タイの混乱は収束するのではなく、むしろ深まっている。反体制派のデモは15日も続いたが、今後もさらに続いていく。
インラック政権は2月2日に予定している総選挙の延期を示唆して反体制派に協議に加わるように提案したが、反体制派はこれを拒んでいる。つまり、妥協はない。
反体制派は現在も複数の政府庁舎を包囲しているが、今後はタイの証券取引所も占拠する予定であることが発表されている。
混乱の中、実際の現場はどのようになっているのだろうか。
読者のひとりが1月10日から14日までのタイ国内の様子を非常に詳しくレポートしてくれているので、許可を得てここに掲載したい。
タイ国内の状況がどのようになっているのか、よく分かる。