鈴木傾城

東南アジア

タイ語とクメール語の語感は違ったが、言葉が統合されることはないと気づいた日

タイ語とクメール語(カンボジア語)はまったく違う。あるとき、カンボジアの女性の、話すささやくようなクメール語に惹かれたこともあったのだが、それはタイ女性の話すタイ語では感じたことのないような語感だった。そしてタイ語とクメール語の違いのことに...
事件

◆デリヘル店の共用冷蔵庫に赤ん坊の生首。なぜ彼女はそんなことをしたのか?

みんなが共用で使っている冷蔵庫を掃除しようと思って中を見たら、タッパーの中に赤ん坊の生首と四肢があったら誰でも驚くだろう。そのような猟奇的な事件が2025年12月にあった。場所は東京都墨田区錦糸町の繁華街にあるデリヘル店の待機場で、そこの冷...
インド圏

バングラデシュ混乱。腐敗したハシナ元首相を叩き出した学生運動家が暗殺される

バングラデシュでふたたび大きな暴動が起きている。言うまでもないが、バングラデシュの混乱は一過性ではない。そう言い切れる理由は明確だ。バングラデシュでは政治・社会・制度の各層にまたがる不安定要因が同時に存在して絡み合っているのだ。今後もバング...
心理

◆エクストリーム整形。「自然な外見に戻りたい」と思ったときはもう戻れない

2025年12月9日、タイ・プーケットで1人のインフルエンサーが死亡している。全身タトゥーと超過激な身体改造で知られたメアリー・マグダレン、33歳である。彼女の整形はもはや狂気じみている。それは彼女の顔を一目見ればすぐにわかる。眼球タトゥー...
心理

自分が超人ではないことを知り、かと言ってダメなわけではないことも知っておく

夢を見すぎてバランスを崩してはいけない。自分が超人ではないことを知り、かと言ってまったくダメなわけではないことも知り、その上でできる限りの可能性を探っていく。そうやって現実を直視して生きるのは役に立つのだ。きちんと現実を直視する能力が自らを...
心理

◆ルーマニアの闇。ヴァン・ダムに女性を斡旋したモレル・ボレラとは何者か?

ルーマニアは人身売買の巣窟となっている国であり、国中の少女たちが人身売買業者の標的となっている。そんな中、慈善活動にも積極だった同国の大物実業家であるモレル・ボレラの「裏の顔」が暴かれているのが注目されている。きっかけは、有名なアクション俳...
一般

社会状況が悪化した際の「不必要な絶望」を避ける上で知っておくべきこととは?

「自分がどこまでのダウングレードなら心理的に耐えられるのか」を知らずにいると、現実がそれを超えた瞬間、耐久力が尽きる。だから、したたかに生き延びるためにも、まずは自分自身の最低ラインを把握しておく必要がある。それを知っておけば、何かあったと...
売春地帯をさまよい歩いた日々

◆物乞いで生きていたシャーミカに向けられた差別はどのようなものだったか?

インドをうろついていたとき、私が友だちになったのは同じ旅人ではなくて、現地のスラムに住む女性だったり、物乞いをしているホームレスの女性だったり、売春で生きている女性たちだったりした。書籍『絶対貧困の光景』では、初めてインドに降り立ったときに...
多文化共生

日本人は、まだ「国がなくなるかもしれない」と思うところには至っていない?

日本人は、国民や民族がどんなに危機に瀕しても国は残ると勘違いしているのかもしれない。だが、国内の政治的混乱や衝突、周辺国の侵略、戦争、飢餓や伝染病や高齢化による人口の減少、天災などの国土の破壊などのさまざまな理由で、「国」という巨大な存在で...
南米

◆プエルトリコの売春はどうなるのか?合法化しようが規制しようがそれは続く

あまり知られていないが、プエルトリコはアメリカ領である。もともとはスペイン領だったのだが、その後はアメリカの領土として統治され、今は自治区として落ち着いている。青い海、白い砂浜、スペイン風の色鮮やかな旧市街、夜通し響くサルサのリズムがプエル...
貧困・格差

健康寿命を失い、貯金もなく、年金で暮らすこともできないのに寿命だけは続く

年金で暮らすこともできないのに寿命だけは続く。もし、60歳になった時点で老後を支えるだけの資産が十分にあると思ったら、それは幸せなことである。もし、そうではなかったらどうしたらいいのか。そのときは「幸せを感じるダウングレード」を模索すべきで...
風俗

◆日本の社会の構造そのものがセックスを排除する方向に機能している状況に?

日本政府が隠れ移民政策・多文化共生政策を粛々と進めているので、昨今の日本では外国人問題が深刻化しているのだが、誰も指摘しないのは、この外国人問題は少子高齢化とも絡んでいることだ。人口がどんどん増えていけば、外国人を入れる必要もない。内需も日...
東南アジア

タイに君臨する東南アジア最大級の財閥「チャロン・ポカパン・グループ」とは?

タイでコンビニと言えば、セブンイレブン一強である。現地では「セウェンイレウェン」と呼ばれているのだが、とにかくどこにでもセブンイレブンがあって、砂糖入りの緑茶なんかがずらりと置かれている。このセブンイレブンは東南アジア最大級の財閥チャロン・...
事件

◆元風俗嬢にカモにされたら、2900万円くらいは簡単に詐取されてしまうのが現実

「頂き女りり」という悪質な詐欺女が情報商材をばらまいていたので、これによって男を騙す手口が可視化されたのだが、この手の「色恋詐欺」は昔からアンダーグラウンドでは延々と使われている。今度は東京都内で働いていた32歳の元風俗嬢が、白血病を偽って...
社会

無期懲役1600人のうち、仮釈放されたのは1名。無期懲役は事実上の終身刑になった

無期懲役になる事件は残虐な殺人事件が多い。被害者遺族にしてみたら、殺された身内は一生帰ってこないのに犯人は15年から20年で復帰するのは許せないという気持ちが強いだろう。重大犯罪に対する厳罰化を支持する世論は一貫して強く、被害者や遺族の心境...
ドラッグ

◆マジックマッシュルームの思い出。いつか合法になったとき試してみてほしい

東南アジアのビーチではマリファナもコカインもヘロインも出回っているのだが、40年前のタイの東側の島コ・サムイ(サムイ島)ではマジックマッシュルームも現地で栽培されていて、普通にバンガロー敷設のレストランで「スペシャル・オムレツ」という名前で...
貧困・格差

物価上昇でふたたび多重債務者が増加。もはや、総量規制は有名無実化している?

多重債務が増えると、貸す側も借りる側も双方が同時に不幸になる。貸倒率の上昇は貸金業者の経営を圧迫し、中小の低収益の事業者ほど不良債権の増加に耐えられなくなる。取り立てが苛烈になっていく。借りる側も生活がますます自転車操業になるとによって精神...
閲覧注意

◆美人の産地ボド族とベンガル不法移民の衝突と、残虐なレイプ・バラバラ事件

閲覧注意人種が違い、宗教が違い、言葉が違っている集団が近いエリアに接近するようになると、そこには尽きることがない対立、いざこざ、衝突、暴力が発生する。どこの国でも、いつの時代でもそうなのだ。インドでもそうだ。インド北東部のアッサム州で起きた...
心理

世の中は常に「不測の事態の積み重ね」で成り立っているものだと私は考えている

環境や、社会や、市場環境で、常に予期せぬ出来事が起きて人々を動揺させる。多くの専門家がいろんな分野で、いろんな未来を、したり顔でいろいろなことを予測する。だが、それらの予測は「絶対」ではない。世の中は右でも左でも、上でも下でも大きくブレる。...
売春地帯

◆あの時のこと。シアヌークヴィルの片隅に残してきた女性たちの残像に涙する

10年。20年。30年……。時が流れていくと、かつて東南アジアで多くの女たちと知り合ったときのことが遠く感じることもある。だけれども、あのときに出会った女性たちの必死で生きていた姿は忘れるわけにはいかないと思う。彼女たちが私の人生の華だった...
経済

国は衰退し、企業は弱体化し、将来もっと貧しくなっていく日本人の姿が見える

1993年くらいまではまだバブルの余波もあり、いずれまた日本は経済大国として「陽はまた昇る」と考える人々も少なくなかった。当時は日本経済は華々しく復活すると断言する経済評論家もたくさんいた。しかし、違っていた。彼らは時代が変わったことが見え...
ライフスタイル

私は一生「破滅するかもしれない」という危機感と共に生きていくのだろうか?

私が20代の頃、「これまで仕事はしたことがない」と言ったら「今ならまだ間に合うから仕事を見つけたほうがいい。今仕事を見つけないと、これからどんどんキツくなるよ。履歴書には空白がないほうがいいんだ」と言われたこともあった。私は働いたことがなか...
インド

◆首を吊って死んだ新婚女性。なぜインドでは既婚女性の自殺が異様に多いのか?

閲覧注意親に意に沿わない結婚を強制され、自殺したインドの女性の現場の写真がある。首吊り自殺だったが、写真を見ると自分の足で身体を支えようと思ったらそれができる高さだった。彼女は足で自分を支えなかった。それだけ、彼女は死の決意が強かったのだろ...
貧困・格差

貧困層ほどモノにあふれる皮肉な理由。自分もまた安物と同化して安物になる世界

日本人が低価格の商品だけしか買わなくなったので、あとから低賃金というしっぺ返しがやってきた。低価格を実現するためには最大のコストである人件費を削らなければならないのだから、人々が低価格に群がれば群がるほど、仕事はどんどん低賃金にシフトしてい...
セックスワーカー

◆セックス産業の入口。女性の運命は誰かに背中を押されるかどうかで決まる?

風俗サイトで多くの女性がプロフィールを持っているのだが、ほとんどは「セックスに興味があった、セックスを楽しみたいから」みたいな内容が書かれている。男たちは女性がどんな性格なのかを少しでも手がかりを得るためにそれを参考にするのだが、どう読んで...
東南アジア

フィリピンの巨大財閥LTグループ。創業者ルーシオ・タンの「たばこ帝国」の今後

「Fortune Tobacco」はフィリピンの地場たばこ企業だ。長いあいだ、フィリピンのたばこ産業の中心で存在感を示してきた企業でもある。創業者ルーシオ・タンは1940年代初頭に中国福建省アモイからフィリピンへ移住した中国系移民である。た...