ブラックアジア書籍

コ・サムイ。かつてドラッグとセックスの無法地帯だった島

タイは世界に名だたる観光立国であり、訪れる観光客は増え続ける一方だ。パタヤやプーケット島、サムイ島、ピピ島、パンガン島などはリゾート地としての設備を整えて、毎年押しかけてくる観光客の受け入れに余念がない。多くの観光客が訪れてリゾートとしての...
会員制

◆17歳で世界を手玉に取った。高級売春婦ザヒアに欧米が激震

サッカーは世界的にもっとも親しまれているスポーツで、サッカー選手は世界中の男女の憧れの的である。このサッカー選手を次々と手玉にとって稼いでいた17歳のコールガールがいた。一晩25万円で男たちをエスコートしており、彼女は身体ひとつでセレブにの...
ブラックアジア書籍

◆「久しぶり」と声をかけてくれた女性を覚えていなかった

真夜中だったが、派手な格好をした夜の女と、酔った男たちが大騒ぎしていた。相変わらず、バンコクはにぎやかだった。ソイ・カウボーイを出て、スクンビット通りを『テルメ』の方向に向かってふらふらと歩いていく。高架鉄道BTSのアソック駅ができてからだ...
会員制

◆シンガポールは、同性愛に対して考え方を変えるだろうか?

シンガポール編シンガポールのオーチャード・タワー前の道を歩くと、いろんな女たちがゆっくりと寄って来る。この日の夜も、背の高い、ほっそりとした大柄の女が近づき、一寸の隙もなく化粧で塗り固めた人なつっこい顔で笑いかけてきた。 あるシンガポール人...
ブラックアジア書籍

◆女の息づかい。目的はすでに失われ、ただ反復しているだけ

他国を巡ってバンコクに戻る。すでに夜になっていた。体調はあまりよくない。旅の途上であまりにいろいろなことがありすぎて疲労が蓄積していた。スクンビット通りやパッポンは人が多いので寄りたいとは思わなかった。しかし、ヤワラー(チャイナタウン)はま...
会員制

◆プムプアン・ドゥアンチャン。貧しい文盲の少女が大歌手に

プムプアン・ドゥアンチャンというタイ最大の女性歌手がいて、今でも多くの人たちにその数々のヒット曲が残されている。タイには「ルークトゥン(田舎者の歌)」と呼ばれる日本の演歌のようなジャンルがあるのだが、彼女が歌っていたのがこのルークトゥンだっ...
ブラックアジア書籍

フィリピンのキアポに巣くう女。裏のある女の仕掛けたワナ

夕方の喧噪《けんそう》が続いたまま、夜を迎えようとしているこの日、私はフィリピン首都マニラのキアポ地区の喧噪の中をゆっくりと歩いていた。キアポ教会周辺には、おびただしい数の露店、道わきに座り込んで古びた雑貨を売る物売りがいる。そこを外れると...
ブラックアジア書籍

◆白昼夢。「普通の人間」になろうと努力していたときのこと

ときどき、自分の心が日本にないことに気がつくことがある。目を開けたままアジアの白昼夢を見ているのだ。日本にいても、ふと見かけたアジアの女たちだけを見ている自分に気がつく。真夜中には夜の街にアジアの女たちを見付け、なぜ日本にいてもこれほどまで...
会員制

◆政府に叩きつぶされていくのが、アジアの欲望の街の歴史だ

タイ編1960年代から70年代においてベトナムとアメリカは、血まみれの戦争を繰り広げていた。東南アジアが共産化していくのを防ぐため、アメリカとソ連がアジアで代理戦争を戦った。戦争は長引き、アメリカ軍の兵士は疲弊し、軍は兵士を一時休養させるた...
ブラックアジア書籍

1998年5月、インドネシアのコタの街で起きたレイプと虐殺

インドネシアで経済の中枢をしっかりつかんでいる中国系の人々は、常に嫉妬や羨望の的だ。その事実は「中国系に搾取されているから他は貧しいのだ」という歪んだ感情となって鬱積してゆく。だから、暴動が起きると中国系の人々は真っ先に略奪の対象になってし...
ブラックアジア書籍

◆小悪魔のワナ。数を撃てば当たる戦略からラブレター本まで

パッポンのゴーゴーバー『キング・キャッスル』で、ある女性と意気投合したことがあった。情熱的で素晴らしい女性だった。一晩、彼女と一緒に過ごした。しかし、やがて朝がやってきて彼女は帰らなければならない。意気投合した仲で、別れがとても名残惜しい。...
売春地帯をさまよい歩いた日々

◆貧困の中で生きてきた女性が唯一持っていたのは何だったか

タイ編熱帯の国はどこでも豊饒な大地に恵まれていると考えるのは大きな間違いだ。たとえばタイのイサーン地方では土地が痩せて農作物の収穫は毎年苦しい状況にある。痩せ細り、水はけの悪い土地に農作物は満足に育たない。そんな不毛の大地を持つ地主が小作人...
ブラックアジア書籍

シンガポールのコー。虫が這い回る部屋に潜んで生きる

貧しさに困窮して海外に目を向けるタイの女性たちがいる。あるタイ女性はスイスへ向かい、ある女性は中東へ向かう。ドバイへ行く娘もいれば、シンガポールを目指す娘もいる。自国よりも稼げるところであれば、娘たちはどこにでも出ていく覚悟がある。日本で売...
東南アジア

バイオレンス。カンボジアに渦巻く暴力の裏に何があるのか

閲覧注意夜の売春地帯に行けば、カンボジアには暴力が剥き出しのまま転がっていることがよく分かる。たとえば、70ストリートで、銃を持った兵士複数が酔っ払って若いベトナム女性を取り囲み、小突いているのを見たことがある。誰が彼女を助けられるというの...
ブラックアジア書籍

母系社会。たくさんの男と寝る女性が「賞賛」される世界に

カンボジア編「売春婦」と呼び捨てられる女性は、どこの国でも孤立無援だ。世界中のほとんどの国が父系社会であることに根本的な理由がある。父系社会とは、男が社会の中心にいて、血統は男性側の家系図が書かれる社会のことを指している。世界中のほとんどは...
ブラックアジア書籍

ダイナ・チャンの祈り。売春するカンボジア女性の地獄

カンボジア編アジアをさまよって売春をする女たちと刹那的に一緒にいても、通り一遍では彼女たちの心の中を知ることは難しい。社会的な環境も違い、文化・世代・言語さえも違う。自分と一緒にいる娘たちの心の中に何が渦巻いているのか、その正確なところは男...
会員制

◆旅人は、自分の好きな国の平均寿命で、その国の現状を見る

現在、世界でもっとも寿命が短いのはアフガニスタン人である。約44歳にもなれば「よく生きた」ということになる。その理由は、もちろん国が無法地帯になっているからだ。満足な食糧も、医療も、福祉もない。病気になったら死んでいくだけだ。普通、人間は女...
ブラックアジア書籍

荒廃した肌。全身に吹き出物を抱えたタイ女性ナームのこと

シンガポールの紅灯街である「ゲイラン」は好きだ。実に退廃しており、それが陰湿で、剥き出しなのが素晴らしい。ハイエナにとって、シンガポールとはすなわちゲイランのことである。かつてシンガポールはゲイランの他にいくつかの地域が売春地帯として栄えて...
ブラックアジア書籍

◆狂気に憑かれたような目で、ゆっくり首を絞めてきたナーム

この日、久しぶりにソイ・カウボーイを歩いていた。ソイ・カウボーイは面白いストリートだ。バーの女性たちは店の入口で客を呼び込むのではなく、道を数人の女性で塞《ふさ》ぐように立ち尽くして、やって来る男に抱きついてくる。女性から目を反らしていれば...
ブラックアジア書籍

◆寂しがり屋のクーン。彼女が見つけたのはフェラチオの仕事

『スター・オブ・ラヴ』というバーがあった。バンコク・パッポンの中程に位置するあまり目立たない特殊なバーである。このバーはゴーゴーバーではないので、半裸で踊り狂う女性はいない。待機する女性も五人前後である。細長いカウンターと、擦り切れたような...
ブラックアジア書籍

◆バタムの売春村。マフィアの徘徊する売春村と捕らわれの娘

夕方も過ぎて徐々に暗くなって来ると、インドネシアの巴淡(バタム)島ナゴヤの喧噪は、少しずつ薄らいでいく。走っている車は相変わらず減ることはないが、人の姿は心なしか少なくなって来るのが分かる。開いていた雑貨屋やマーケットが閉じられ、一日の仕事...
ブラックアジア書籍

◆ブードゥーのパット。熱射病と、オープン・バーの人間模様

シンガポールで軽い日射病になった。しかし、もう航空券は取っていたので無理やり起きあがって空港に向かい、そのまま飛行機に乗り込んで何とかバンコクまでたどり着いた。いつもはエアポートバスをのんびり待ちながら空港に出入りする人たちの姿を見ているの...
会員制

◆インドネシア政府が、列車の屋根のただ乗り乗客を一掃作戦

発展途上国では列車の屋根にびっしりと人が「ただ乗り」しているのだが、もちろんそれは違法であるし、危険でもある。危険だと分かっていても、金がない乗客はそうせざるを得ず、またそういった人たちに対する同情心もあって、厳しく取り締まることはなかった...
ブラックアジア書籍

決闘場(スタディウム)。ハイセンスな売春パブと怒る女性

インドネシア首都ジャカルタは、高層ビルが林立する大都市にふさわしく眠ることはない。マンガ・ブザール通りを西に歩いて大通りに出ると、そこはハヤム・ウルッ通りである。夜の11時頃、マンガ・ブザールからハヤム・ウルッ通りに出て南に向かって歩いてい...
ブラックアジア書籍

◆売春島。インドネシア領バタムにハイエナが来ない理由とは

シンガポールから船で30分から40分ほどの距離に、その「売春島」がある。中国語で書くと「巴淡島」。日本語で巴は「は」、淡は「たん」と読むので無理すれば「はたん(HATAN」』とも読めないことはない。 実際にはバタム(BATAM)なので、なか...
ブラックアジア書籍

◆サラの裸の身体に付いていた、異様で驚くべきものとは?

シンガポールに近いインドネシア領バタム島……。夜が更けてハイエナの時間がやって来ると、蒸し暑い夜の街に出向いて一軒の店に入った。"Queen Bee's"(クイーン・ビーズ)である。昼間、何気なく街を歩いているときに偶然見つけた店だった。日...