◆10階建てマンションで飛び降り自殺した17歳の少女はどういう少女だったのか?
2023年4月13日午前4時前。千葉県松戸市松戸の10階建てマンションの敷地内の駐車場で、17歳の少女2人が倒れているのが発見された。自殺だった。ひとりは即死、もうひとりは虫の息だったが搬送先の病院で死亡が確認された。 この2人が地面に叩きつけられるバーンという衝撃音を地域住民は聞いている。 このマンションの最上階の10階には2人の靴と2人の携帯電話、そして学校の制服の上着が置いてあった。遺書はな […]
2023年4月13日午前4時前。千葉県松戸市松戸の10階建てマンションの敷地内の駐車場で、17歳の少女2人が倒れているのが発見された。自殺だった。ひとりは即死、もうひとりは虫の息だったが搬送先の病院で死亡が確認された。 この2人が地面に叩きつけられるバーンという衝撃音を地域住民は聞いている。 このマンションの最上階の10階には2人の靴と2人の携帯電話、そして学校の制服の上着が置いてあった。遺書はな […]
つい数日前だが、タイの歓楽街であるパタヤで、ひとりのノルウェー人が寝室で自分の腹を自分で刺して自殺を図ったことが報道されていた。場所はサウスパタヤにあるホテルだった。 この54歳の男フランク・ジェスヴォルドは、腹を刺した後にあまりの激痛に耐えられなくなって、咆哮のような叫び声を上げてのたうち回っていた。 叫び声を聞いたホテルのスタッフがドアを何度も叩いて鍵を開けるように言ったのだが男が応じないので […]
現代の日本社会は、まるで若年層に次の3つの選択肢から好きなものを選べと言っているように見える。「無職」を選ぶか「極貧」を選ぶか「自殺」を選ぶか。このような閉塞的な社会は、これからもずっと続いていくのかもしれないが、もはや日本国民は限界に達している。(鈴木傾城)
閲覧注意世間的にはあまり知られていないのだが、歌舞伎町は「自殺の聖地《メッカ》」である。最も多い自殺の方法は「飛び降り」だ。 そのため歌舞伎町で夜働く人たちからが「歌舞伎町は空から人が降ってくるところ」と自嘲気味に言っている。(ブラックアジア:空から人が降ってくる街、歌舞伎町。境界線を踏み越えたら助からない) なぜ自嘲気味なのかというと、こんな街で生きていたら、いつどこで自分も空から飛び降りること […]
日本人はギリギリまで精神的なストレスに耐えて、耐えて、極限まで耐えて壊れていく。日本の自殺率が先進国で問題視されるほど高いのは、精神的に深刻な状態にある人がケアされないで放置されていることを意味している。だから、日本人の私たちは自分で自分の心を注意深く観察する必要がある。(鈴木傾城)
音楽は人々の感情をかき乱す。ある曲は陽気で楽しく明るい気持ちを掻き立て、ある曲はロマンチックな気持ちを掻き立て、ある曲は過去の郷愁を掻き立てる。 ジャンルも多種多様化し、人々の趣向も無限に広がった。音楽は大衆化されてあまねく広がり、私たちの文明はもはや音楽なしには成立しない。家族でも個人個人で音楽の趣味が一致することはない。 人の性格を知るには、その人が好きな音楽を知るのが一番早いと言われている。 […]
経済的にも人間関係にも苦境に堕ちた人たちは、楽しそうな人たちの姿や街の光景を見つめて、自分にも救いが来るかも知れないと根拠もなく一縷の望みを託す。しかし、孤独の中でクリスマスを終えて、自分には救いは来なかったことを知る。そして、心が折れる。(鈴木傾城)
(『9月の自殺者 全国で1805人 女性が大幅に増加 警察庁』と記事になっている。男性が去年よりも0.4%増えて1166人、女性が27.5%増えて639人、特に女性の自殺者が大幅に増えているという。4月4日に書いたこの記事を改めて読んで欲しい。まだまだ経済悪化の地獄は終わっていない) 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないのだが、これによって多くの学校が休校している。 そこで、子供の世話をしなけ […]
ちょうど一週間ほど前、タイのローカル紙『パタヤ・ニュース』に、白人(ファラン)が自殺していたという記事を載せていた。3日間で2人の白人(ファラン)が自殺に追い込まれていた。 ひとりはイギリス人だった。部屋の中で首を吊って死んでいた。金がなくなってどうしようもなかったのだと思われるが、詳細は書かれていない。もうひとりはスウェーデン人だったが、こちらはバルコニーで首を吊っていた。 別に珍しい事件ではな […]
2020年2月18日。世の中が新型コロナウイルスの恐怖で右往左往している最中、横浜市瀬谷区にある相鉄線の瀬谷駅でひとりの女子高生が自殺している。防犯カメラによると、彼女は特急が通過する直前に線路に飛び降りて死んでいた。 死ぬ前、彼女はホームのベンチにスマートフォンの動画を撮影している状態にして置いていて、自分が電車に飛び込む瞬間を撮影していたのだった。彼女は何日も前から「死ぬ」と宣言していた。そし […]
タイのショッピングモールは内部が吹き抜けになっているので、とても開放感がある。しかし、その作りのせいか、しばしば自殺者が出る。 パタヤのセントラル・フェスティバル・ショッピングモールでも今年の5月に自殺者が出ているのだが、上から人間が落ちてくるのだから、買い物をしていた人たちのショックはかなり大きいだろう。 死んだのはイギリス人の男だった。パタヤでは白人(ファラン)がしばしば自殺するのだが、詳細が […]
閲覧注意 日本人が「社会を知るためにテレビのニュース番組をいつも見ている」と自慢げに言っているのを日常で見聞きするが、私はそれを聞くたびに「それなら、なぜ日本のニュース番組に不満を表明しないのか」といつもぼんやりと思ったりする。 「ニュース番組が好き」と言う日本人には、「本当に好きなのか?」と聞いてみたいとも思ったりする。 日本人はテレビや新聞のニュース番組を見てそれがリアルであると思っているかも […]
私たちは「伝染病」と言えば、ウイルスが人から人へと伝染していくインフルエンザのようなものだけを想像する。 しかし、伝染するのは病原菌だけではない。 強い感情もまた人から人へと伝染していく。たとえば、憎悪だ。それはとても強い感情なので、共鳴するにしても反発するにしても、相手と同じ憎悪が当事者に発生して、どんどん広がっていく。 憎悪は理性ではなく感情である。感情は往々にして理性を超えるので、憎悪が蔓延 […]
(この記事を書いた10月4日から8日後にも飛び降り自殺があったので追記し、改めてトップに移動します。これが歌舞伎町で起きていることです) 先日、新宿の歌舞伎町で若い女性がビルの上で不安定に立ったり座ったりしている事件があった。 彼女の立っていたビルは、過去に何人も飛び降り自殺しているビルだったが、幸いにして彼女は飛び降りなかった。(ブラックアジア:歌舞伎町の自殺の名所。ホストに疲れた女たちはここで […]
真夜中や明け方に歌舞伎町のホテル街を野良犬のようにうろついていると、ストリートでホストと若い女性が激しく口論している姿を見ることがある。 大抵は、女性の方がかなり感情的になってホストに詰め寄って、ホストが反撃するパターンだ。 ホストに大金を注ぎ込む女たちにとっては、ホストと切れるというのは今まで注ぎ込んだカネが無駄になり、文字通り「すべてを失う」ことを意味している。必死だ。 ホストの方は女たちから […]
2014年11月5日に、タイ歓楽街パタヤで52歳のアメリカ人が飛び降り自殺しているが、仕事も金もなくした中での飛び降り自殺だった。 27階から飛び降りていたので即死だった。(仕事も金も尽きて売春地帯で飛び降り自殺したアメリカ人) 東南アジア最大の歓楽地を擁するタイでは、外国人が享楽に溺れきって金を失い、次から次へと自殺している。フィリピンでは外国人が「他殺」される事件が多いのだが、タイは外国人が「 […]
閲覧注意 2014年11月5日、タイの歓楽街であるパタヤで、ダグラス・レックス・ラインハートという52歳のアメリカ人男性が飛び降り自殺している。 この男は最近、仕事を辞めてタイのパタヤに来ているのだが、ここで金を使い果たして、タイの滞在期限も来てしまった。アメリカに帰りたくないと考えていたこの男は、帰国するよりも死を選んだ。 遺書を書き、アルコールをしこたま飲み、27階のコンドミニアムの窓から外に […]
東欧の貧しさはあまり日本人に知られていないが、ルーマニアもブルガリアもモルドバも、極貧と言ってもいいような状況の中で人々が暮らしている。 その結果、こういった東欧の国に住む女性たちはそのほとんどで人身売買の犠牲者となっている。現在、ヨーロッパ各国の売春地帯にいる白人の売春女性は、大半が東欧の女性で占められているとも言われている。 モルドバやウクライナをはじめ、多くの東欧女性が人身売買されて、強制的 […]
2011年11月17日の早朝に、南パタヤのプラタムナック山の道路脇で諫山久敏という61歳の人物が首を吊って死んでいるのが発見されている。 諫山(Isayama)という姓は日本でもあまりいないと思うが、ブラックアジアの読者のひとりにその諫山を名乗る人が会員登録をしている。 彼が自殺したパタヤはブラックアジアの舞台のひとつ。諌山という名前で会員登録を希望するメールがある。その後、まったくアクセスがない […]