◆高齢者が若返っていく薬はすでに見つかった。それはいつ実用化されるのか?

◆高齢者が若返っていく薬はすでに見つかった。それはいつ実用化されるのか?

世界的に高齢化が進むに従って、研究開発が進化している分野がある。それが「アンチエイジング」の分野である。老化は避けられないと言うのは誰でも知っていることなのだが、同じ老化するにしてもここ最近の高齢層の体力や容貌は昔とまったく違っている。

1970年代くらいまで、50過ぎれば見栄えも「老人」だった。そして、60代になればだいたいの人が死んでいた。しかし、いまや60代で死ねば「若いのに」と言われるような年齢なのである。

見栄えについては非常に個人差があって、その人のライフスタイルによって50代なのに70代以上に見える人もいれば、60代なのに10歳以上も若く見える人もいたりする。

酒、タバコ、暴飲暴食、不眠を恒常的に繰り返して屋外で日光に当たるような仕事をしていた人の見栄えは見た目年齢以上に老ける。健康寿命も短い。一方で、屋内でストレスもなく過ごし、健康に気をつけて酒もタバコもしない人は見た目年齢も若々しかったり健康寿命も長かったりする。

高齢者になればなるほど見た目を若々しく保つというのは、実は生きる上で非常に大切なことであるというのは以前から言われているし、ブラックアジアでも取り上げたことがある。(ブラックアジア:年齢がいけばいくほど格好をつけた方が健康に良い理由とは

全体的に見ると、アンチエイジングについては個人的な努力に帰結すると言える。しかし、いまや高齢化は医学によって制御できる時代に入りつつある。

ところで、すでに肥満は薬で治す時代に入った。日本ではまだ浸透していないが、欧米ではいち早くメディカルダイエットの時代がやってきている。(ブラックアジア:メディカルダイエット。アンダーグラウンドの住民は努力が嫌いだが効く薬は好きだ

それと同じように、今後は高齢化も医学で「治す」のが当たり前になるのかもしれない。

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