一般

東南アジア

消えていくスラムと、消えていく想い出と、先進国のこと

東南アジアの貧困地帯は最初は怖かった。最初にスラムに立ち入ったのはクロントイ・スラムだった。私はクロントイが巨大スラム地帯であると知っていたわけではない。私は当初、ヤワラーの旅社(ゲストハウス)に泊まっていたのだが、次第にパッポンが私の主戦...
インド

2014年にコルカタで撮った写真。インドはまだまだ魅力的だ

ここ最近、あまり国外に出なくなったし、しばらく旅の話も書かなかった。以前は国外で撮った写真もたくさん載せていたが頻度も減った。今日は久しぶりに、旅で撮った写真のいくつかを載せてみたい。2014年にインドに行っているのだが、その時に撮った写真...
ブラックアジア書籍

『売春地帯を、さまよい歩いた日々』これがブラックアジアの原点

ブラックアジアのルーツ! ブラックアジアのすべてはここから始まりました。東南アジアの闇をさまよっていた男たちを熱狂させた伝説のコンテンツ。『ブラックアジア 売春地帯をさまよい歩いた日々』の全編が、ペーパーバック(紙の書籍)と電子書籍で蘇りま...
東南アジア

カンボジアで今後もフン・セン首相の独裁が続く理由とは?

フン・セン首相は軍事や武力に対してまったく抵抗がなく、自分の政敵を葬るのにしばしば過激な手段を使う。自分が追い詰められれば追い詰められるほど、手段が過激になるのだ。今もそうした姿勢はまったく変わっていない。これからも独裁を続けていくだろう。...
心理

ヘンリー・ダーガーは部屋に閉じこもって何を生み出したか

奇妙な男がいる。物心が付くか付かないかの時期、4歳になる直前に母を亡くし、あまりにも貧しすぎて8歳の頃に父親と離れて救貧院の少年施設に入れられた男だ。コミュニケーションがうまく取れないので、12歳で知的障害児の施設に入れられた。以後、自分の...
一般

電子書籍『デリヘル嬢と会う』アマゾン・キンドルにて発売

ブラックアジアでは2015年から「ブラックアジア・イン・ジャパン」として、日本の風俗の中心となっているデリヘルを取り巻く状況や、デリヘル嬢と実際に会って話を聞いたり関わったりした記事をたくさん書いてきました。この中から、実際にデリヘル嬢が自...
一般

性奴隷・人身売買された女性たち

ブラックアジア書籍

廃墟ビルの荒廃と売春する女性に依存する心の荒廃

1999年前後、プノンペン南部にある「ブディン」を初めて見たとき、「こんな廃墟のビルに人が住めるのか」と驚いたものだった。ブディンは今でこそ廃墟のビルだけを指している。しかし1999年当時のブディンは、この廃墟ビルの前と後ろは広大なバラック...
ブラックアジア書籍

「あなたの名前は岡本よ」と2015年に言われたかった理由

カンボジア・プノンペンの136ストリートには、今や数多くのガールズ・バーがひしめいており、それがプノンペンの歓楽街の中心となっている。それぞれの店が女性を常時10人から20人ほど用意して中には24時間営業で女性をシフトさせながら営業している...
ブラックアジア書籍

「ボンボン、ニャムニャム」とすがりついてきた女の意図

タイのパッポンやナナやソイ・カウボーイは派手な女たちで彩られている。その裏側でヤワラーやルンピニー公園の暗闇でひっそりと立つ女たちの存在もある。売春ビジネスの世界の表と裏だ。プノンペンもまた、売春ビジネスに表側と裏側を作り出しているように見...
戦争

毒殺の季節。プーチン大統領も政敵を毒殺で葬ろうとする

北朝鮮の金正恩が、異母兄である金正男をマレーシアで女性工作員を使って暗殺した事件が大きくクローズアップされている。衆人環視の中、空港で暗殺事件が発生するのだから、まるで映画のような事件だ。しかし、2017年2月2日に起きたウラジーミル・カラ...
一般

大阪のドヤ街「あいりん地区」はどんな光景だったのか?

かつて労働者の街と呼ばれた大阪のドヤ街「釜ヶ崎」は今では「あいりん地区」と呼ばれるようになっているのだが、名前が変わったのと同様に、街の性質もまた変わっている。この街はもう労働者の街ではなく、福祉の街である。福祉の街というのは、福祉が行き届...
ブラックアジア書籍

真夜中のコロンボに立つナディー。薄幸の女性と手をつなぐ

スリランカ・コロンボはコルカタやダッカから行くと、信じられないほど発展した大都会のように見えた。特にフォート地区などはそうだ。高層ビルが立ち並び、本当に都会という感じがする。私は事前調査も何もしないで知らない国へ行くことが多いので、最初にフ...
インド

小説『コルカタ売春地帯』。インドの最底辺とその時代背景

アマゾン・キンドルで小説『コルカタ売春地帯』をアップしました。現在「ブラックアジア的小説」として3つ出しておりますが、今回の小説『コルカタ売春地帯 インド最底辺の女たちとハイエナの物語』は新作となります。アマゾンのページはこちらです。コルカ...
一般

◆女性器の匂いを愛する男のための香水さえ、世の中にある

女性の匂いは魅惑的で性的で特別で心地良いものだ。女性と一緒にいるというのは、匂いでもまた心地良くなれる。私が好きなのは東南アジアの女性たちが何気なく使っているボディーパウダーの匂い。ボディーパウダーの粉っぽく甘い香りと女性の匂いが混じると、...
戦争

アフガンで女性の鼻を削ぎ取る事件とビビ・アイシャのその後

閲覧注意またもやアフガニスタンで、女性が夫に鼻を削ぎ落とされるという事件が起きている。被害に遭ったのはレザ・グルという20歳の女性だ。彼女の無職の夫はしばしば彼女を虐待する粗暴な男で、15歳のときに彼女が嫁いでから、しばしば彼女を虐待してい...
ブラックアジア書籍

アンヘレスのマリエル。アメリカ兵が捨てた娘が売春地帯に

かつて、アメリカの基地があったフィリピン・パンパンガ州のアンヘレスには、アメリカ軍兵士の男たちが現地の女性に産ませて捨てた子供たちがたくさんいる。このクラーク基地は、一九〇三年にはすでに基地として存在し、一九九一年にピナツボ火山が噴火するま...
一般

タクシン、9.11。2001年のタイ売春地帯で何が起きていたか

タイは今でも「快楽の地」であるのは間違いない。ブラジル、コロンビア、スペインと並んで、タイの歓楽街にはアルコールとセックスが満ち溢れている。このタイの売春地帯が最大の危機に陥ったのが2001年だった。この頃、タイは覚醒剤(ヤーバー)の蔓延と...
一般

(シリーズ)ポルポト政権は、いかにして誕生したのか?

ブラックアジア「売春地帯をさまよい歩いた日々」のカンボジア編では、貧困にまみれたカンボジアの大地の中で、売春地帯をさまよい歩いてきていました。このカンボジアの底なしの貧困は、ポルポト政権が引き起こしたものです。カンボジアをさまよい歩きながら...
戦争

(シリーズ)「戦争とレイプ」戦争の狂気が女性を破壊する

戦争が起きると、必ずレイプが付いて回るというのは、多くの人々が知るところでもある。戦争とは通常の社会にあった秩序や道徳がすべて反転する場所なのだ。道徳を無視し、秩序を崩壊させ、モノも破壊し、人は殺して回るのが戦争だ。民間人は巻き込まないとい...
一般

【シリーズ】「殺戮大陸メキシコの狂気」史上最悪の犯罪組織

閲覧注意メキシコが世界最悪のドラッグ汚染国家であることは、もうすでに日本人の間でも広く知られてきた事実ですが、ドラッグを扱う組織の残虐非道さは、人間の想像を超えるものです。ダークネスとブラックアジアのサイトでは、2010年からメキシコの中で...
一般

別サイト「ダークネス」のブログが消されました。(2)

ダークネスを失って一晩経ってショックは癒えないものの、「次」に向けて動いているうちに、だんだん元気が出てきました。いろんな方にメールやコメントで励まされました。ありがとうございます。ひとりひとり、お返事できないことをお詫び致します。「いつま...
一般

(周知)人間性のうちにひそむ悪魔の因子が解き放たれる時

数日間の出先から戻りました。今後は、やっと普通通りの更新ができると思います。寒い日々が続いておりましたが、幸いにして風邪をひくこともなく、無事に過ごしています。外に出ている間は個人的な時間が取れないので長い文章は打てないと思ったのですが、真...
一般

10歳の少女の歌をしみじみと聴いて、涙を流す日が来るとは

私は日本の歌謡曲はほとんど興味も関心もないまま暮らしてきたし、琴線に触れる曲もほとんど想い出の中に持っていない。20歳を過ぎてから東南アジアで知ったその時々の歌を、現地の想い出や知り合った人たちと共に想い出を築いてきた。1980年代のタイで...
ブラックアジア書籍

イナ。十五歳で結婚、十六歳で出産、そして売春地帯に

二〇一四年。久しぶりにバタム島に行きたくなった。インドネシアに行かなくなった十年以上も経っていた。インドネシア語は、もうほとんどすべて忘れた。しかし、バタム島に向かう船の中で、まわりの人たちが話す言葉のイントネーションを聞いて、懐かしくて仕...
一般

「割れ窓理論」は、様々なところで応用される重要な経験則

1982年。ジョージ・ケリングというハーバード大学研究員がひとつの理論を発表した。それは、「割れ窓理論」という奇妙な名前の付いたものだったが、この理論は犯罪防止の現場に応用され、多大な効果を発揮して、現在においても強い影響力を放つ異質の理論...