる方法がある?

政府の『第16回出生動向基本調査(2021)』を見てみると、交際相手を望んでいるのに相手がいない未婚者の割合が出ていて興味深い。以下のようになっている。 20〜24歳:男性30.0%、女性23.7%25〜29歳:男性33.7%、女性23.5%30〜34歳:男性31.4%、女性28.2% 次から次へと恋人ができて、しかも同時に二股も三股もする若者がいる一方で、「恋人が欲しいのに、どうしても恋人がいな […]

◆高齢者が若返っていく薬はすでに見つかった。それはいつ実用化されるのか?

世界的に高齢化が進むに従って、研究開発が進化している分野がある。それが「アンチエイジング」の分野である。老化は避けられないと言うのは誰でも知っていることなのだが、同じ老化するにしてもここ最近の高齢層の体力や容貌は昔とまったく違っている。 1970年代くらいまで、50過ぎれば見栄えも「老人」だった。そして、60代になればだいたいの人が死んでいた。しかし、いまや60代で死ねば「若いのに」と言われるよう […]

◆セックス産業は女性にとって救いなのだろうか。搾取なのだろうか?

あなたは、カネの使い方がうまくなくて莫大なカードローンを抱えた女性と恋人になったり結婚したいと思うだろうか。別に気にならないという男もいるだろうが、表で生きる多くの男はそうした女性をパートナーとして見ない。一般的にそのような傾向がある。 あなたは、学歴もなく深く考えることもなく計算もできない女性と恋人になったり結婚したいと思うだろうか。表で生きる多くの男はそうした女性をパートナーとして見ようとしな […]

◆狂言誘拐で逮捕されたイギリス人は歓楽地で生き残るための掟を知らなかった?

タイ・パタヤでとんでもない48歳のイギリス人の男が逮捕されている。イアン・デイという名のこの男はタイでカネを使い果たしたのだが、それでどうしたのかというと、自国に帰るのではなく自分の両親からカネを引き出そうとした。 とりあえず、自分が誘拐されてカネを要求されているということにして、現地で知り合った友だち3人に「俺が誘拐されたことにしてしてくれ」と頼んだ。 57歳のイギリス人と、50歳のフランス人と […]

孤独・孤立が広がって止められない現実。日本人を追い詰める孤独のリスクとは?

孤独・孤立は、個人の心身にさまざまな悪影響を及ぼす。また、人々のつながりの希薄化で社会の活力が低下し、犯罪も増加し、自殺者も増える。互いに助け合うことができなくなり、社会全体が脆弱になっていく。今、日本社会ではこうした傾向が裏側でじわじわと進んでいる。(鈴木傾城)

◆コンプライアンス違反でブラックアジアも鈴木傾城も社会的抹殺される日がくる?

芸人が素人の女性に手を出して叩かれているのだが、私自身は事件そのものよりも、社会の変化のほうに関心がある。 すでに時代はキャンセル・カルチャー(集中的な批判を浴びせて対象を表社会から排除する動き)となっている。不品行を攻撃された人間は、下手したら完全に消し去られることになる。 しかし、その程度がどうであれ、人間は長く生きていればいくらでも不品行を経験しているのも事実だ。要するにキャンセル・カルチャ […]

◆ストーカーをする人間は、完全に犯罪者。風俗嬢はターゲットにされやすいのだ

愛媛県今治市松本町で64歳のピアノ教師が殺されている。この教師の娘が元ホストの人間のクズみたいな男と付き合っていて、娘は男に激しい暴力を受けていた。 この歌舞伎町のホストだった男は、過去に女性にストーカーしたり、暴行したりして何度も逮捕されている粗暴な男だった。ピアノ教師の女性は娘を守ろうとして殺された可能性がある。 この元ホストのクズだけでなく、ストーカー気質の男は世の中に大勢いる。彼らの執拗さ […]

◆日本最長の逃亡犯・桐島聡が社会的に死んでいるも同然の扱いだったと思う理由

まだ詳細はわかっていないが、1970年代の連続企業爆破事件で指名手配中だった男が、警視庁に確保されている。 桐島聡《きりしま・さとし》、70歳。 男は神奈川県藤沢市内の小さな工務店に20年から30年ほど働いていた男で、まわりには「内田洋」と名乗っていた。70歳だったが極度に痩せていて、80代くらいに見えるほど老け込んでいたようだ。 路上で倒れているところを救急車で運ばれたのだが、胃がんの末期で余命 […]

◆自殺には4つの種類がある。自由度が高い「良き時代」になぜ自殺が増えるのか?

フランスの社会学者エミール・デュルケムは、『自殺論』を書いている。 自殺に関して言えば「あなたはなぜ自殺したのですか?」と聞くことができないので、デュルケムは自殺者のさまざまな属性を分析して分類を計り、自殺には4つの種類があるということを突きとめた。その4つというのが以下のものだ。 1. 集団本位的自殺2. 自己本位的自殺3. 宿命的自殺4. アノミー的自殺 このうち、上から3つについて噛み砕いて […]

◆連れ込まれただけで病気になりそうな「どん底の売春宿」とはこんなところだ

人は誰でも衛生的で清潔で安全で心地良い場所にいたいと思うし、女性とふたりきりになるのであれば、なおさら清潔な場所が欲しいはずだ。しかし、世の中には貧困と格差がはびこっていて、貧困街にはそんな上品な場所は存在しない。 私自身も東南アジアの貧困街に長らく沈没してきたので、東南アジアの凄まじく不衛生な場所はよく知っている。 1980年代の終わり頃、タイの首都バンコクにあるヤワラー地区の場末の宿に泊まって […]

◆アジア女性を騙し続けて生きていた33歳アメリカ人は完全に「これ」に分類される

欧米人の中には、アジア女性を専門に騙す男がいて、最近もタイで非常に悪質な33歳のアメリカ人「トム」が女性たちに告発されている。このアメリカ人はまだ逮捕されておらず、タイ国内に潜んでいる模様だ。 このアメリカ人の存在を警察に訴え出たのは3人のタイ人女性なのだが、彼女たちは出会い系アプリで知り合っていた。 何度かやり取りして、実際に出会ってからは性行為を動画に撮られ、女性が別れようとすると殴りつけたり […]

◆他責思考の人間と一緒にいてもまったく得るものはなく失うもののほうが大きい

もう5年以上も前の話だが、ある太った風俗嬢が強烈なまでの他責思考でさすがに「誰も彼女を擁護できないのではないか?」と思ったことがあった。 出会う客はことごとく馬鹿だった、自分を雇っている風俗店の店長も馬鹿だった、同僚も馬鹿ばかりだった、彼氏は一人残らず馬鹿だった、親も馬鹿だった……と際限なく自分の関わった人間を罵倒し、すべての責任は「他人にある」と言わんばかりだった。 前の店では、自分が体調の悪い […]

経済格差で上級国民と貧困層が固定化され、最後に衝撃的な身分が生み出される?

経済格差は昔からあったが、それがますます先鋭化しているのが現代の資本主義社会である。日本でも「上級国民」と「貧困層」で固定化されつつある。開いた経済格差は縮められないので、固定化されて身分制度のようになる。そして、最後に衝撃的な身分が生み出される。(鈴木傾城)

◆梅毒・人食いバクテリア・帯状疱疹・インフルエンザは道づれで広がっていく?

梅毒が相変わらず増加の一方となっている。梅毒は性行為で粘膜や皮膚の小さな傷から感染するのだが、感染すると性器まわりや口にしこりや発疹が現れ、いったん治ってから今度はバラ疹が全身に出たりする。そして、最後は鼻が落ちたり皮膚が崩れたりして死んでいく。脳に達したら発狂する。 そういう性病が日本で広がっており、主に若い女性と40代あたりの男性の間で感染者を増やしている。売春や風俗の現場で広がっているのが年 […]

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