2020年のコロナ禍の中で、リベンジポルノ(元交際相手による性的画像・動画の流出)が爆発的に増えていて、警察への相談件数は1570件に達したと報道されている。これは5年前の1.5倍の数字となっている。
リベンジポルノの被害者は圧倒的に10代と20代の女性であり、その割合は90.9%となる。19歳以下が27.3%、20代が42%であり、彼女たちの圧倒的大多数は「当時の彼氏にヌードや動画を自ら相手に送ったり、撮られたりして、それが後々に禍根を残す結果となっている。
これとは別に、少女たちがSNSで見知らぬ男性とチャットを繰り返すうちに「裸を送ってくれ」と言われて、送ってしまうような事件も相次いでいる。
男に請われ、女性は自分のヌードを男に「与える」のである。
時々、「女性が男に自分のヌードを与えるというのはどういうことなのだろう」と思うことがある。
ほとんどの男は、自分の全裸の写真を女性に撮ってもらおうとは思わない。まして、性器が剥き出しの写真を女性に撮ってもらって大事に保管してもらおうとも考えない。
一部の露出趣味の男はいる。彼らは自ら自分のヌードをインターネットにばらまいたりする。しかし、総体としてはかなり少ないのではない。
女性がそれを望んでも、ほとんどの男は拒むはずだ。そもそも、女性にそんな「お願い」をされることもないはずだ。
私は一度だけインドネシアの女性に性器を撮らせて欲しいと言われたことがある。そんなことを言われたのは彼女が最初で最後だった。かなり特殊だったと言える。(ブラックアジア:セックス・コレクション。自分を抱いた男を記録していく女)