CATEGORY 性病

◆爆発的に増える梅毒。しかし対策は取られないので日本は性病汚染地区と化す

2023年は、梅毒の感染者数が「統計を取り始めてから、もっとも速いペースで1万人を超えた」と国立感染症研究所が報道している。2023年の3日までに梅毒の感染者は1万0110人で、昨年と比べて1.24倍であった。 梅毒の感染者はさらに増えていくのは100%避けられない。今年がこのペースで感染者が増えるのであれば、3年連続で過去最多となる。さらに言えば、来年も再来年も梅毒の感染者は増え続ける一方となる […]

◆日本社会が性病に覆い尽くされていく理由と危機的な現実に気づいているか?

日本では依然として梅毒が拡散している。日本で梅毒が急に蔓延するようになったのは2015年(不吉な兆候は2013年からあった)からなのだが、これは言うまでもなく梅毒大国である中国からの観光客が増えたのと軌を一にしている。 中国人の男たちが観光で日本にやってきて、ブランドとなっている日本女性を風俗で関わっていく。日本の風俗はソープランドを含めてどのジャンルもそうなのだが、コンドームは使わないので精液と […]

◆「道連れにしてやる」という悪意を隠した風俗嬢が日本でHIVも拡散させていく日

『池袋の風俗店で乱暴なプレイを要求する中国人。彼らは日本人を道連れにしようとするHIV感染者だった』……という記事が最近、物議を醸している。風俗嬢が中国人にHIVを感染させられたというのだが、それは意図的だったという話である。 実は、日本の風俗業界では2013年あたりからコロナ禍に見舞われる前年の2019年まで凄まじい勢いでインバウンド(訪日観光客)が入り込んでいて、2018年には3000万人を超 […]

◆タイにはサル痘が爆発的感染する2つの「地雷原」があり、タイ政府は阻止に必死だ

最近、欧米の同性愛者で広がっているサル痘がアジアでもポツリポツリと報告されるようになってきている。 日本でも2名がサル痘に感染したと報道されているのだが、インドでもニューデリーや南部ケーララ州で感染者が確認されている。そのうちのひとるはアラブ首長国連邦に出稼ぎにいっていた時に感染し、インド国内の病院で死亡している。 大量の欧米外国人を受け入れている観光立国のタイでは27歳のナイジェリア人男性がサル […]

◆梅毒、スーパー淋病、サル痘。セックス産業はいつの時代も究極の性病汚染地帯だ

ゲイ(男対男の同性愛者)の人々を中心に広がっていた性病と言えば、誰もがHIVを想像する。 AIDSを発症させるこのウイルスは、当初は同性愛者の間で広がっている「奇病」とも言われていたのだが、やがて不治の病であることが認識されるようになると、全世界を一気に性病パニックに陥れた。 HIVウイルスは今も根治させることはできないのだが、さまざまな薬が発売されるようになって、感染したら死んでしまう死の病では […]

◆人類はウイルスとの戦いに勝ったわけではない。地獄がやってくるのはこれからだ

コロナ禍が収束しつつある中で、気がかりな病気もまた広がり始めている。「サル痘」である。ヨーロッパではすでに100名以上もの患者が出ている。 サル痘は帯状疱疹だというデマが日本で流れているのだが、実際には帯状疱疹とはまったく違うウイルスで、天然痘に近い別のウイルスである。 サル痘=オルソポックスウイルス帯状疱疹=ヘルペスウイルス 天然痘は人類が40年前に撲滅させた非常にリスクある伝染病なのだが、再び […]

◆必ず「治療不可の性病」が生まれて全世界をパニックに引き落とす理由とは?

中国の武漢で発生した新型コロナウイルスは、瞬く間に全世界に広がって壮大なパンデミックを引き起こした。コロナは欧米が開発したワクチンによって、今後は遅かれ早かれ収束に向かっていくことになる。 しかし、科学者組織「IPBES(生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム)」は2020年10月29日、「今度もパンデミックは頻発する」と報告書を出している。 「野生動物が保有する未知の […]

◆私のライフスタイルは90年前まではあり得ないほど「愚か」なものだった理由

古い道徳の中では「一夫一婦制」が重要視されていた。人類は基本的に乱婚主義なのに、長い歴史の中で揺れることなく一夫一婦制を堅持してきた。それは「なぜ」だったのか。それは、もしかしたら人類が道徳的だったからではなく、「疫病」を避けるための生活の知恵だったからではないのか。 今でこそ、様々な感染症や性病は治る。しかし、ほんの90年ほど前まではそうではなかった。健康でいるためには「一夫一婦制」は合理的な選 […]

◆何度もかかる性病クラミジアと、クラミジアを治した風俗嬢が恐れる客とは?

STD(性感染症)には様々なものがあるのだが、この世で最も流行している世界的な性病は「クラミジア」である。新規感染例は年間約1億3100万例。売春する女たち、そして風俗嬢でも感染は一般的である。 要するに、クラミジアは蔓延している。 クラミジアはクラミジア・トラコマティスと言う細菌が原因で起きる病気なのだが、厄介なことに無症状であることが多い。 症状があっても、「排尿が近くなった」とか「尿道に違和 […]

◆悪意あるスーパー・スプレッダーは、社会や強者に復讐をしているのか?

武漢から始まった新型コロナウイルスだが、分かっているだけでひとりの人物が14人に感染させた「スーパー・スプレッダー」がいる。 あるいは、シンガポールに出張して新型コロナウイルスに感染していたイギリス人は、無症状だったためにその後はフランスに入り、知人らに11人にウイルスを感染させていた。 スプレッドというのは「流布する」という意味なので、「スプレッダー」を直訳すると「流布者」ということになる。 そ […]

◆ポックス。乱交と不道徳の結果、人間を生きたまま腐らせた中世の「不治の病」

閲覧注意 今の時代の人々に「貞操を守るのは大切なこと」と言っても鼻で笑うはずだ。「一生をひとりの人と添い遂げなさい」と言われても、そんな誓いを守れる人はほとんどいないはずだ。 これは、男性でも女性でも同じだ。今の男女は最終的に誰かと一緒になるまでに何人かの異性と肉体関係を持つ。時には同時並行で何人もの異性と付き合う人もいるし、結婚して離婚してまた違う人と結婚する人もいる。 かつては、こうした行為は […]

◆性病にかかりやすい人は確かにいる。当てはまる人は「夜」に関わるな

日本の風俗はあまりに無防備であり、しかもデリヘルでもソープランドでも精液を口や膣で直接受けるような危険な行為もまかり通っていることから、風俗の仕事が長くなればなるほど性病から逃れられない。……はずだ。 ところが「私は三年以上、風俗で働いているけど性病になったことは一度もない」と豪語する風俗嬢もいるのは興味深い。 こうした話は自己申告なので本当のことを言っているのかどうか分からないし、れっきとした性 […]

◆梅毒にかかっても治療せず、日本中を這い回って拡散していた風俗嬢

現在、日本では歓楽街のほぼ全域に渡って梅毒が広がっているのだが、中には四国の徳島県や愛媛県のような、あまり外国人が来ないと思われるようなところでも20代の女性の梅毒が蔓延するようになっている。 いったい、どうしてこんなことになっているのか。 徳島県や愛媛県でも梅毒が広がっているのは、徳島県では徳島市徳島駅付近に、愛媛県では松山市・道後(どうご)温泉付近にソープランド街を含めた風俗街があって、そこで […]

◆膣内射精可の風俗嬢とそうでない風俗嬢の性病の危険度が同じ理由

2018年9月11日。日経新聞は『梅毒、半年で3200人。最多の昨年上回るペース』というタイトルで、梅毒が2018年6月までに患者数が3236人になっていることを記事にしている。 『近年の患者の急増は驚異的だ』『女性は20代前半の若い世代に極端に患者が多い』と書かれている。なぜ若い女性が多いのか。そして、なぜここ数年で爆発的に梅毒が日本で流行するようになっているのか。 マスコミは言葉を濁すが、梅毒 […]

◆失明危機? 売春地帯や風俗で手に入る聖水は場合によっては猛毒入り

欧米では独身最後を迎えた男が、気の置けない男だけの仲間と一緒に「最後の何でもあり旅行」をすることがある。これを「バチェラー・パーティー・トリップ」と呼ぶ。 映画『ハングオーバー!』も、バチェラー・パーティーで男友達だけでラスベガスに行って、記憶も花婿も失って大変なことになるという設定だった。 このバチェラー・パーティーの旅行ではもちろん、ラスベガスのようなギャンブル・タウンだけでなく、フロリダや、 […]

◆風俗嬢が危険にさらされているのに、日本人は冷淡過ぎる

日本の性の現場は、私に言わせると異常であるとしか言いようがない。なぜ日本人はこんな異常を黙って受け入れているのか分からない。 まず、日本の性風俗は「本番行為が禁止」という建前があるので、デリヘルのようなところでは女性が口でサービスして射精させるような行為が一般化している。 コンドームは使わない。生の精液をそのまま口で受ける。 ソープランドはどうか。ソープランドだけは本番行為が黙認されているのだが、 […]

◆HIVが蔓延するインドの最底辺の地獄はまだ終わらない

エイズ予防や患者の支援を中心に活動している国際NGO団体がインドにおけるHIVとエイズに関する統計を出しているのだが、良いニュースと悪いニュースがインドで混在している。 良いニュースはインドのHIV陽性率はここ十数年で着実に減っていることだ。2002年は新しくHIV陽性になっていた人は約20万人を超えていた。 しかし、その後は売春地帯を中心にコンドームの普及やHIV予防の啓蒙が功を奏して2013年 […]

◆即尺に膣内射精。ソープランドの危険で無謀な性サービス

ここ数年で数十人もの風俗嬢と会って話を聞くのと同時に、最近になって私が労力をかけていることがある。 それは、インターネットで風俗嬢が書き込みをしている掲示板、SNS、ツイッター、ブログ等から書き込みを収集(スクレイピング)して、テキストファイルを莫大に集めて読み込む作業だ。 機械的なスクレイピングによって収集された400万ファイル以上のテキストデータをプログラムによってフォーマットを整えると旧約聖 […]

◆今年はHIVと共に淋病と梅毒も含めてSTD検査をした

売春地帯をウロウロしているのであれば、そこは性病の温床であると認識しなければならない。売春する女性と縁が切れないのであれば、当然のことだがSTD(性感染症)の脅威は常にある。 ハイエナにとってHIVやSTDはいつでも「今そこにある危機」なのだ。自分だけ絶対にかからないというのは根拠のない自信に過ぎない。 カンボジアの売春地帯では、70ストリートの売春宿の入口で痩せ細ったエイズの女性が虚ろな表情で座 […]

◆日本人は「風俗での本番行為を合法化しろ」と声を上げよ

日本の性風俗を制したのはデリヘルという業態だ。警察に届け出した業者が女性を集め、男はインターネットで女性を見つけて業者に電話して女性を派遣してもらう。そして、女性に性サービスを受ける。 これが、デリヘルというビジネスであり、日本の性風俗の8割を占めているセックス産業である。警察に届け出しているというところを見ても分かる通り、デリヘルという業態自体は今のところ合法となっている。 なぜ合法なのか。それ […]

◆HIV感染者の道連れセックスは、日本女性が標的になる

中央ヨーロッパに位置するチェコ共和国は目立たない国だ。首都プラハもあまり目立つこともなく、世界から忘れ去られているような雰囲気もある。 しかし、あまり知られていないが、このチェコはゲイのためのクラブがいくつかある。さらにゲイのためのポルノを製作する有名な会社もあったりするので、隠れたゲイ観光地になっていると言われている。 チェコはゲイ文化が地下で広がり、それが受け入れられていた国だったのだ。 ズデ […]

◆「なにもない」エイズに罹って死んだ女性の、遺された文章

日本ではHIV感染者も、エイズ感染者も共に増え続けていたが、ここ2年で見ると、感染者が「減少」していたことが厚生労働省のデータで明らかになっている。 しかし、これはエイズが減少したという理由ではない。 エイズの相談や検査そのものが減ったからだ。つまり、日本では感染者が気がつかないまま過ごしている可能性がとても高い。 2011年のデータを見ると、HIV感染者は累計で1万3704人。エイズ感染者は累計 […]