◆風俗嬢は、天敵であるストーカーの対応を間違うと「命にかかわること」になる

◆風俗嬢は、天敵であるストーカーの対応を間違うと「命にかかわること」になる

セックス産業の女性たちにとってストーキングする男たちの問題は深刻だ。

2023年5月には吉原のソープランド『夕月』のトップランカーの女性が殺されるという事件があったが、この事件も一方的に女性に惚れた男が引き起こした事件であった。(ブラックアジア:ソープランド『夕月』でトップランカーの女性を殺した32歳の男が抱えた心の闇

多くの風俗嬢がこのニュースに震え上がったのは、彼女たちにとってはストーキングされるのは日常であり、実にありふれたことであるからだ。風俗嬢の誰もが常に危険な男に付きまとわれる可能性があるし、実際にそうした体験をしている。

女性たちは接客の一環として客に濃厚な対応をしているのだが、一部の男たちはそれを勘違いして「彼女は本気で惚れている」とか思い込み、しつこく連絡してきたり、店外デートに誘ったり、付きまとったり、交際を迫ったりするわけである。

実際に付きまとう行為の他に、ネットストーキングもあったりする。女性のやっているいくつものSNSに、複数のアカウントを作って付きまとう。

それも、男に自分のSNSのアカウントを教えたつもりもないのに、突如として「これが君のアカウントだと知ってるよ」「君のことは何でも知ってる」みたいなDMを送ってきたりするのだ。

誰にも教えたつもりのないプライベートのアカウントまで調べあげてやってくるのだから、かなり恐怖のはずだ。

女性たちは危険を感じて「NG」対応をしたりするのだが、そうすると逆恨みしてSNSにあることないことを書いたり、女性を待ち伏せて「風俗嬢だと周囲にバラす」と言い出したりする。

こういうのは「しばしば起こること」なのが恐ろしい。

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