
閲覧注意
親に意に沿わない結婚を強制され、自殺したインドの女性の現場の写真がある。首吊り自殺だったが、写真を見ると自分の足で身体を支えようと思ったらそれができる高さだった。彼女は足で自分を支えなかった。
それだけ、彼女は死の決意が強かったのだろう。親が決めたとは言え、自分の意思で決めたわけではない結婚が嫌だったのだ……。
インドでは結婚の多くが、いまも家族主導の「見合い結婚(アレンジド・マリッジ)」で決まっている。国際的な価値観の多様化が進んでも、このスタイルがインドでは維持され続けている。
昔の日本もそうだったが、結婚は個人の問題ではない。それは、家と家の結びつきだったのだ。
実際、既婚者の大多数が家族による紹介や仲介によって結婚している。自由恋愛を経た婚姻は依然として少数派の位置づけにある。統計データで言うと、90%が見合い結婚だというのでかなりの多さだ。
この状況は都市化が進む大都市であっても大きくは変わらず、伝統的な価値観が生活の中に強く残っていることが確認できる。
一方で、若年層の自殺率に注目すると、婚姻が女性にとって大きな負担になっている事実が統計から明確に読み取れる。
インド国家犯罪記録局が公表した最新の自殺統計では、全自殺者に占める若年層(18〜30歳)の割合は35%に達し、その中でも既婚女性が高い比率を占めている。女性の自殺者の中で既婚女性は全体の約63%だった。
結婚が彼女たちに精神的なプレッシャーを与えているのが伺える。これらの数字は年々悪化する傾向を示しているのが興味深い。このSNS時代、インドの女性も「外の世界」では自由に恋愛し、自由に結婚していることを知っている。絶望もひとしお強いのかもしれない。
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