この日、久しぶりにソイ・カウボーイを歩いていた。ソイ・カウボーイは面白いストリートだ。
バーの女性たちは店の入口で客を呼び込むのではなく、道を数人の女性で塞《ふさ》ぐように立ち尽くして、やって来る男に抱きついてくる。女性から目を反らしていれば無理強いされることはない。
しかし、目が合うと大変だ。数人の女性に抱きつかれた上に、無理やり店の中に引きずり込まれてしまう。
こうやって路上に立って客を引いている女性たちが好きだ。もっとも原始的なビジネスの姿をそこに見る。
道に立って男に秋波を送り、店の中に引きずり込む。甘い声、甘い目つき、甘い匂い、柔らかい身体……そんな女の武器をすべて使って男を誘ってくる女に、男は抵抗する方法もない。
こんなソイ・カウボーイで出会ったナームも、そうやって抱きついてきた奔放な女性のひとりだった。
親しみのある笑顔に女らしい雰囲気は非常に好感が持てた。彼女は顔を何度となく見つめてきて、目が合うたびにとろけるような顔になってしがみついてくる。
タイ女性にしては色白で、顔の彫りが深く、非常に艶めかしかった。健全な香気というよりも、深酒をした娘が顔を火照らせて男に絡みつくような、どこか危うい香気に近い。そんな娘の熱い誘惑に負けて……
(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきたカンボジア売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア タイ編』にて、全文をお読み下さい)
いわゆるキメセクですね。
一度やったら引き返せないと思うのでやるつもりはありませんが、これを読んで過去に付き合っていた女性を思い出しました。
彼女は整った容姿をした色っぽい女性でした。こんな自分が彼氏になれたことに有頂天でセックスが楽しみで仕方なかったです。
普段は大人しく、おしとやかな女性でしたが、セックスになると別人のように乱れ、大変驚きました。
喘ぎ声というよりも悲鳴に近い声をあげ、ベッドの上で海老反りになり、終いには失神していました。
海老反りのまま失神しているので心配して軽くほっぺを叩いてもピクリともしません。
1分ほどで我に返りましたがその間の記憶は一切ないようでした。
もしかしたら幼少期に性的虐待のような封印された記憶があったのかも知れません。
私と別れたあとは、付き合ってる時に紹介した友人を誘惑するようになりました。
若くしてかなり妖艶な女性だったので、私を含め多くの男性を渡り歩いていると感じました。
外部摂取した麻薬でなく、自己分泌麻薬に狂っていたので、ある意味ヤーバーよりやっかいかも知れません。
ガウ