シンガポールから船で30分から40分ほどの距離に、その「売春島」がある。中国語で書くと「巴淡島」。
日本語で巴は「は」、淡は「たん」と読むので無理すれば「はたん(HATAN」』とも読めないことはない。 実際にはバタム(BATAM)なので、なかなか近いと思う。
中国人が語呂合わせで作ったような、この「巴淡島」という漢字が好きだ。巴(ともえ)は波頭(なみがしら)をイメージ化したものを指している。淡(あわ)は淡路島の淡(あわ)である。
波頭が崩れて泡が立つ。そんな海にある島というイメージがこの巴淡(BATAM)にある。
バタム島はれっきとしたインドネシア領で、中国人とは何も関係ない。
華人(ノンプリ)観光客が押し寄せてゴルフやリゾートを楽しんでいたとしても、ここに住む人々はインドネシア人である。人々はインドネシア語を話し、インドネシアの流儀で生活が成り立っている。
多くの人々はムスリムであり、アジャーンがどこかのイスラム教寺院から鳴り響いているのが聞こえる。
適当な食堂に入ってフライド・ライスを頼むと、出てくるのは中国風の什景炒飯ではなく、インドネシア風のナシ・ゴレンだ。
そして、この島の売春女性は100パーセントの確率で……
(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきたカンボジア売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア インドネシア編』にて、全文をお読み下さい)
一昨年、バタム島へ行きました。勿論シンガポール経由で。
ナゴヤで、峰不二子そのものといった体型の女性を発見。
夕方の飛行機でジャカルタへ飛ぶ予定だったので、ショートで遊びました。
オジェックで飛行場へ向かうと、フライトキャンセル。次の便を案内されましたが、これは天啓とばかりに翌日に変えてもらい、再びナゴヤに戻って峰不二子を指名。同時にホテルも押さえてロングで連れ出しました。
情熱的で、献身的な対応に感動すら覚えました。
夢のようなひと時を過ごしたバタム島。また行きたいです。
ガウ