新宿・歌舞伎町の大久保公園付近では、かつてはネットカフェ難民の女性がひっそりと立っている場所であった。彼女たちは身なりもどことなくくたびれていて、疲れ果てたような顔をしていた。
それが今では、ごく普通に見える若い日本人の女性が大量にストリート売春をするようになっている。(大久保公園でストリート売春をする日本女性を突き落としている「元凶」とは?)
ここに立てば金になると知った貧困女性が立つこともある。あるいは、ホストや男性地下アイドルに「ここで金を作れ」と言われて立っている女性もいる。
そして、こんなところに立ってはいけない女性も立ったりしている。(歌舞伎町のストリート売春の現場に立ってはいけない女性が立つようになった)
それにつれて、ただの野次馬の男がうろつくようになったり、ストリート売春の現場をインターネットに晒すYouTuberもやってきたり、マスコミまで隠しカメラを持ち込んで撮影したりしている。
あげくの果てに、おとり捜査の警察官までやってきて男や女を一本釣りで逮捕しているのである。すでに2022年は50人近くの女性が摘発されたりしているのだが、今年はもっとすごい数になるだろう。
こうした世間の目が集中している場所は、男も女も絶対に近寄ってはいけない場所である。私は取材でもここに居たくない。せいぜい、通りすがりに目をやるだけにしている。
この場所の環境は潰されるだろう。しかし、問題はそこからだ。