◆売春防止法の見直しで男たち側にも罰則。目立てば規制されるのはわかっていた

大久保公園のストリート売春は目立ち過ぎた。売春が目立つとアンダーグラウンドの人間たちにも良い結果にならないのは子供でもわかる。売春は表社会の人々にとっては激しく不快な世界なので、目立てば摘発の厳格化と法規制を招くだけなのだ。

大久保公園にはYouTuberたちも入り込んでコンテンツ化していた。新聞にも載った。そうやって、目立てば目立つほど当局はイラつく。そうしているうちに、今度はタイの12歳の少女が都内マッサージ店で働いているという報道が最悪のタイミングで出てきた。

児童売春と売春は分けて考えないといけないが、表社会の人間にはそんなのはまったく関係なくて、どちらも「悪」として規制していくだろう。

大久保公園のストリート売春はあまりにも大っぴら過ぎて、こんな調子では彼らだけでなく、アンダーグラウンドそのものが規制される恐れがあった。そして、案の定、恐れていたことが現実化しようとしている。

法務省は2026年1月30日、売春防止法の見直しに向けた有識者検討会を設置する方針を固めた。焦点は買う側、つまり男側への処罰導入である。現行法では売る側、すなわち売春をする女性たちには罰則があるが、買う側には罰則がない。

権力側は、これを買う側も罰する形に変えれば、ストリート売春が壊滅できるという思惑である。いかにも、社会の濁った部分を破壊して何でもクリーンにしたい上級国民の考えそうな政策だ。

大久保公園のストリート売春が目立たなければ、こういう面倒くさい事態を呼び込まなかった。そういう意味でも、あそこに立っていた女性たちや、女性を立たせていたホスト、嬉々として女性にかかわっていた男たちの罪は重い。売春防止法の見直しを呼び込んだのは、まごうことなく彼らのせいだ。

私は基本的にアンダーグラウンド寄りの人間だが、だからこそ大久保公園のストリート売春の目立ち過ぎる光景には強い危機感を覚えていた。アンダーグラウンドは闇の中でひっそりとうごめいていれば生き残れたのに、表社会に認知されたらもう生き残れない。今回もそれを証明した動きになっているとも言える。

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