売春地帯をさまよい歩いた日々

◆【連載記念特典】アンナは、なぜ「コンドームを使わないで」と言ったのか?

連載「アジアの暗黒街で愛を探した男」にて、第20回の最終回記事『「終わった。人生、これで終わりだ」アジアの暗黒街で愛を探し続けた男が感じた”絶望と孤独”』が公開されております。ブラックアジアではあまり自分のことは書きませんでしたが、こちらで...
事件

◆那覇のホテルで殺されてしまった女性と、外国人を愛した女たちのことを思う

2026年10月3日午前2時10分ごろ、那覇市若狭1丁目のホテルに、1人の日本人女性と1人の外国人男性が入っていった。女性は那覇市国場に住む39歳の女性だった。チェックアウトの時刻を過ぎても応答がなかったため従業員が客室を確認した。女性はす...
貧困・格差

フィリピンで同時に起きている肥満と栄養失調の栄養問題の裏側にある事実とは?

フィリピンでは今、栄養失調と肥満の問題が同時並行で悪化するという奇妙なことが起きている。国が豊かになると栄養不足は減り、その代わりに肥満が増える。長期的に見るとフィリピンもそうなのだが、これはどちらも貧困の中で生きていた人の身体の問題なのか...
売春地帯をさまよい歩いた日々

◆【連載記念特典】ダイアナ。「わたし、とてもいやらしいのよ」と言う女性

連載「アジアの暗黒街で愛を探した男」にて、第19回の記事『米軍基地が去ってなお売春街として栄え続けた町・アンヘレス。かつてのパッポンを彷彿とさせるこの暗黒街で、男が一目惚れした相手の正体』が公開されております。ブラックアジアではあまり自分の...
鈴木傾城

◆人生には賞味期限がある。ブラックアジアを休載した後にやりたいことも同じ?

10月に入ったので、あらためて自分のことを振り返りたい。2025年に3度、2026年2月に1度、心臓の手術をして、現在は小康状態にあるのだが、今の心の中で感じているのは、いよいよ、人生の有効期限が切れてきたという感覚だ。術後というのは、身体...
一般

「入れない、滞在させない、逃がさない」タイは不良外国人の天国ではなくなった

ビザランで滞在を延ばし、教育ビザで籍だけ置き、期限が切れてもそのまま居座る。タイでは長年、そうした滞在が黙認されてきた。だがその抜け道は、2026年に入ってひとつずつふさがれた。入国拒否2万9490人、教育ビザ取り消し668件、国内摘発1万...
性病

◆フィリピンでHIV急拡大、公衆衛生上の緊急事態。この事態を招いた元凶は何か?

HIV・エイズは終わった問題なのか? どうやら、そうではなさそうだ。フィリピンのアンダーグラウンドがヤバいことになっている。フィリピン保健省が把握した新規HIV診断は、2025年1月から3月までのわずか3カ月間で5,101件に達した。前年同...
売春地帯

◆バングラデシュ最大の売春地帯ダウラディアで起きている権力争いと治安悪化

バングラデシュの首都ダッカから西へ約70キロ、パドマ川の東岸にダウラディアという村がある。ブラックアジアのバングラデシュ編を書いたとき、あえて名前は伏せていた売春地帯なのだが、私はこの売春地帯には何度も何度も訪れている。名前を出さなかったの...
書籍

稲垣栄洋『弱者の戦略』は、弱者であることを自覚している人間には最強の教科書

農学博士で静岡大学大学院農学研究科教授である稲垣栄洋氏の著書『弱者の戦略(新潮選書)』は、本当におもしろい。自然界を観察して得られた「弱者の戦略」の知見が、これでもか、これでもか、とありったけ詰め込まれている。この自然界の戦略は自分の人生に...
事件

◆エスコート詐欺が蔓延?世界中に張りめぐらされた「実在しない女たち」の網

日本のデリヘルは、世界では「エスコートサービス」に近い。サイトにアクセスして、女性に連絡を取って、自分のホテルに来てもらう。彼女たちはセックスを売っているのだが、サイトには「ロマンチックな体験を売る」と書かれている。検索エンジンに都市名と「...
女性問題

◆東京にとって若い女性は消耗品でしかない?それでも大量の女性が東京を目指す

東京は、若い女性を大量に飲み込むブラックホールとして機能している。2025年、東京圏全体で見ると、転入者は男性507,777人に対して女性601,961人であり、女性が男性を9万人以上上回っているというデータが出ている。東京が吸い寄せている...
貧困・格差

立ち退きを伝えられて憤りが限界に。家賃を滞納する高齢者は今後も次々と出てくる

2026年9月7日、東京都西東京市のアパートで、家賃保証会社の40代社員が刃物で刺され、全治6か月の重傷を負った。刺したのは、家賃を滞納し、その日まさに立ち退きを迫られていた66歳の男だった。行き場を失った高齢者による同様の事件は今後も繰り...
売春地帯をさまよい歩いた日々

◆【連載記念特典】タンガイルのアイシャ。タンガイル売春地帯の道のり

連載「アジアの暗黒街で愛を探した男」にて、第18回の記事『「背中は硫酸でケロイド状に溶けていた」「もしかしたらエイズかもしれない」アジア最悪の暗黒街でHIV感染の恐怖に耐えきれず男が検査を受けると…』が公開されております。ブラックアジアでは...
女性問題

◆拒絶されまくるセックスドール施設。世間は人形とのセックスに激しい拒絶心

セックスドール施設(セックスドール売春宿)という業態が、2017年前後から世界各地に出現している。人間の性労働者ではなく、シリコン製の等身大人形を時間貸しする店舗だ。カナダのトロントで開業した「キンキーズドールズ」は、30分60ドル、人形本...
貧困・格差

経済問題を抱えていると考えが鈍る。脳は経済の心配事をずっと考えて疲弊する?

よほどの金持ちでもない限り、私たちは誰でも「カネに困ったら悩みで頭がいっぱいになる」という現象は我が身を通して知っている。さまざまな実験でも、カネの心配を抱えていると考えるチカラが鈍ってしまうことが確認されている。貧困は知的能力を奪うという...
ポルノ

◆エミリー・ウィリス25歳で植物状態。ポルノ女優たちのドラッグ依存とケタミン

エミリー・ウィリスというアメリカのアダルト業界で頂点に立っていた女優がいる。彼女がカリフォルニア州マリブの高級リハビリ施設「サミット・マリブ」の門をくぐったのは当時25歳だった。彼女は2021年にはAVNアワードの年間最優秀女優賞を受賞し、...
売春地帯

◆一軒のバーが摘発されているが、アンヘレスには部外者には分からない愛もある

2025年6月1日、フィリピン・パンパンガ州の歓楽街アンヘレス市のバリバゴ地区で、一軒のバー「フィールド・センセーション」が摘発されている。摘発をおこなったのは、フィリピン司法省傘下の国家捜査局だった。この作戦で逮捕されたのは5人。彼らはい...
アフリカ

1年で320ドルの収入が世界最底辺。一人当たりGDPワースト10の国で起きていること

IMFが公表する一人当たりGDPで最下位に沈むのはブルンジだ。年間320ドル。1日130円にも届かない。ワースト10のうち9か国がアフリカに集中する。すでに最下層にいる国だが、成長率はマイナスなのでさらに困窮する可能性もある。どうして、こん...
売春地帯をさまよい歩いた日々

◆【連載記念特典】カマティプラ。診断女性の十人に六人がHIV感染者

連載「アジアの暗黒街で愛を探した男」にて、第17回の記事『「日本の女を拉致して連れてこい」…男と女が罵り合う地獄・インド最悪の暗黒街カマティプラで見た、人身売買が横行する貧困の極み』が公開されております。ブラックアジアではあまり自分のことは...
一般

◆今後は売春で買う側も処罰か?だが売春を法律で消し去ることは絶対にできない

東京・新宿の大久保公園周辺に若い女性が間隔をあけて立ち、通りかかる男が声をかけるのを待つ。この光景が大量に報じられるようになったのは2022年ごろからだ。多いときには50〜100人ほどが並んでいたのを私も確認している。彼女たちが急にそこに立...
東南アジア

タイ王国は、シンガポール・台湾・韓国のような先進国にはなれないかもしれない

タイが今後どんどん成長していくというストーリーは、もう捨てた方がいいのかもしれない。無能な首相、既得権益に潰される改革派、日本と同水準まで落ちた出生率、上がり続ける物価、実体経済とかけ離れたバーツ高。今後、タイが大きな成長を遂げる要素が刻々...
一般

◆ロマンス詐欺の猛威。手口が洗練されてきているので逃げられなくなっている?

ロマンス詐欺が猛威を振るっている。2026年7月2日、警視庁大崎署は横浜市に住む22歳の会社員の女を詐欺の疑いで逮捕した。被害者は東京都品川区の70代男性である。2人がマッチングアプリで知り合ったのは2025年3月だった。女は「大学院に追加...
売春地帯をさまよい歩いた日々

◆【連載記念特典】鉄格子の奥の売春宿。突如として、女性を殴るオーナー

連載「アジアの暗黒街で愛を探した男」にて、第16回の記事『彼女は私の顔にツバを吐いて逃げた…荒んだ世界一の暗黒街ムンバイ・カマティプラとフォークランド・ストリートで見た「男の地獄、女の地獄」』が公開されております。ブラックアジアではあまり自...
東南アジア

スラムはいつでも燃え上がる。焼け落ちたら住民は戻れなくなり生活の基盤を失う

スラムは燃え広がりやすい環境になっている。私の知っている東南アジアのスラムのほとんどは大火災に見舞われている。そして、スラムが焼け落ちると、もう住民は戻れない。フィリピン・ケソン市で4000世帯を焼いた大火も、そこに住んでいたスラムの住民を...
書籍

◆デリヘル、出稼ぎ、ソープ。新刊『限界ヒリヒリ』の著者*曼荼羅*さん(2)

前編はこちら!*曼荼羅*さんは33歳で風俗業界に足を踏み入れているのだが、最初に選んだのは、デブ専のデリヘルだった。面接は3か所回り、最も「アットホームそう」な店に決めた。もちろん、初めての業界で正解が分かるはずもない。面接で「私、ゴムの付...
人身売買

◆メキシコの人身売買タウン。女性が足を踏み入れると、帰って来られない場所

カルラ・ハシント・ロメロという女性がいる。世界の反人身売買運動にかかわる人間のあいだでは有名な女性だ。彼女は1990年代初頭に生まれたメキシコ人女性で、今はメキシコシティで娘たちと平穏に暮らしている。彼女は各国の議会や国際会議で証言を重ね、...