◆サラの裸の身体に付いていた、異様で驚くべきものとは?

◆サラの裸の身体に付いていた、異様で驚くべきものとは?

シンガポールに近いインドネシア領バタム島……。夜が更けてハイエナの時間がやって来ると、蒸し暑い夜の街に出向いて一軒の店に入った。”Queen Bee’s”(クイーン・ビーズ)である。

昼間、何気なく街を歩いているときに偶然見つけた店だった。日中でも目立つロゴが気を惹いた。普通のパブ・カラオケ屋はネオンのライトで夜に目立とうとする。しかし、そんな看板は昼間にはネオンが消されてパイプがのたくっているだけである。

太陽の下では薄汚い建物ばかりが目立って、そこがカラオケ屋であることは言われるまで気がつかなかったりする。しかし、壁一面を覆ったクイーン・ビーズの看板はネオンではない分、昼間でもかなり目立っていた。

黒のバックグラウンドに王冠をかぶった黄色の「Queen Bee’s」というロゴが大きく斜めに走っている。「女王蜂たちか……」と思わずつぶやいた。そして、夜になるとこの店に入ろうと即座に決心したのだった。

「女王蜂」というネーミングが気に入った。無数の働き蜂を配下に従え、他の蜂の3倍以上に身体を成長させ、40倍もの寿命を得るのが女王蜂だ。女王蜂は次々と雄と交わり、切れ目なしに男たちの子供を産み続ける。

言わば女王はセックスをするためだけに生きている。まわりの働き蜂は全員メスであるが、働き蜂はオスと交わることはない。オスと交わることができるのは、つまり女王蜂だけなのだ。

女王蜂と交尾して用済みになったオスは死んでしまう。

しかし、女王蜂は死なない。別のオスを迎え入れて交尾する。そうやって次から次へと卵を産み続ける。女王蜂にとって男はただの消耗品なのである。

やがて夜が来て、そんな「クイーン・ビーズ」に足を運んだ。ほどよく薄暗い店内に入ると……

(インターネットの闇で熱狂的に読み継がれてきたカンボジア売春地帯の闇、電子書籍『ブラックアジア インドネシア編』にて、全文をお読み下さい)

ブラックアジア・インドネシア編
『ブラックアジア・インドネシア編 売春地帯をさまよい歩いた日々(鈴木 傾城)』

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