2016年1月7日、新宿歌舞伎町の「ホテルまつき」で火災が発生している。この火災は神棚の蝋燭の火が燃え移ってホテル火災につながったと言われている。
しかし、このホテルは以前から地上げ屋に狙われていたのを経営者が頑強に拒絶していた場所であった。そのため、火災後すぐに、放火だったのではないかと言われるようになった。
すでに「ホテルまつき」の裏側は地上げで駐車場となっており、この区画に大きなビルを立てるにはどうしても「ホテルまつき」は邪魔だった。
かくして「偶然」にも「ホテルまつき」は1月7日に燃えて、現在は閉鎖されている。
このホテルを再開するのは現実的ではないと言われている。ビルは老朽化し、評判も悪く、若干のリフォームでは追いつかないからだ。
今回の火事では60代の女性が逃げ遅れて死んでいるのだが、実はこのホテルは未解決の殺人事件の舞台になったホテルとしても知られていた。
1981年に起きた「新宿歌舞伎町ラブホテル連続殺人事件」の舞台だったのである。