◆タイの美人モデル怪死。その裏側にはアルコールとドラッグのワナがあった

◆タイの美人モデル怪死。その裏側にはアルコールとドラッグのワナがあった

タイは、売春地帯でも「コヨーテ」と呼ばれるステージで踊る「客寄せ」のための若い女性モデルたちがいる。どの女性たちも美しく男たちの目を惹く。

こうした女性たちが、まるでセックスを感じさせるような身体の動きをして男たちを欲情させる。(ブラックアジア:この踊る女たちを見よ。売春の現場には必ず挑発的な踊りがある理由

このような「コヨーテ」たちは、実は表社会でも華やかなショーにも欠かせないものになっていき、モーターショーや、ゲームや、それぞれのイベントには必ず登場して男たちの目を奪っていく。

ただし、表社会に現れる彼女たちは「コヨーテ」ではなく「プリティ」と呼ばれて区別されている。日本で言えば「コンパニオン」が、タイの「プリティ」に当たる。

日本でもモーターショーがあると、ハイレグの際どい格好をしたコンパニオンが現れて、車そっちのけでコンパニオンを撮っている男たちの群れがあるが、タイでも同じような光景が「プリティ」相手に繰り広げられているということだ。

この「プリティ」たちは、主に20代前半の女子大学生などがやっているのだが、タイでは人気の職業である。

「プリティ」になって人気が出ると、セレブが集まるパーティーに呼ばれたり、そこからテレビに出演して芸能界デビューになっていくこともあるからだ。

ティティマ・ノラパンピパットという25歳の女性もそんな「プリティ」のひとりだった。通称「ベル」。彼女は「プリティ」の中でもダントツの人気を誇っていた女性なのだが、インスタグラムでも8万人以上ものフォロワーを抱えていた。

その彼女が謎の死を遂げたのが2019年9月16日のことだった。

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