◆パッポンのマイ。なぜ自分はここまで堕ちたのかと、涙した

◆パッポンのマイ。なぜ自分はここまで堕ちたのかと、涙した

二十歳《はたち》の頃、何気なくタイへ旅行に行った。はじめての海外旅行でひとり旅だった。見るもの聞くものが何もかも珍しく、旅に有頂天になった。

南国の太陽や文化や食事は慣れれば慣れるほど心地良いものとなってきた。最初は健全な旅行をしていたが、ある日バンコクのパッポンに足を踏み入れた。パッポンはアジアでもっとも有名な歓楽街である。

タイに行ったのなら、ここを訪れないと片手落ちだと思ったのだ。ただ半裸で踊り狂う女たちを見て、話のネタにでもしたかった。

パッポン……。

社会見学のつもりで、恐る恐るゴーゴーバーに向かう。入った店は『リップ・スティック』である。女たちが踊っているのを見ても何も思わなかった。まだ若く所持金も乏しかったので、ぼったくられる心配だけが頭の中を空回りしていた。

楽しもうなどとは、まったく思わなかった。パッポンがどういうところか分かったら、一刻も早くここを出てゲストハウスに戻りたかった。パッポンはぼったくりの横行する怖いところだと聞いていたのだ。早く帰って安全になりたいと、それしか頭になかった。

当時の私は女から女へと渡り歩く浮気な男には、良い感情などまったく持っていなかった。むしろ、セックス・アニマルと陰口を叩かれている一部の日本人旅行者を軽蔑していた。今では信じられないのだが、若い頃は絶対にこんなところへ出入りしたくなかったのだ。

そんなとき……

(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきたカンボジア売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア タイ編』にて、全文をお読み下さい)

ブラックアジア・タイ編
『ブラックアジア・タイ編 売春地帯をさまよい歩いた日々(鈴木 傾城)』

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