木原誠二官房副長官が、妻の元夫の怪死事件を揉み消したとか、愛人がいたとか、公選法違反の疑いがあるとかで、連日のように週刊紙に追求されて窮地に落ちているのだが、その関連で今度は「違法デリヘル店を利用していた」こともスッパ抜かれて、ますます追い込まれてきている。
ここまで来たら、恐らく岸田首相も火の粉を振り払うために木原誠二氏を切り捨てるしかなくなってくるので、1ヶ月以内には木原誠二氏は官房副長官の座から降ろされることになるのではないか。
木原誠二が政治権力を使って妻の捜査を打ち切らせた疑惑は、もちろん「権力者であれば、捜査すらもうやむやにできるのか?」と、人々の怒りを買うのに十分な出来事だった。
そこに降って湧いた「違法デリヘル店の常連客だった」の記事は、官房副長官としての木原誠二の信用をより傷つけ、貶めるものになる。「こんな人物を官房副長官にしておくのはいかがなものか?」と野党からも世間からも批判を受ける。
「違法な風俗を利用するのであれば、政治的にも何か違法なことをしているに違いない。信用ならない」と言われるようになり、もし官房副長官を更迭されたら、場合によっては政治生命も断たれることになってしまうのかもしれない。
ちなみに木原誠二は財務省人脈であり、経歴も超エリートである。それがゆえに財務省人脈の中にある岸田首相も、木原誠二を気に入っていた。だからこそ官房副長官としてそばに置いたのだが、それが裏目に出てしまっている。
まさか、財務官僚のエリート政治家が、疑惑ある銀座の女を妻にして、愛人を作って、違法デリヘルを利用していたとは岸田首相も思わなかったのだろう。下半身はあまりにもルーズだった。