
静岡県三島市では、銀行内で同僚の20代女性にわいせつな行為をしたとして、58歳の銀行員が不同意わいせつの疑いで逮捕された。兵庫県養父市では、市役所内で28歳女性に同意なくわいせつな行為をしたとして、58歳の男性職員が停職6か月の懲戒処分を受け、依願退職している。
山口県岩国市では、市職員の58歳主任が、面識のある女性に不同意性交をした疑いで逮捕された。さらに、58歳の医師が診察室内でMRに対する強制わいせつ致傷で有罪判決を受け、医師免許を取り消されている。
警察官の世界でも、58歳の警視正が立場を悪用し、複数の女性に性的暴行を加えたとして再逮捕されている。
近年報じられた複数の性犯罪事件を並べてみると、たまたまだが「加害者の男が58歳」というのが気になった。これらは地域も職業も立場も異なる事件である。それぞれに固有の事情があり、法的評価も異なる。
だが、加害者の年齢がすべて58歳で一致していた。
一般に、社会では「男は年を取れば性欲が枯れる」という認識が共有されている。50代後半以上にもなると、男性は性的な存在として扱われないことが多い。この前提は日常会話やメディア表現にも深く浸透している。
私は、この社会的な「思い込み」は完全に間違っていると確信している。
何人もの風俗嬢に話を聞いているが、60代や70代の男が風俗に出入りするのは当たり前にあるし、だからこそ今の日本では40代くらいの風俗嬢も引き合いがある。60代や70代にもなると、20代の女性よりも30代後半とか40代の女性のほうが落ち着く。
もちろん、若い女性が好きな男も多い。東南アジアの歓楽街ではそれこそ60代、70代とおぼしき白人《ファラン》の男たちが20代くらいの女性と手を組んで歩いたりしている。年齢がいけば「自然に性欲が消える」という前提はおそらく違うのだ。
これらの事件はまさに「男は年を取れば性欲が枯れる」という共通認識は、実は間違っているというのを如実に表しているようにも見える。



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