ライフスタイル

◆「人生の最後の10年間」をどうするのか、今とても迷っているのが正直なところ

私は今年57歳になったのだが、ずっと前から74歳で死ぬと決めていたので、その通りだとすると後17年くらいの命である。 もしかしたら、交通事故だとか病気だとかで17年持たない可能性もあったりするのだが、ほどほどに健康であったとしても残りは17年だ。 この17年をまったく生活スタイルを変えずに生きるか、それともどこかを節目にして今やっていることとは違うことをやるのかを選択しなければならない時期に来てい […]

「自由が認められる社会が優しくて生きやすい」という認識が間違っている理由

個人事業主や起業家は自分の意志で経済活動をする。何をしても自由だ。しかし、彼らは大きなリスクを背負っていて、自分の試みが手痛く失敗しても誰も助けてくれない。自分で何でもできる代わりに、他人は一切助けてくれない。「自由」であるというのは、残酷な世界である。(鈴木傾城)

◆陶酔を手に入れる方法と、前だけ見させて過去を振り返らせない社会風潮の理由

「痛み止めになる」「咳もとまる」「頭痛も消える」「ケガにも効く」「痛風にも効果がある」「睡眠薬にもなる」と喧伝され、実際に猛烈な効果を発揮し、人々が「もっと欲しい」と切望した「夢の薬」があった。 さらにこの薬は、上記の効果以外にも「心から本気で幸せな気分になれる」という効果もついていた。 この薬は「阿片《あへん》」と言った。この多幸感を手軽に味わえる阿片は全世界で需要があって、これを世界中にばらま […]

自分は生き急いだ方がいいライフスタイルなのかどうかを先に考えて生きていく

貧困に落ちている人は「生き急ぎ」が発生する。宵越しの金は持たず、暴飲暴食に深酒もする。彼らは環境が悪いから健康に気をつけるのではなく、逆に自ら肉体の破壊に結びつくものに突き進む。どのみち生が短いのであれば、やりたいことはさっさとやっていた方が得だからだ。(鈴木傾城)

私たちが生きている世界は、「願えば叶う」ほど生やさしいものではない

場末の世界に流れ着いた女性たちは、話を聞いているとこちらまで絶望的な気持ちになるほど哀しい運命の渦中にある。生活能力のない家族、無責任な夫、空腹に泣き叫ぶ子供たちの声。そんな境遇に追われ、切羽詰まって夜の世界に堕ちる。どんなに頭が良くて聡明な女性でさえも、どん底(ボトム)の境遇に置かれてしまうと、悪い方に悪い方に転がり落ちていく。(鈴木傾城)

相手を変えるより、自分を歓迎してくれるところに行く方がずっと早いし合理的

「価値感」は外国と日本の文化的な違いだけでなく、日本人同士でも違いがいくらでもある。自分や相手が育ってきた時代や、育った場所や、育った環境や、親の性格で、ライフスタイルも考え方も、まるっきり違ってしまう。だから、同じ日本人でも年配の人と若者とは話す言葉も違えば、考え方も違う。(鈴木傾城)

脳の老化を防げ。脳の老化は年齢に関係なく誰もが自覚しておくべき重要事項だ

その人の脳が老化しているというのは、まわりは気づくのだが本人はなかなか気づかない。なぜなら多くの人は自分を客観的に分析することがなく、常に主観で捉えているからだ。そうでなくても、人間は自分を客観視できない性質がある。老いはまわりから見て歴然としているのに自分では認められない。(鈴木傾城)

「モノ」というのは基本的にそれ自体が自分の時間を奪う存在であると認識せよ

ブラックアジアの読者でも、いよいよコロナショックで生活が逼迫しつつあると連絡が来ています。とても大変なことであると思います。私たちの社会は今、人生で最も過酷な不況に突入しつつあります。本当に慎重に生きなければならない時代が来ています。急いでダウングレードと断捨離とシンプルに生きる方法を模索して下さい。あと、不要なモノを捨てて下さい。その理由は本文に書いています。(鈴木傾城)

あなたは、何色が好きだろうか? 色が人間の潜在意識に深い影響を与えていく

私自身は占いも信じないし、迷信の類いも宗教もまったく興味も関心もないので、自分の好きな色や社会が決めたシンボルカラーの類いで自分の性格が決まるとか、相手との相性が決まるというのはまったく信じていない。しかし、色は人間の潜在意識に無意識に影響を与えるというのは科学的事実であると思っている。(鈴木傾城)

病気にならない食事とは何かを求めているのに、食に関する常識が揺れている

糖尿病にも、動脈硬化にも、脳卒中にも、慢性腎臓病にもなりたくなければ、食事を見直すしかない。健康的な食事をしなければならない。世界的に、人々が健康に目覚めるようになっている。ところが、である。人々は「健康的な食事とは何か」「病気にならない食事とは何か」を求めているのに、最近は食に関する「常識」が大きく揺れているのである。(鈴木傾城)

自分の生きるべき場所ではないところで苦しみ続けるのは合理的ではない

生物学で重要な功績を残したチャールズ・ダーウィンは、当初は医者を目指していた。しかしダーウィンは医者の道に馴染めずに挫折した。ダーウィンは教師からも「一般的な知性レベルに達していない」とも言われていた。 しかし、ダーウィンこそが自然科学で最も重要な業績を残した人物であるというのは誰もが異論がないはずだ。 ダーウィンには医学という「場所」は合っていなかった。もし、ダーウィンが仕方なく医師になっていた […]

◆年齢がいけばいくほど格好をつけた方が健康に良い理由とは

私のまわりは3種類の男に分かれていた。1つはまったく格好に頓着せずボロを着て平然としている男。別の1つはやたらと格好にこだわって派手も奇抜も厭わない男。 そしてもう1つはそのどちらにも属さず、ごく普通の格好をしている男だ。 私は今までまったく自分の格好にこだわったことがなかったのだが、あまりにも格好が惨めだとまわりが相手にしてくれないので避けた。逆にあまりにも格好を飾るのも金がかかる上に金目当ての […]