ドバイにはセックスワークを巡る深い闇がある。これは、ウクライナ女性が性的虐待されて手足を折られて捨てられていた事件を見ても明らかだ。(ブラックアジア:性奴隷にされ、拷問され、背骨・両腕・両足を折られて捨てられた女性モデル)
豪華な超高層ビルや人工島、国際的な金融センターとして知られる都市ばかりが紹介されるが、この都市にもセックスワークが渦巻いている。その中でも、アフリカ出身の女性たちが人身売買を経てセックスワークに従事させられている実態も、表に出ない闇のひとつかもしれない。
せっかくなので、こちらの闇も紹介したい。
ドバイにおけるアフリカ系セックスワーカーの存在は、例によって国際的な人身売買ネットワークと密接に関連している。彼女たちは「家政婦」や「ホテルのスタッフ」といった仕事が待っていると騙されて連れて行かれたり、親に売られて何もわからないまま連れていかれたりする。
多くの場合、ナイジェリア、ウガンダ、エチオピア、ケニアなどの女性たちだ。
渡航費やビザの手配は人身売買業者が手配する。到着後、パスポートを取り上げられ、借金を背負わされ、そこから無理やり売春を強制される。
国際的なセックスワークの現場では日常的に起きていることだ。こうしたネットワークは、貧困や不安定な政治状況に苦しむ地域から女性を調達する仕組みに支えられている。
もちろん、ドバイでセックスワークは違法だ。しかし、こと売春に関しては、どこの国も法律を守る男などいない。ドバイでも、観光業や外国人労働者の流入に伴い、アンダーグラウンドにセックスワークが深く根づいている。
アフリカ系の女性たちは、特に低賃金で過酷な労働条件に置かれやすく、富裕層や観光客を相手にした高級売春から、建設労働者向けの低価格帯まで、幅広い市場で働かされているのだった。