2023年6月13日、LGBTなど性的少数者への理解増進を目的とする議員立法「LGBT理解増進法案」が、可決して衆院を通過した。「性自認」が問題だというので、「性同一性」と言い換えられ、それがさらに「ジェンダーアイデンティティ」と言い換えられた。
さらに「性自認を理由とする差別は許されない」というのを「性同一性を理由とする不当な差別はあってはならない」という言葉に修正した。
その上で「すべての国民が安心して生活することができることとなるよう、留意する」という規定が盛り込まれた。
一般の人たちには、「性自認」も「性同一性」も「ジェンダーアイデンティティ」も、何が違うのかさっぱり分からないはずだ。そして「差別は許されない」と「不当な差別はあってはならない」の違いもよく分からないだろう。
それはともかく、LGBT法案はアメリカに命令されて可決されて、これから日本では声高に「LGBTの権利」だとか「LGBTの理解」だとか「LGBTの人権」だとか言われるようになっていく。
日本社会で、急激にLGBTは認知されていき、マスコミにちやほやされ、社会的影響力を持つことになる。その結果、今の間抜けな政治家とマスコミがまだ想定していない「モンスター」が生まれてくることになる。
日本社会で何が生まれるのか、想像したことがあるだろうか?