背中に大きな刺青（いれずみ）を入れたデリヘル嬢と会って話を聞いたことがある。
彼女は自分に刺青があることをウェブ上のパネルでも隠さなかったので、男たちの少なからずは「刺青を入れた女性を抱きたい」という思いで来る。
そんな客のひとりに「僕は勃起できないんですが、刺青が格好いいなと思って来ました」という30代くらいの男がいたと彼女は話した。
彼女はその道のプロなので手を尽くしたのだが、どんなに刺激しても彼のペニスを勃起させることはできなかった。「それが悔しかったですね」と彼女は笑った。
勃起不全（インポテンツ）はすべての男にとっては深刻な問題だ。しかし、すでにほとんどの男の勃起不全の問題は解決する。バイアグラという魔法のような薬が一般化したからだ。
私が「バイアグラを使えば良かったのにね」と言うと、彼女もまた同じことを彼に言ったようなのだが、「その彼は以前にバイアグラを試してはみたものの、それほど効果はなかった」と答えたのだという。
実は、肉体的な障害がなくてもバイアグラが効かないタイプの男がいる。たとえば、「ポルノ依存症」の男もまたそうだと知ったときは驚いた。それにしても、なぜ「ポルノ依存症」の男がそうなのだろうか？
