タイの歓楽街では、ふたたびHIV・エイズ感染者が増えてきている。政府当局は「未成年がコンドームを使わない性行為をするようになったのが原因」と述べているのだが、アンダーグラウンドの男たちが使っているサイトをのぞいてみると、彼らは別の要因を噂している。
今、タイの歓楽街にはアフリカからきたセックスワーカーが、かなり目立つようになってきているのだが、もしかしたら彼女たちも感染拡大の要因のひとつとして上げられるのではないかというのだ。
黒人セックスワーカーは東南アジアのセックスワーカーにはない特異な肉体と魅力があるので、一定の強い需要がある。私も黒人女性はとても素敵だと思うし、彼女たちの中には、心が奪われそうなくらい惹かれる女性もいる。
あの独特のファッションセンスに漆黒の肌には見ているだけで心が躍る。だから、白人のハイエナの一部が、黒人セックスワーカーばかり追うのも理解できる。
ところが、彼女たちがリスキーなのだ。
日本ではあまりHIVを身近に感じないが、タイやインドや南米やアフリカなどでは、HIV・エイズがおそろしいほどの数で蔓延している。中でもアフリカは深刻だ。現在、サハラ以南のアフリカでは、2,560万人のHIV感染者がいる。全世界での感染者は3,900万人なので、いかに多いのかがわかるはずだ。
最近は、こうしたところからLCC(格安航空会社)でアフリカ女性がやってきている。とくに、ケニアやケニア周辺の国の女性たちが多い。そのため、HIVに感染しているセックスワーカーがまぎれこんでいてもおかしくないし、確率的には他のエリアの女性たちよりも感染者が高くなる。
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