一般

一般

人間はなぜ火を拝むのか。そして、儀式の最終的な目的とは何だったのか?

現代のアフガニスタン・パキスタン・インドを含む広大な地域には「インダス文明」という巨大な文明が栄えており、広大な範囲から膨大な遺跡が発掘されている。そのうちのひとつは「モヘンジョダロ」と呼ばれる有名な遺跡である。モヘンジョダロは広大な遺跡で...
一般

チャーハン・タコスと、タイのカレーラーメンと、沖縄のスパムの話

1990年代、私はまだ危険ではなかったメキシコに何度も訪れていたのだが、何を食べても豆ソースがかかっているメキシコ料理やタコスに飽きが来て、ある夜とうとうアジアの料理が食べたいと熱望した。しかし、東南アジアから遠く離れたメキシコで東南アジア...
東南アジア

腐敗した警察官は権力を持った暴力団。そして世界は腐敗で満ちている

警察官は公僕であり、常に犯罪を取り締まるのが仕事であるはずだ。ところが、現実は必ずしもそうなっていない。カネが絡めば、警察官も腐敗する。警察官という立場を利用してカネを稼ぐのは、実は「造作もないこと」だからだ。具体的に、どうするのか。犯罪者...
一般

社会をよく見れば、人間は愛と同じくらい暴力を欲していることに気付く

人は互いに愛し合う。人は愛情や友情がなくては生きていけない。人は優しさがなければ耐えられない。だから、多くの人が愛を求めてさまよい続ける。しかし、一方で人は暴力を求めるという矛盾した性格を持つ。ひとりの人間の中に、愛と暴力が共存している。兵...
中国

すべてを中国共産党政権の支配下に収める野望はやがて日本に牙を剥く

香港の「逃亡犯条例」改正案は、103万人に及ぶ国民の大反対のデモと大混乱を引き起こした。(ブラックアジア:揺れる香港。逃亡犯条例改正案が通れば、もう香港の一国二制度は終わり)混乱が続く中で、世界各国の非難を見た香港特別行政区行政長官キャリー...
中国

揺れる香港。逃亡犯条例改正案が通れば、もう香港の一国二制度は終わり

香港は「一国二制度」で、中国共産党政権の直接支配になっていない。香港は「特別行政区」として民主主義で運営されている。しかし、中国は徐々に香港を「中国化」しようとしている。2011年には義務教育に中国共産党政権を賛美するような教育カリキュラム...
一般

「きれいごと」を押しつける社会に対する反撥と怒りが湧きあがっている

オバマ前大統領時代、アメリカは「ポリティカル・コレクトネス」が極端化していた。これは「政治的に偏見や差別のない言葉や用語を使おう」という優しさと理想の元に始められたものなのだが、これが徐々に人々を苦しめるようになっていった。なぜか。「ポリテ...
貧困・格差

身分証明書も現金も携帯電話も何もかも捨てて家出して生きられるのか?

2018年に起きたありとあらゆる事件の中で、私が最も忘れがたく今でも気になっているのは、福岡県大野城市で起きた事件だ。取り壊し寸前のボロボロのアパートに2年間放置された女性の遺体があって、70代の内縁の夫が逮捕されたのだが、この夫は妻が何者...
東南アジア

チャトゥチャック。バンコクの土日に開催される最大級の市場(追記:火事)

(タイ・バンコクで人気のある観光スポットに、チャトゥチャック(ウィークエンド・マーケット)がある。1坪店が密集し、衣類から小動物まで、ありとあらゆる雑貨がここで売っている。ここが2019年6月3日に大規模な火事に見舞われている。被害は大きそ...
一般

「勝手に親の都合で産んだ」と毒づく息子を殺す。引きこもり問題は広がる

日本では、ここのところ刺殺事件が続いている。名古屋の路上でひとりの男が知人を執拗に殴打して最後にドスを突き立てる事件も起きていたし、新宿のマンションで女性がホストを刺して血まみれにする事件も起きた。このどちらの事件も現場の生々しい動画や写真...
中国

中国人でもない私たちも中国政府に個人情報のすべてを盗まれて監視される

今、中国政府が徹底的に隠蔽している情報がある。「六四天安門事件」である。なぜ中国政府はこの事件を隠すのか。それは、政府が「民主化を求める学生や一般市民1万人を大量虐殺した事件」だからだ。「民主化」「市民大量虐殺」「六四」とあるように、天安門...
一般

帝国は勃興し没落するが、アメリカが今すぐ没落するとはまったく思わない

かつて「太陽の沈まない国」と言われていたのは世界各国を植民地にしていたスペインとイギリスだった。なぜ「太陽の沈まない国」なのか。この二国は世界中に植民地を持っていたからだ。植民地をも領土と考えると、ある領土で太陽が沈んでも、他の領土で太陽が...
一般

不始末の尻ぬぐいをする善意の行動がアルコール依存者をより深刻化させる

野生動物にエサを与えるようになると狩りを止めてしまい、エサに依存するようになる。ほぼ、すべての動物がそのようになっていく。依存する方が生きる上で合理的であると思うと、動物は本能的に依存する方を選ぶ。狩りをするよりも、依存する方が楽だからだ。...
一般

100万種の動植物が絶滅する。今後は人間も生きるのがつらい環境へ

ツシマヤマネコ、イリオモテヤマネコ、ダイトウオオコウモリ、ハヤブサ、ライチョウ、カンムリワシ、サンショウウオ、ニホンウナギ。日本に棲息するこれらの生物の姿を思い浮かべることができるだろうか。これらの生物には、ある共通点がある。それは「すべて...
一般

「史上最強の制裁」を科せられるイラン。中東では新たな戦争が勃発するか?

今、日本人はアメリカ主導による北朝鮮への経済制裁に注目して、追い込まれていく北朝鮮の行方に注目している。しかし、経済制裁されているのは北朝鮮だけではない。アメリカは、2019年5月1日よりイランに対して経済制裁をより厳しいものにしている。5...
インド

アジアの音。インドのタブラ、中東のダラブッカ、インドネシアのガムラン

音楽の根底は「声を音として自在に扱う」のと同時に、「打って音を出す」というのが最も本能的なものであるように思う。「打つ音」というのは、それだけで精神を高揚させる効用がある。原始の血が燃えるというのだろうか。打ち鳴らされる音やリズムによって陶...
一般

社会に合わないというだけで病気扱いされていく構造は知っておくべきだ

インドネシアもスマートフォンが爆発的に流行している。Oppoのような中国製の安いスマートフォンが売れていて、iPhoneのような高級品も中古で出回っている。インドネシアは日本以上のスマホ社会になりつつある。そこでインドネシアのいくつかのロー...
一般

差別を隠れ蓑にして自分の悪徳や自業自得を相手に責任転嫁するサイコパス

差別をするのは良くない。それは当たり前のことだ。しかし、差別を隠れ蓑にして自分の悪徳や自業自得を相手に責任転嫁してなじるのはさらに最悪だ。それこそが新たな軋轢を増幅するものだからである。たとえば、自分の主張ばかりで他人の話をまったく聞かない...
一般

グローバル化で、いずれテロや戦争という巨大な暴力は日本にも上陸する

日本はすでに第二次世界大戦以降、約70年に渡って国内が戦争に巻き込まれていない。東京大空襲も、広島・長崎の原爆も、もうほとんどの人間が知らない。だから、テロや戦争で日常がいかにもろく瓦解し、吹っ飛んでいくのかについては、あまり想像力が働かな...
一般

ヒーローが暴力をふるうと人々は奇妙なことにそれを暴力として認識しない

「正義を強調すればするほど世の中は悪くなる」このように言えば、驚く人もいるかもしれない。「正義が勝つと世の中は良くなる」という結論以外に何かがあると思っている人はほとんどいない。しかし、本当のことを言えば「正義を強調すればするほど世の中は悪...
一般

苦しみたくなければ、食べ物に関しては思想・哲学を持ち込まない方がいい

最近、ヨヴァナ・メンドーサ・アイレスという女性が、魚を食べたということで袋叩きにされる事件があった。魚くらい世界中どこでも普通に食べられているのだが、なぜ彼女が普通の魚を普通に食べて批判されたのかというと、彼女は「自分がヴィーガンである」と...
一般

政府が与えてくれた「10連休」を、旅で消化するのは悪い選択肢ではない

2019年のゴールデンウィークは、新天皇の即位に伴って2019年に限って5月1日を祝日とすることが決まったので、空前絶後の「10連休」となる。長いバケーションを取る欧米人にとって10連休くらい大したことはないはずだが、日本人にとって10連休...
一般

管理が行き届くと秩序が国にみなぎるが、徹底されると不都合なことが起きる

日本人は、特に国家に押さえつけられているわけではない。しかし、基本的に街にはゴミひとつ落ちていない。人々は、たとえ車が一台も来ていなくても、ほとんど信号無視はしない。時間もきちんと守られる。人々は列を乱さない。人々は礼儀正しい。そして、街を...
一般

「健康」など鼻で笑っていたアメリカ人も不安を感じるようになっている

最近は、アメリカでも不健康な食生活からの脱却が言われるようになり、コカコーラやペプシのような砂糖まみれの炭酸飲料は敬遠されるようになっているし、ピザやハンバーガーのような油脂まみれの食品も避けられるようになっている。「健康」など鼻で笑ってい...
一般

世界人口の62.5%は、「平和が第一」とはまったく思っていない

最近、また気になったことがある。「平和」に関する日本人の認識だ。次の元号が「令和」に決まって、日本人は「平和への祈りが込められている」と世界に誇っているのが、とても無邪気で無防備に感じた。平成の「平」は平和の「平」だ。令和の「和」は平和の「...
心理

暴力も自殺も、まるで伝染病のように人々の心に乗り移るという事実を知れ

私たちは「伝染病」と言えば、ウイルスが人から人へと伝染していくインフルエンザのようなものだけを想像する。しかし、伝染するのは病原菌だけではない。強い感情もまた人から人へと伝染していく。たとえば、憎悪だ。それはとても強い感情なので、共鳴するに...