閲覧注意
タイのレディーボーイ、フィリピンのバクラ、アメリカのシーメール、ブラジルのベアード。売春地帯には必ず女装した性転換者・同性愛者がいる。
大半の男は「女」を求めて売春地帯にやって来ているので、目の前に女装した男がいたら戸惑う。
女装者の中には、女性顔負けの美人もいたりするわけで、暗がりで美しい容姿の人を見たら「もう性別はどうでもいい」と思う男がいても不思議ではない。
女装者が売春地帯に立つのは、同じ性癖の男を捜しているというよりも、「性別はどちらでもいい」と思ってくれる寛大な男を求めているからでもある。
何しろ「性転換者・同性愛者の市場」は極端に小さいので、「異性愛者の市場」を狙うしかないのである。しかし、そこに悲劇が生まれる。何が起きるのか……。