ケニアが白人たちの売春観光の目的国になっていることは以前にも取り上げた。(ケニア「モンバサ」が抱える少女売春とは別の闇とは何か?)
ヨーロッパのハイエナにとって、東南アジアは地理的に遠いところだが、ケニアは東南アジアに行くよりも近い。
東南アジアのビーチとセックスワーカーを目的とするヨーロッパの男たちにとっては、距離的に言えばケニアもまた選択肢に入る。だから、モンバサにセックスに関する闇が生まれたのである。
もっとも、ケニアの売春ビジネスはモンバサだけにあるのではない。ケニアの首都であるナイロビは人口約336万人の都市だが、ここでも夜になるとセックスワーカーたちが出現する。
ケニアでは売春ビジネスは違法ということになっているが、もちろんそんな法律はまったく機能していない。そもそも、警察がセックスワーカーを利用している。
そのため、真夜中のナイロビのダウンタウンはストリートにセックスワーカーが立ち尽くしていると言われている。
ただし、外国から来たハイエナたちが、彼女たちにアクセスするのは限りなく難しいと言われている。それはなぜか。