借金

借金。最初は数万円の小さなものが最後に雪だるま式に膨れ上がっていく

社会がじり貧になっていけば、必ず増えるのが借金問題だ。社会がじり貧になるということは、仕事が見付からないか、見つかっても賃金の安い仕事しかないことが多い。 それでも収入がゼロよりも悪い条件の方が金が入るだけマシなので誰もが我慢して悪い条件での仕事を選ぶのだが、そうするうちにどんどん生活に追い詰められ、借金に手を出す。 本来であれば、こうした生活苦の借金は自転車操業と化して、最後には返せなくなること […]

◆ひととき融資。カネを借りてセックスを強要され犯罪に巻き込まれる地獄

昭和の時代、公衆トイレや電柱や電話ボックスのようなところに「カネ貸します」という名刺大の怪しい紙がベタベタと貼られていたのを覚えている人もいるはずだ。こうした広告の100%は「ヤミ金」だった。 トイチやトゴという想像を絶する暴利で借りた人間からすべてを毟り取っていくものである。トイチというのは「10日で一割」で、実質年率にすると3100%である。トゴは「10日に五割」で、実質年率にすると2億184 […]

◆「払えないカネ」のために高収入のアルバイトで風俗に行く女たち

貧困の女性はすべてが身体を売るわけではない。貧困でも身体を売らずに生きている女性はいくらでもいる。安いところに住み、節約し、我慢し、工夫してやりくりすればギリギリのところで生きていける。 しかし、「払えないカネ」があればそうはいかない。 期限が定められているので、我慢すればやり過ごすということができない。何が何でも期限までにカネを作らなければならず、そのために高収入のアルバイトか何かを探すしかない […]

◆どん底に堕ちたら這い上がれないのは、さらに堕とす仕組みがあるから

日本の1980年代後半に起きた壮大なバブルで極限まで儲けたのは莫大な借金をして不動産や株式に突っ込んだ人である。1990年のバブル崩壊で為す術もなく破綻していったのも、莫大な借金をして不動産や株式に突っ込んだ人である。 この浮き沈みの激しさを倍加させているのは、「借りたカネ」であるのは言うまでもない。 個人事業主や起業家は、事業を始める時や継続する時や拡張する時には、必ず借金をするかどうかの選択に […]

◆ローン・シャーク(ヤミ金)。借金で地獄に堕ちていくタイ人たち

2018年2月、タイ・チョンブリー県で貧しい一家4人が心中する事件があった。ふたりの子供のうち、ひとりはまだ3歳だったが、父親に喉を掻っ切られて死んでいた。 2018年6月、ウドンタニ県でも貧しい一家3人が心中する事件があった。こちらは首吊り自殺だった。子供は縄で首を絞め殺された後、夫婦が天井の梁に通したロープで首を吊った。 2018年4月、コーンケーン県でひとりの農家の女性がナタで惨殺される事件 […]

◆夜の世界は派手な服を着た女性で満ちているが、半分は追い詰められた女性

この世には、粗暴な男、暴力的な男、狡猾な男、ずるい男、他人を突き落とすような男、欲望にまみれた男……と、ありとあらゆるタイプの悪人がいる。 普通、このような男と関わりを持ちたいという人間はいない。女性なら、なおさらそうだ。そんな男たちは見たくもないはずだ。避けて、逃げて、関わらない。そうしなければならない。 女性が、絶対に引き寄せたくないと思う男をすべて引き寄せて、彼らから逃れられなくなる非常に危 […]