
2026年3月16日、コロンビア・メデジンのサン・パブロ地区で火災が発生した。午前4時40分、近隣住民の通報を受けて消防が出動したその時点では、誰もがありふれた住宅火災だと思っていた。
しかし、鎮火後に現場を確認した捜査員たちが目にしたのは、焼け落ちた家屋だけではなかった。
2階から発見されたのは、25歳の女性セレーネ・ベルトランの、激しく焼損した遺体だった。彼女の遺体の動画は、なぜかインターネットに出回っているので、ここにも掲載しておく。
遺体は中途半端に焼けて炭化に至っていない。そのため、遺体に打撲痕や外傷が残っていたことが判明している。もし炭化していたら、これらの痕は消し去られていたはずだが、残ってしまっていた。
現場の複数箇所から血痕も検出された。燃え方もまた、自然発火や事故とは一致しない。ガソリンの残留物が入ったボトルが見つかったことで、火が意図的に放たれたことは疑いようがなかった。
つまり、25歳の女性セレーネ・ベルトランは殴り殺されて、犯人はその痕跡を消すために遺体と部屋に火を点けたのだった。明らかに殺人の証拠を葬ろうとしていた。
この家に住んでいたのは、セレーネとそのパートナーの2人だけだった。このパートナーは火が出たときには部屋の中にいて、火が点いてから外に転がり出てきて「消防署を呼んでくる」とバイクで出て行ってそのまま行方不明になっていた。
閉ざされた空間の中で何が起きたのか、外から知る術はない。それでも、血痕、外傷、そして放火という事実は何を示しているのかは一目瞭然だった。このパートナーが女性を殴り殺して火を点けて証拠隠滅を図って逃げたのだ。
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