資本主義

多くの人は「自分は金を愛している」と思っているが間違っているかもしれない

誰もが「金が欲しい」と思っている。金は必要だし、金は役に立つし、金がないと何もできない。だから、多くの人は「自分は金を愛しているはずだ」と思っている。しかし、本当の意味で金を愛している人は実はそれほどいないのではないかと私は秘かに思っている。(鈴木傾城)

借金。最初は数万円の小さなものが最後に雪だるま式に膨れ上がっていく

社会がじり貧になっていけば、必ず増えるのが借金問題だ。社会がじり貧になるということは、仕事が見付からないか、見つかっても賃金の安い仕事しかないことが多い。 それでも収入がゼロよりも悪い条件の方が金が入るだけマシなので誰もが我慢して悪い条件での仕事を選ぶのだが、そうするうちにどんどん生活に追い詰められ、借金に手を出す。 本来であれば、こうした生活苦の借金は自転車操業と化して、最後には返せなくなること […]

◆「払えないカネ」のために高収入のアルバイトで風俗に行く女たち

貧困の女性はすべてが身体を売るわけではない。貧困でも身体を売らずに生きている女性はいくらでもいる。安いところに住み、節約し、我慢し、工夫してやりくりすればギリギリのところで生きていける。 しかし、「払えないカネ」があればそうはいかない。 期限が定められているので、我慢すればやり過ごすということができない。何が何でも期限までにカネを作らなければならず、そのために高収入のアルバイトか何かを探すしかない […]

◆10万人の少女が売春をする国。彼女たちを28ドルで買っている男たち

世界は、すべてにおいて「不公平」である。そして、不公平さは強者と弱者を生み出す。 世の中の圧倒的多数の人は、不公平に気付いてもそれに対して何かしようとはしない。不公平な社会の中で、弱者を救おうともしないし、逆に弱者の弱みにつけこもうともしない。つまり、彼らは傍観者だ。 人々が傍観者になるのは仕方がないことだ。誰もが人生を生きるのに精一杯だ。 しかし、世の中には不公平を憂いて弱者を救済しようとする人 […]

◆「正しい子宮から生まれて来たか」で格差が決まって埋められない現実

日本財団は「子供の貧困対策を取らなかった場合はどうなるのか」という点に関して、「子供の生涯所得が減る」「政府の税収も減ってしまう」という二点に問題が発生することを報告している。 しかし日本だけではなくアメリカもそうなのだが、この格差が社会に問題をもたらすと警鐘が鳴らされ続けているにも関わらず、問題を解決するのは難しい。 その理由は明らかだ。現在の資本主義の構造からして、格差の是正はほぼ不可能だから […]

◆好きでもない仕事を長時間せざるを得ない状況で要領が悪ければ破滅に向かう

2018年5月25日、日本政府は「働き方改革関連法案」を賛成多数で可決したのだが、この法案に盛り込まれた「高度プロフェッショナル制度」を巡って怒声が飛び交う騒ぎとなった。 高度プロフェッショナル制度とは、年収1075万円以上の人間を労基法による労働時間の規制の対象から外し、残業代も支払わなくても良いという制度である。 これに懸念が示されているのは、「いずれ対象の年収がどんどん下げられていくのではな […]

◆地獄に堕ちれば少子化は解決できるかもしれない理由とは

テロや暴動で恒常的に危機に堕ちているアフリカ各国では人口が爆発している。内戦と破壊の中にある中東もまた人口爆発地帯だ。治安の悪化と日常的な暴力の中にある中南米もまた同じく人口増加地帯だ。凄まじい貧困が蔓延するインドもまた人口増加地区だ。 一方で、安全が確保された先進国は少子化に苦しんでいる。 治安が悪化して暴力が吹き荒れる世界では人口が増加する。安全になれば人口は減っていく。安全な国や社会の方が子 […]

◆どこに行っても同じ光景、同じ商品、同じ価値観で固定化?

2013年にインド・コルカタに行った時、何度かバスに乗っているのだが、そのバスの中で電話音がして男が耳に当てたのはアップルのアイフォーンだった。 インドでは今も物乞いビジネスで生きている人々もいるのだが、一方でアイフォーンを所有してコミュニケーションをしている人々も大勢いる。 2017年にカンボジアにいた時、知り合った女性はアンドロイドのスマートフォンを持っていて、私がアイフォーンを持っているのに […]