ブラックアジア書籍

◆セックス・マシーン。バンドン生まれのセックス・マシーン

彼女の名前はヘリナと言った。インドネシア・ジャワ人である。まるで優雅な黒豹のようだった。軽く波打ったショートカット・ヘアはその野性的な表情によく似合っていた。無駄な贅肉など一切ついていないスリムな身体にぴっちりと張りついた黒の衣服は彼女の美...
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◆アメリカの人身売買を扱った『フレッシュ・ザ・ムービー』

『フレッシュ』というドキュメンタリー映画がある。NPOが製作したものだ。アメリカの小資本で製作されたドキュメンタリー映画だから商業サイドには乗っていない。恐らく日本には恐らく入ってこないし、話題にもならないものだと思う。扱っているのはロスの...
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◆背徳の女神マダム・エドワルダと、メグレ警視の共通点は?

売春宿に入り浸っていた有名人は珍しくも何ともない。伊藤博文は売春宿で政治を語っていた。野口英世は売春宿で豪遊していた。アメリカ大統領J・F・ケネディは高級娼館を営むマダム・クロードの館に足を運んでいた(マダム・クロード。高級娼婦を生み出した...
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バイバイ・トゥ。置き去りにしてきた彼女を思って慟哭する

カンボジア編カンボジアには雨期と乾期がある。二月は乾期だ。ちょうど涼季から暑季に切り替わり、身が焦がれるような灼熱の太陽が大地を照らす。カンボジアの大地を覆っている紅土は、猛スピードを上げて突っ走る車やモトバイクに煽られて舞い散り、白い服は...
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サイバーン。あなたが好き。だからこの写真をあなたに……

カンボジア編シアヌークヴィルのプントッマイで、ひとりの陽気な娘と会った。若々しく弾けるような肌に、顔中が口になってしまいそうな大きなビッグ・スマイル、そして猫の目の色のようにころころと変わる表情としぐさが忘れられない。彼女の名はサイバーンと...
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ゲイラン・ストリート。シンガポール政府が用意した罪の街

アジアの貿易国家シンガポールは、リー・クワンユー元首相が作り出した熱帯の実験国家だ。この卓越した政治家は、マレーシアから独立した後、多様な国民をまとめるために、あるいは国民の大多数を占める中国人の中華色を薄めるために英語を公用語として採用し...
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◆売春村のアニー。熱帯の匂いを濃密に漂わせた、売春村の夜

インドネシア・ジャカルタから遠く離れた離島に降り立った。そして、真夜中になると島の中心部にモトバイクを飛ばしてもらった。一本のどこまでも続く舗装道路をバイクは順調に走る。他に走っているバイクなど一台もない。「真夜中は危険だ」とバイクの運転手...
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◆相手が不快な匂いであっても、好意的に思うことは可能か?

あなたは街から漂ってくる魚の焼いた匂いを嗅いで、食欲をそそられるだろうか?多くの日本人は「もちろんだ」と答える。間違えてもあれが不快な匂いだとは思わない。しかし、一部のアメリカ人に言わせると、あの魚の焼いた匂いは、どうにも耐えがたい、吐き気...
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クレイジー・ホース。オーチャード・タワーの女たちと英語

ゲイラン・ストリートがシンガポールにおける置屋街の代表だとしたら、オーチャード・タワーは売春ディスコ群の代表になる。そして中でもクレイジー・ホースは現在のオーチャード・タワーのディスコの中ではダントツの人気を得ている。真夜中にオーチャード・...
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◆肉体関係を持った相手を覚えておけるのは何人までが限度か

もし長い人生の中でたくさんの相手と肉体関係を持ったとする。それぞれの相手の顔や出来事を暗記力だけで覚えておくとすれば、最大は何人になるのだろうか。「肉体関係を持った相手を覚えておけるのは何人までが限度か」 という命題は普通の人には何の意味も...
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◆ベトナム・ホーチミン市の「ホンダ・ガール」のこと

ベトナムでは路上のストリート・フックがバイクで、もう何十年も前から彼女たちは「ホンダ・ガール」の名称で知られている。現地ではもうホンダ・ガールなどと言わないようだが、外国人はいまだにそう言っている。ホーチミン市の繁華街をうろうろしていたら、...
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リシータ。ゲイランに立っていた魅惑的なスリランカの女性

ゲイラン・ストリートのLor20を入ると、すぐに右側に折れる小路がある。食堂「三友斉」の裏に当たり、夜中に行くと外灯のない小路は闇に吸い込まれるように暗い。小路に入る入口も奥もインド系の男たちで溢れ、人種の違うアジア系が入って行くと全員がよ...
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◆旅に出て「真の自由」を得るためにしなければならないこと

旅の達人、というのは先進国のせわしない旅行者が考え出した慌ただしく、せわしない行動概念に見える。あるいは、行動マニュアル、というべきなのか。「旅の達人」は、どういうルートが効率的で、どこのホテルが良くて、そのまわりには何があって何を見るべき...
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◆モルディブのスパ、売春騒動で閉鎖命令したものの、撤回に

モルディブのリゾートホテルのスパで売春が行われているというのは、実はもう何年も前からずっと言われてきた。モルディブに行ったことのない私でさえ知っているのだから、相当な昔から行われてきたものだと思う。なぜ今さらなのか分からないが、イスラム保守...
一般

アフガンの15歳の花嫁。売春を強制されるが拒否して拷問に

アフガニスタンで、またもや女性に対する暴力事件が注目を浴びている。7ヶ月前に結婚した15歳の彼女はすぐに夫から売春して働くことを強要されてそれを拒否、それからトイレに監禁され、5ヶ月もの間、夫の家族から拷問を受け続けてきたのだという。殴られ...
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◆バリ島のエイズ。タトゥーで感染。売春女性は25%がエイズ

オーストラリアでHIVに感染した患者がどこで感染したのかの感染ルートを辿っていくうちに、バリ島でタトゥーを入れたときではないかと判明したという。売春ビジネスや同性愛や麻薬ではなく、タトゥーでのウイルス感染が証明されることはあまりないので、大...
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◆26歳の女性と結婚。プレイボーイ誌のヒュー・ヘフナー86歳

プレイボーイの創始者ヒュー・ヘフナーは86歳だ。常識的に考えると、それほど長い余生になるとは思えない。しかし、彼は60歳年下の女性、クリスタル・ハリスと結婚した。2012年12月31日のことだ。実は、このふたりは2011年にも結婚を発表して...
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◆饒舌でドラマチックなノイ。彼女は涙を流してそれを話した

ノイという女性がバンコクのオープンバーがいた。スクンビットのナナ駅からアソークに歩いていく途中のオープンバーにいた小柄な女性だった。彼女は今まで知り合ったタイ女性の中で、もっとも英語が流暢だと言っても過言ではないほど素晴らしい英語を話した。...
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◆魅惑のインディカ米。少しずつ食べ慣れると選択肢が広がる

コメにはジャポニカ米とインディカ米という2つの種類があって、世界的には「インディカ米という細長くてパサパサしたコメのほうが主流だ」というと日本人のほとんどはびっくりする。日本で食べているコメしかコメはないと思い込んでいる人ばかりで、中にはイ...
売春地帯をさまよい歩いた日々

◆シンガポールの赤線地帯「ゲイラン」。政府公認の売春地帯

シンガポール編特に何か意味があるというわけではないのだが、売春女性の動きが面白かったので2005年に会員制サイトにひとつの動画を載せていた。場所はシンガポールの売春地帯ゲイラン。タミル系のインド女性がやってきた男の目の前で狙い澄ましたように...
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◆ブラック・スネーク・モーン。誰がセックス依存症なのか?

セックス依存症というのは本当に聞きなれないものだが、そういうものがあって、これを専門用語ではOOCSB(out-of-control sexual behaviours)と呼ぶらしい。「制御不能性行動症候群」みたいな日本語を当てられるのだろ...
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◆カンボジア売春地帯の変遷と、違法の秘密刑務所「プレイスプー」

1990年代前半、カンボジアは内乱で傷ついた国内の復興のためにPKO(国際連合平和維持軍)を受け入れた。国際連合カンボジア暫定統治機構、すなわちUNTAC(アンタック)と呼ばれたこの多国籍軍は、不安定で脆弱なカンボジアに駐屯して、停戦の監視...
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◆現在30代になっている「援助交際世代」に感じる時代の変化

日本の素人女性の売春が一般化したのは1996年以降だと言われている。ちょうどその頃に「援助交際」という言葉が一般化したように、日本では歴然とした売春の流行があった。当時の15歳〜20歳だった援助交際世代の女性たちは、今、30歳から35歳にな...
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◆キル・ベイビー 。彼女は妊娠と性病とエイズの恐怖に泣いた

悲劇は突然やってくる。前触れなどまったくない。この日もそうだった。まだ堕落の街が堕落を剥き出しにしていた一九九九年頃、健在だったライブ・バーに寄ってみようと考えた。かつてはライブ・バーも、その頃は行かなくなっていた。しかしどういうわけか、そ...
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マイはベトナムに帰った。バスルームで頭を振っていたマイ

ベトナム語で「マイ」は「梅」という意味になる。ベトナム人の女の子でマイという名前をつけられる娘は多いようで、ベトナム社会に関われば、あちこちで「マイ」と知り合うはずだ。印象深かったマイは2000年当時スワイパーの15番館に在籍していた娘だ。...
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蓼(たで)。美の基準はひとつではなく、かなり範囲が広い

カンボジア編70ストリートのボンコック湖側のクメール置屋のひとつに、美しいクメール娘がいた。ここ最近はすっかり大人びてきて、その美しさには磨きがかかった。クメール女性が身につける独特のサンポッド(スカート)をつけ、長い髪をうしろで束ねたその...