世界的にLGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)という「性的少数者」を認めようという左翼・リベラル・フェミニストの動きが加速して日本にもこうした流れが入ってきた。
女性たちもこれに許容を示して「彼らの権利を認めるべき」としたり顔で言って、一部の議員も「LGBTの差別は許されない」としてLGBT理解増進法なる法案を出して、それを強引に押し進めようとした。
多様性と協調という美しい言葉で、左翼・リベラル・フェミニストはそれを世間に認めるように言った。
そんな中で「心は女・体は男」、すなわち見た目がどう見ても男の人間たちが、「女子トイレに入る権利」「女性用の銭湯・スパに入るのも権利」「女性用の空間を使って当然」と言い出し始めた。
実際にアメリカでは「女装しているがどう見ても男」が勝手に女子トイレやSPAに入ってきて問題になってきている。しかし、彼らは「自分は心が女なのだ。トランスジェンダーだ。私を差別するな!」と訴えた。
「心は女・体は男」は、本人がそう主張しても、本当にその人物が「心は女」かどうかは誰にも分からない。本人しか分からない。つまり「性自認」というのは、いくらでも偽装できるものなのである。
この偽装可能な「性自認」を認めると、どうなるのか。当然のことながら、女性の裸を見たいだけの正真正銘の男性がトランスジェンダーでも何でもないのに女装して、堂々と女性トイレや女湯に入ることができるようになる。
「心は女」と言えば、女性用の空間を性的で邪悪な意図を持ったまま出入りできるようになっていくのである。