
いよいよ、日本でも大久保公園の目立ちすぎる馬鹿げた界隈のせいで売春への風当たりが厳しくなり、規制も強化されていくことになりそうだ。(ブラックアジア:売春防止法の見直しで男たち側にも罰則。目立てば規制されるのはわかっていた)
だが、政治家が何をどうやっても売春そのものを根絶することはできない。これは100%断言できる話だ。一時的に縮小させることはできても、ただそれだけだ。気がついたら、ふたたび売春はアンダーグラウンドにはびこっていく。
アメリカもさんざんストリート売春の摘発をやっているが、やってもやっても消えない。アンダーグラウンドとはそんなものだ。
ところで、このストリート売春だが、アメリカでも「女性がする最底辺のビジネス」と捉えられている。その中でもさらに一ランク落ちた存在として見られているのが、トランス(元男性)の女性だ。
彼らはしばしば暴力の標的とされ、撃たれたり殺されたりしている。そんなわけで、トランスたちのストリート売春は殺伐としていて、この仕事に就いている人たちはみんな、ひどい客ばかりを相手にしているというのが「定説」だった。
彼らの仕事ぶりも、ただ単に路上で声をかけてきた「ゆきずり」の男からカネを受け取って、短時間で終わって消えるだけの機械的なビジネスだと理解されていた。実際、そういうトランスもいるので、それはまったくの間違いではない。
屋内型のエスコートや高級売春はゴージャスなので、男たちは一定の敬意を女性に持つ。だが、ストリート売春は最底辺なのだから、そんなものはなく、ましてトランスだった場合は暴力と荒廃しかないと言われていた。
ところが、最底辺の中でもさらに一段階下のレベルに見られていたトランスのセックスワーカーであっても、「快適な形でビジネスを回している存在がある」というのをカリフォルニア大学が2021年にワシントンD.C.やった調査によってわかってきた。
ストリート売春は暴力や搾取と直結する危険な環境なのだが、そこでは何が彼らを守っていたのか? あまりにも皮肉な結論で思わず笑ってしまうしかないのだが、彼らの戦略は「まっとうなもの」だった。


コメント