インド

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◆ムンバイの危険な売春地帯、フォークランド・ストリート

インド編 売春地帯は強烈にインパクトの強い世界だが、その中でも、その殺伐さと暴力的な雰囲気が相まって、脳裏に刻み付くようなインパクトを持つ場所がいくつかある。 ムンバイのフォークランド通りの売春地帯と、コルカタのソナガシ地区の売春地帯が、そうだった。 この2つの売春地帯はブラックアジア第三部の舞台でもあるが、常人では近寄れないほどの悲惨な環境にある。 しかし、ここで生きる女たちの極限なまでの拝金主 […]

◆なぜインドのカースト制度は、「拝金主義」を産み出すのか?

インド編 日本は日常生活を淡々と生きていくという感覚がそこにある。「暮らす」という感覚はそれに近い。生きていくというのは、淡々と「暮らす」のである。 しかし、インドは違う。 分かりやすく言うと、インドで生きていくというのは、「暮らす」のではない。「サバイバルする」のである。 様々なトラブル、様々な文化的軋轢、理不尽、差別。その中でサバイバルする。 それがインドの大部分の生活者の日常だ。まさに今、イ […]

◆タラ・チョーダリー。インド映画界の裏側の高級売春マダム

インドのベンガル語やテルグ語で上映されている低予算映画の女優をしていたタラ・チョーダリーという女優がいるのだが、彼女が2012年4月8日に「売春幇助」で逮捕されている。 彼女自身も妖艶な女優だったが、暴力夫に暴行されたり離婚をちらつかせられたりして夫に言われるがままに売春宿のオーナーになることを決意していた。 そして、チェンナイやアーンドラ・プラデーシュから若い女性を集めて、彼女の人脈を使って、政 […]

◆インドの男が、ハイテク知識を女性の隠し撮りに使い始めた

今、インドに猛烈な勢いでスマートフォンが入り込んでおり、女性たちがそれを使って自分撮りをしているという記事を書いた。(インド女性のセクシーな「自分撮り」がもたらすものとは?) それと同時に、インドでもいよいよ女性にとっては憂鬱な犯罪記事が溢れ出るようになっている。「隠し撮り」だ。女性たちが、あらゆる場所、あらゆるプライベートを隠し撮られている。 そして、その多くはスマートフォンで撮られ、インターネ […]

◆インド女性のセクシーな「自分撮り」がもたらすものとは?

誰もが携帯電話を持つ時代になった。そして、携帯電話でインターネットに接続する時代になったが、スマートフォンには必ずカメラがついているので、人は24時間カメラを持ち歩くような時代になった。 最初にカメラ付き携帯電話を使うようになったのは先進国だったが、そこで何が起きたのかというと、携帯電話のカメラで誰もが何かを撮る時代になったのである。 男は何を撮っているのか? それは女性だ。世界中の男の圧倒的多数 […]

◆青、緑、黄色。変わった瞳の色を持つインド女性のいくつか

唐突だが、あなたの瞳の色は何色だろうか。確認しないで「黒だ」と思う人もいるかもしれないが、まず自分の瞳を鏡で確認してから以下の文章を読んで欲しい。 日本人は自分の瞳が「黒」だと思っている人がいて、私もずっと自分の瞳の色は「黒」だと言っていた。 しかし、「あなたの瞳は黒ではない。ブラウンだ」と笑って指摘したのがロシア人の女性だった。(マイクズ・プレイス。緑の虹彩を持った女性とロシアの崩壊) コンテン […]

◆映画「未来を写した子どもたち」に、ソナガシが描写されている

インドと言えば日本人の多くは遠い国の存在だし、ましてその中の超貧困地区や、退廃地区に至っては、ほとんどの日本人は足を向けることもないし、関心を示すこともない。 世界遺産のタージマハールは知っているが、ソナガシなどと言われても、それがどこにあって、どんな場所なのかすら知らないだろう。 当然だ。そこは観光地でもなく、普通の人が足を踏み入れていい場所でもない。 タージマハールは観光客が行くところで、ミッ […]

◆インドでは、女性を凝視するような人が文化適応した人だ

東南アジアの人たちと、南アジアの人たち……もっと分かりやすく言えば、タイ人と、インド人の基質の違いはどこにあるかと言えば、それは「執拗さ」だろうか。 東アジア・東南アジア系の人たちは「あっさり」している。しかし、インド系の人たちは「ねっとり」している。その違いは非常に大きくて、しかもインパクトが違う。 インド圏がどうしても駄目だ、という人が多いが、これは南アジアの人たちの基質にある「執拗さ」がプレ […]

◆インド・コルカタの病院で火事が起きたら患者は放置される

インド・コルカタの病院で2001年12月9日に火災があって、89名近くの患者が煙にまかれて死亡している。入院患者は160名だったということなので、ほぼ半数近くが亡くなったということになる。 病棟の地下に可燃性の物質(石油か?)が貯蔵されていて、それが燃えたことによってあっという間に火が広がっていったと伝えられている。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あな […]

◆連続的に事故を起こしているインドのノスタルジック鉄道

インドの列車のいい加減さは「定評」がある。 あの鉄の塊はまず時間通りに着かないし、どこを走っているのか分からないし、管理されていないし、死亡事故は毎日だ。おまけに一度脱線でもしたらすぐに100人単位で死者を出す。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

◆なぜ、不可触民(ダリット)の娘たちは処女がいないのか

閲覧注意 1980年代後半まで、タイ・ヤラワーやスティサンには冷気茶室という売春宿が当たり前にあった。そこには見るからに幼い少女が監禁されている場所だった。 今の人たちには信じられないかもしれないが、少女が監禁されていることくらい誰でも知っていた。 1990年代のカンボジアにもあちこちの置屋でベトナムから売られてきた少女が雛壇に並んでいた。ベトナム人の売春村もあって、そこにも10歳にもならない少女 […]

◆ヒンドゥーからの離脱とポルノの大量拡散がインド社会を変質

インドでは人間ではないと思われている人々がいる。よりによって、私が出会ってきた売春地帯の女性は、ほとんど社会からそう思われ続けている身分の女性たちだった。 彼女たちは、ハリジャンだとか、ダリットだとか、アンタッチャブルだとか言われているが、他の人間と何が違うわけでもない。それなのに、生まれたときに区分けされていた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなた […]

◆ヒジュラ。闇の中で目をギラギラさせて立っている性転換者

インド編 タイにはレディーボーイがいるのと同様に、インドにもヒジュラと呼ばれる性転換者がいる。 コルカタの売春地帯ソナガシでも、ムンバイの売春地帯フォークランド・ストリートでも、このヒジュラの集団には手を焼いた。 ふらふらと歩いていると、集団で囲んで来て、恐喝、恫喝、喜捨の強要、もはや何でもありで、いくばくかの金を払うまで絶対に離してくれない。 払わないと、100メートルでも200メートルでも大声 […]

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