セックスは肉体労働だ。肉体を動かすための動力は筋肉が担っている。その筋肉の働きを調べるには「持久力」「敏捷性」「瞬発力」をそれぞれ見れば分かる。
文部科学省は日本人の基礎体力についてデータを出しているのだが、それによると一般的に筋肉の働きが最もピークに達しているのは以下の年齢だった。
「持久力」の年齢的なピークは15歳。
「敏捷性」の年齢的なピークは18歳。
「瞬発力」の年齢的なピークは19歳。
この中で、加齢によって顕著に失われていくのは「持久力」である。それも20歳を過ぎると急激に落ちていく。20歳を過ぎて「体力がなくなった」と思う人が増えるのは、筋肉の持久力が落ちているのを意識するようになるからだ。
そのため、肉体労働は年々つらく厳しいものになっていくのは致し方がない。
ところで、肉体労働と言えば「男の仕事」のようなイメージもあるが、セックス産業にいる女性は女性特有の肉体労働をしていると言える。
セックスを売る女たちも、当然のことながら年齢が高くなればなるほど仕事が肉体的にもキツくなる。