社会の裏側を野良犬のようにうろうろしているとすぐに気付くのは、思慮深い人間よりも、むしろ思慮に欠けた人間の方が多いということだ。
それもそうだと思う。アルコールやドラッグや危険な性病や騙しや詐欺や犯罪が剥き出しの場所なので、まともな人は近寄らない。必然的に享楽的で、短絡的で、自滅的な人間が集まることになっても不思議ではない。
遠い昔に見た欧米社会のどん底《ボトム》を描いたドキュメンタリーで、登場人物のひとりが売春する女たちや彼女たちに群がる男を見つめて「ここにはクズしかいないのさ」と自嘲する場面があった。
もうドキュメンタリーの題名が思い出せないが、「売春に関わる人間は男も女もみんなクズだ」と登場人物が自ら吐露する場面はとても印象に残る場面だった。
欧米の底辺はドラッグとストリート売春が蔓延し、私たちが想像する以上に荒んでいることが多い。(ブラックアジア:アメリカの絶望。ホームレス女性の隠し撮りされた性行為)
ストリート売春する女たちの荒廃ぶりも私たちの想像を超えるものがある。(ブラックアジア:ボロボロに荒廃したこの白人女性たちを見よ。日本女性もまたそうなっていく)
女性も荒んでいるとすれば、男性もまた荒んでいる。私もここ数年は日本の風俗嬢に会っていろんな話をする機会が多くなっているのだが、「出会う男はクズしかいない」というような心境を聞くことも多い。
さらに、インターネットでも風俗嬢が書いているブログや掲示板も目立つようになっているのだが、そこでも多くの風俗嬢が自嘲気味に似たようなことを書いている。たとえば、以下のような内容の書き込みを見た。
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