女性問題

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◆18歳の女子を成人にして、政府と企業と裏社会の人間が虎視眈々と狙うこと?

私が日本の風俗が「残酷な場所だ」と思うのは、女性たちには何の防御もなく性サービスを強要されており、それが当然のように受け止められているからだ。今後、コロナ禍も収束に向かっていくと、再びインバウンドがうなりを上げて回転していく。 衛生観念や性病に対する予防は国によって差がある。当然、日本よりも衛生観念が甘い国もたくさんあるわけで、そうした国の男性を介して日本人の風俗嬢に予期せぬ性病が広がったりする可 […]

◆邪悪な世界の聖母。不景気の中の物価上昇で追い込まれるシングルマザーのこと

日本は今、賃金が上がらないのに物価が上昇するという局面に入っていて、いよいよ「スタグフレーション(不景気の中の物価上昇)」が起こっているという分析も出てくるようになってきている。 この2年以上におよぶコロナ禍で、非正規雇用者は景気の調整弁として切り捨てられてホームレスになる寸前にまで追い込まれて何とか踏みとどまっている人たちにとっては身を切るような状況になっているのである。 非正規雇用者と言えば、 […]

◆61万6000人の貧困シングルマザーはスタグフレーションの中でどうなるのか?

SNSで相談した相手の家に転がり込んだら598回も売春をさせられて、稼いだ金をすべて搾取された女性は子供を抱えたまま、家賃も払えなくなっていたシングルマザーであった。(ブラックアジア:極悪夫婦に598回に渡って売春を強制されていた女性はなぜ逃げなかったのか?) 彼女は「もう、どうしていいのか分からない」ところで、このようなことになってしまった。598回も売春をさせられた彼女はシングルマザーの苦境の […]

◆生活に追い詰められてしまった女性が風俗嬢になるのは良いのか悪いのか?

普通の家庭で育ち、普通の教育を受け、だけれども運が悪くて非正規雇用の仕事しか見つからなかったので、少ない給料でささやかに慎ましく暮らしている20代半ばの女性がいたとする。 彼女は一生懸命に働いているけれども、ある時、会社の業績が立ちゆかなくなって自分は悪くないのにリストラされる目に遭ってしまう。貯金は数十万円くらいはあるが、それに頼っているとすぐにゼロになって家賃も払えなくなってしまう。 次の仕事 […]

◆ステルシング禁止法。性行為の途中でコンドームを黙って外してしまう男たち

2021年9月7日。世の中がコロナ禍で混乱している中、アメリカのカリフォルニア州議会は「ステルシング(stealthing)」を違法にする法案を満場一致で可決し、10月10日に州知事が署名したことで法律が「ステルシング禁止法」として成立することになった。 この法案を提出したのはクリスティーナ・ガルシア議員だった。彼女はこれを「すべての女性が望んでいたもの」と喜びを隠さなかった。 日本人には「ステル […]

◆中絶数14万5340件の日本。しかし、ほとんどの男はそれに関心がないという現実

2021年12月22日、イギリスの製薬企業ラインファーマが、薬で中絶ができる「経口中絶薬」の使用許可を厚生労働省に申請している。これが通れば、国内初の経口中絶薬となる。薬の名前は「ミフェプリストン」と「ミソプロストール」である。 中絶手術というのは女性の身体に大きな負担をかける。これが認定されると中絶はより安全になるのだが、「お手軽に中絶できる環境を生み出すのは果たしてどうなのか?」「経口中絶薬で […]

◆結婚制度の崩壊の先には何があるのかを、表社会の人間たちは誰も知らない

日本のシングルマザーは約123万2000世帯もいる。(ブラックアジア:なぜ日本のシングルマザーは地獄なのか?約123万2,000世帯の半数が貧困=鈴木傾城) その半数が貧困であることを見ても分かる通り、日本はシングルマザーに対して優しくない。日本では女性がひとりで生きていくというのは並大抵はことではないのだが、シングルマザーに対しても、無関心・無干渉を貫く。 私は日本のアンダーグラウンドで身体や性 […]

◆低賃金化・社会の高度化・性の自由化で不安定になった女性たちが苦しむ

ここ数年で、鈴木傾城は身体を売る女たちと接する機会を増やしている。今でもこの試みは続いている。 そして、以前から統計データで分かっていたことが、女性たちの必死で生きている姿から浮き彫りになっていることに気づいた。それは、学歴の問題だ。彼女たちの中には高学歴の女性もいるにはいるが、高学歴の女性が堕ちるのは主流ではない。 やはり、学歴を持たない女性が堕ちるのが主流だった。彼女たちは高学歴を求める社会か […]

◆セックスの仕事をする女性は、それをいつまで続けるのか

セックスは肉体労働だ。肉体を動かすための動力は筋肉が担っている。その筋肉の働きを調べるには「持久力」「敏捷性」「瞬発力」をそれぞれ見れば分かる。 文部科学省は日本人の基礎体力についてデータを出しているのだが、それによると一般的に筋肉の働きが最もピークに達しているのは以下の年齢だった。 「持久力」の年齢的なピークは15歳。 「敏捷性」の年齢的なピークは18歳。 「瞬発力」の年齢的なピークは19歳。 […]

◆スキンヘッドの女性に、あなたは魅力を感じるだろうか?

私は髪の長い女性に惹かれるが、だからと言って髪の短い女性が嫌いなわけではない。髪の長さも女性の個性なので、その女性に合っていると思えば受け入れる。 また私は髪の黒い女性に惹かれるが、だからと言って茶髪や金髪が嫌なわけではない。彼女が自分の信念で赤や青や緑にしていたとしても、私はそれを受け入れる。ドレッドヘアでもパンクヘアでも私は特に何とも思わない。 では、スキンヘッドの女性はどうなのだろうか。 ス […]

◆チャウパディ。生理中の女性は穢れているので隔離する?

インド圏では「高貴なもの」と「不浄なもの」が明確に分けられる文化的な癖のようなものがある。 たとえば右手は高貴なものを扱う手で、左手は不浄なものを扱う手であると決められている。牛や猿は高貴な動物であって、犬は不浄な動物だ。 こうした「高貴なもの」と「不浄なもの」の区分は人間にも当てはめられ、司祭は高貴な人間でありダリットは不浄な人間であるとされる。(ダリットの女たち(1)いまだレイプされ続ける女性 […]

◆途上国の女たちの成り上がり方法。貧しい彼女たちは「コレ」を真剣に使う?

日本人は英語ができない民族だと言われるが、この日本人をたちまち英語を話せる民族にする方法がひとつある。それは、日本を「世界でも下から数えた方がいいほどの失敗国家」にすることだ。 国が混乱し、経済が崩壊し、国土が荒れ、国民全員が貧困化すれば、日本人の多くは英語が話せるようになる。なぜなら、日本に見切りを付けるため、必死になって語学を学ぶようになるからだ。 2014年3月。タイ・バンコクでアフリカのブ […]

◆ミリー・クーパー96歳。世界でもっとも歳を取った売春女性

女性の美しさを表現するのに「花の命は短い」と昔の人は表現した。まったくその通りだ。花の美しさも、女性の美しさも、急激に失われて消えていく。 だから、女優やモデルは数年でトップが入れ替わり、どんなに美しかった女性も歳に抗えずに消えていく。 これは夜のビジネスをしている女性にも言える。売春ビジネスの世界では特にシビアな弱肉強食の論理が支配していて、歳と共に容姿が衰えていくと、女性の実入りは急激に減って […]