イギリスの『The Telegraph』紙は「トランスジェンダーの囚人の70%以上が性犯罪や暴力犯罪で服役している」と衝撃的なタイトルでイギリスの刑務所での実体を記事にしている。
日本でも「身体は男、心は女」のトランスジェンダーが女性の空間(女性トイレ、女性更衣室、女風呂、女性スパ等々)に入っていいのか、それとも締め出したほうがいいのかが激しく議論になった。
また、トランスジェンダーに配慮したジェンダーレストイレなども新宿歌舞伎町にできたのも記憶に新しい。これは男女がトイレを共用する形になっていたのだが、すぐに盗撮者や性犯罪者がうろつく空間になったのだった。
あげくの果てに、ここをラブホテル代わりに使うカップルまで出てきた。このため「ジェンダーレストイレは女性の安全を軽視している」と激しく炎上した。(ブラックアジア:ジェンダーレストイレを見て。それは混乱と当惑を招いているだけのように見えた)
結局、この歌舞伎町タワーのトイレは改修されて普通のトイレになった。
フェミニストたちは当初、性的少数者には同情的で「LGBTに人権を」とやっていたのだが、トランスジェンダーの人権を優先したら自分たち女性の権利が侵害されることに気づいて、自家撞着に陥ってしまったように見える。
問題が起きているのはイギリスでも同じだ。
「英国の刑務所の最新の政府統計によると、トランスジェンダーの囚人の70%以上が性犯罪や暴力犯罪で服役している」ということなのだが、それで何が問題になっているのかというと、「彼らは、男性刑務所に入れるべきか、それとも女性刑務所に入れるべきか」という問題である。
つまり、彼らは「男性として扱うべきか、女性として扱うべきか」で割れている。イギリスではどうなっていたのか?