一般

東南アジア

汚職まみれのフィリピンでふたたび「ピープルパワー革命」が起きても驚かない

汚職を温存するシステムが強力に動いているのだから、こんな国が力強く経済成長できるわけがない。国民は萎縮し、政治的な発言や活動を控えるようになっている。「貧困層を守れ」という訴えでさえ「国家に敵対する行為」として扱われるだから、もう完全に腐り...
貧困・格差

あなたも「自由」という言葉の持つ爽やかなイメージに騙されていないか?

経済格差を生み出す社会の閉塞感は、個人のテロとなってポツリポツリと現れているのだが、最終的には貧困層による「自暴自棄の襲撃」や「テロ」は日本でも珍しくなくなると私は考えている。ターゲットになるのは、富裕層や上級国民、あるいは弱者を嘲笑する文...
貧困・格差

日本人は先進国で生まれて「運が良かった」はずだが誰もそれを享受できない?

日本は曲がりなりにも先進国である。「まだ、個人の努力で成功をつかみ取るチャンスは残されている。努力で成功することは不可能ではない」と主張する人もいる。だがもっと時代が進めば、もう個人の努力ではどうしようもないほどの地獄になってしまう。(鈴木...
ブラックアジア書籍

小説『ストレッチマーク』と、その舞台になった背景の解説

本日、アマゾン・キンドルでブラックアジア的短編小説『ストレッチマーク 〜真夜中の女たちが隠していたこと』を修正したものをアップしました。短編小説ですので、まだお読みになっていない方は、この機会にさらっと楽しんでください。二転三転のどんでん返...
東南アジア

犯罪はますますワリに合わなくなった。逃亡して整形手術をしても逃げ切れない?

犯罪は、うまくいけば高いリターンをもたらすように見えるが、常に大きなリスクが存在する。潜伏中は絶えず警察の追跡を恐れ、精神的にも社会的にも孤立する。それは、得られる金銭的利益と釣り合わない。短期的な利益を得ても、結局は自由を喪失し、社会的に...
自然破壊

殺人的レベルの熱波と湿気。死者は増え、食糧危機、水危機、気候移民が続出する

世界各地でこれまでにない規模の熱波や異常気象が起きている。現在は、1950年代と比較して熱波の頻度は約3倍、持続時間は約2倍に増えている。もう昔の「暑い」とはレベルが違う。私が気にしているのは、平均気温の上昇が、社会のもっとも脆弱な層にもっ...
社会

富裕層は自分たちの特権を正当化するのに「学歴」というツールを巧妙に使う?

現在の先進国は「民主主義」だと思われているが、それは間違いだ。本当は「資本主義」なのだ。それも、弱肉強食の資本主義だ。そのため、現代は資本主義特有の特権階級がある。現代社会の特権階級というのは、「金持ち」「資産家」のことである。彼らは何でも...
インド圏

ネパールで起こっている暴動は、馬鹿政治家の馬鹿息子の贅沢が可視化された結果

2025年夏、TikTokやRedditなどで政治家の子弟が投稿した写真や動画が拡散し、批判が一気に広がった。高級ブランドのバッグや衣服、数千万ルピー相当の高級車、ヨーロッパやアメリカでの留学生活や豪華な旅行の様子が公開され、多くの若者の目...
ライフスタイル

「楽観の罠」に陥ることは自滅の一歩。私自身は「悲観は保険」だと思っている

たとえば、日本の未来を考えるとき、いまだに「何とかなる」「政治が何とかしてくれる」「自分の代は大丈夫」と楽観的に考えている人もいる。そういう日本人の楽観の総意が、今の日本の凋落を招いたかもしれない。日本の凋落は間違いないので、「今よりも状況...
心理

批判者や敵対者を転向させるよりも効率が良く成功率も高いたった1つの方法とは?

批判者や敵対者とはわかりあえなくてもいい。敵対したままでもいい。嫌われてもいい。好かれる努力をしなくてもいい。見捨てていい。自分の貴重な時間を使って説得しなくてもいい。相手に合わせなくてもいい。相手を理解しなくてもいい。あっさりと断ち切れば...
社会

「80代の親にいつまでもタカリ続ける50代の子供」の問題は、もっと深刻化していく

大学卒業後も定職に就かず、アルバイトや短期雇用を転々とし、やがて働かなくなり、自宅に引きこもり、生活費をすべて親に頼るようになる子供も少なくない。親は「我が子が困っているのだから、しかたがない」とあきらめ、それを受け入れる。この構図が長期化...
病み

精神疾患が全世界で急増。世界人口の約8人に1人が精神疾患を抱える異様な事態に

世界保健機関(WHO)が2025年9月に発表した最新の報告によれば、世界で精神疾患を抱える人の数がついに10億人を超えた。精神疾患の拡大は、現代の社会における静かな崩壊を示しているようにも見える。日本社会もまた「自殺大国」である。つまり、私...
自然破壊

ゴミが、山に、空き地に、海に捨てられ、地球のありとあらゆる場所がゴミまみれに

モノを作るために環境破壊し、モノを破棄するために環境破壊する。つまり、人類は巨大消費経済の中で、二重の意味で自然破壊をしているということになる。俯瞰して見ると、ひどく滑稽だ。キレイな環境を望みながら、自分の住む環境を破壊しているのだから。(...
東南アジア

タイの首相がついにクビに。昔からこの国の「真の支配者」は首相ではなかった?

ペートンタン・シナワット首相のクビは、政変でも何でもない。彼女自身の未熟さと軽率な行動が招いた必然的なものだ。ペートンタンは首相としての器を欠いていた。完全に「自滅」である。ペートンタンが首相の座に就いた瞬間から、遅かれ早かれ何らかのトラブ...
心理

強盗事件の検挙率は99.3%だが、それでも強盗してしまう人に足りないものとは?

無意識に選択を間違えるタイプというのは、「目先の利益」を優先してしまうタイプが多い。将来のために我慢した方がいいとわかっていながら、どうしても目先の誘惑に目が奪われる。短絡的であるとわかっていても、目先の利益に引きずられてしまうのだ。(鈴木...
東南アジア

フィリピンの留守児童。貧困拡大で日本でも「留守児童」が増えてもおかしくない

フィリピンの留守児童は、海外労働に依存する社会の中で必然的に生まれてきた存在である。親が国外で働き、仕送りによって家計を支えるという仕組みが広く定着した結果、数百万規模の子供が親の不在を抱えたまま成長する。これは貧困が広がる社会ではどこでも...
貧困・格差

「若者の車離れ、恋愛離れ」などの最後には、何か到来するのが気づいているか?

「若者の車離れ」「若者の恋愛離れ」「若者の海外旅行離れ」等々、いろいろ言われているが、別に若者が急に無気力になったわけではない。将来に何の希望もないから、「生活防衛」をしているに過ぎない。政治家・高級官僚の無能な施策が続くのあれば、最後にく...
病み

若者の自殺が増える絶望的な日本社会。「病み垢」に向かう若者の気持ちがわかる

日本では一度減少した自殺が2020年以降にふたたび増加し、特に若者の比重が高まっている。背景には、過度な学歴競争や教育格差、家庭の貧困があり、努力しても将来を描けない状況が広がっている。孤独を抱えた若者はSNS上の「病み垢」に居場所を求める...
インド

インドの株式市場はどう転ぶか?トランプ大統領とモディ首相の強硬な姿勢の結末は?

今、インド経済は大きな試練に直面している。トランプ大統領がインド製品に対して追加関税を決定したのだが、その一部は合計で50%に達する前代未聞のものだった。この措置は8月27日に発効予定であり、米印間で予定されていた交渉は中止された。その中で...
貧困・格差

就職氷河期世代。無能な政治のツケをかぶった上に自己責任だと足蹴にされる地獄

就職氷河期世代が社会に出てから20年以上が経過したが、その多くはいまだに安定した正社員雇用を得られていない。40代後半から50代前半の非正規雇用率は約20%に達しており、他の世代よりも高い水準にある。無能な政治のツケをかぶった上に自己責任だ...
インド圏

バングラデシュ。政治的カツアゲが横行して経済が停滞している新興国の国のひとつ

バングラデシュでは、政治団体や議員が大企業から零細商店、さらには個人にまでショバ代をカツアゲして回っている。表向きは「寄付」「警備」「通行料」などの名目となっている。拒否した場合、営業妨害や物品破壊、虚偽の犯罪告発など、荒っぽいやり方で商売...
インド

トランプ大統領の恫喝関税外交にインドが反発している。反米感情に火がつくか?

トランプ大統領の恫喝関税外交は敵を作りまくっている。今回のトランプ大統領による「50%関税」発言は、インド国内で即座に強い反発を呼び起こしている。インド側から見れば、これは主権にかかわる問題であり、外国からの介入や命令として受け止められた。...
東南アジア

フィリピンを拠点にした詐欺。「年利最大24%の利息」なんかを信じた時点でカモ

フィリピンを拠点に不動産業などを展開していたとされる「S DIVISION HOLDINGS INC.」の関係者たち9人が、無登録で外国社債を販売し、約2,400人からおよそ170億円を集めていたとして逮捕されている。この詐欺師たちが用いた...
心理

未来に対する不安と恐怖が、知らないあいだに心理を悪化させていく時代に入った

現代のように先行きが読めない状況で、脳は不安の増幅装置となる。経済の急変、国際紛争、災害、感染症といった予測不能な事態は、脳の中で「危険信号」を発し続け、精神を休ませる時間を奪っていく。この特性が強い人は、やがて精神的にむしばまれていき、鬱...
心理

正しい判断を妨げる自己中心的な性格。トップがそうだと組織は自壊に向かっていく

誰でも常に正しい判断ができるわけではない。人は誰でも常に「毎日」何かを間違えたりしている。なぜなら、誰でも正しい判断を阻む要因を持っているからだ。客観的に見るとわかるのに、本人だけ正しい判断が見えなくなる。もっとも根本的なものは「自己中心的...
東南アジア

2050年には世界の海に存在するプラスチックの重量が魚の重量を上回るかもしれない

国際機関の統計によれば、アジア太平洋地域では毎年約6億トンの廃棄物が発生しており、その中でもプラスチックごみは年間約1億トンを超えた。このうち約29%は不適切な管理のまま環境に流出し、河川や沿岸部から海洋へと拡散している。絶望的なのは、この...