売春地帯

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◆境界知能。社会の底辺に落ち、そこでも落ちこぼれるのが「境界知能」の女性

「境界知能」というのを聞いたことがあるだろうか? 最近、「境界知能」の人たちの存在がクローズアップされるようになってきている。 知能はIQで計られるのだが、IQ90〜109が平均値で、110以上はIQが高い人であり、IQ130以上の人は天才の領域に入る人でギフテッドと呼ばれている。逆にIQ70未満は知的障害とWHO(世界保健機関)は定めている。 誰でもIQが高ければ良いのにと願うと思うが、ほとんど […]

◆条件が揃ったら、あなたも「粗野で暴力的で無教養な女性」が好きになるはずだ

新型コロナウイルスのデルタ型の登場で、東南アジアもインド圏も最悪の状況になっている。これらの国々の真夜中に生きる女性たちはどうしているのだろうかと時々思ったりする。 彼女たちとは2年近くまったく関わり合っていないので、ここのところずっと白黒のままで生きているような寂しい気持ちが解消できない。ストレスでいっぱいだ。 この感情は何かに似ている。そうだ、「ホームシックに近いものかもしれない」と思い至った […]

◆売春地帯や風俗の世界でメガネをかけた女性が圧倒的に少ないのはなぜなのか?

コロナ禍になる以前、頻繁に風俗嬢と会って話を聞いて日本のアンダーグラウンドの世界を垣間見ていたのだが、そういうのを繰り返しているうちに、気がつけば100人から200人ほどの日本女性に会っていたように思う。 その中でふと気づいたのだが、メガネをかけている女性はたった1人しかいなかった。率にすると0.5%である。彼女とはメガネの話をしたのでよく覚えている。 「コンタクトも試したことがあるけど駄目だった […]

◆優しい人は、まず最初に「この言葉」を言えるように訓練しておく

フィリピン・アンヘレスでひとりの女性に会った。彼女はゴーゴーバーでダンサーとして働いていたのだが、優しい性格の女性で私は彼女がとても気に入っていた。 アンヘレスにいる時間が終わって日本に帰る前、彼女は「メールアドレスを教えて」と言ってきたので私は教えた。 彼女から何度も何度もメールがきて「早く会いたいわ。フィリピンに戻ってきてね」と言ってくれた。私は嬉しくなって「必ずフィリピンに戻る」と返事をした […]

◆場末の売春宿であればあるほど顕著になる現象とは何か?

売春や風俗で、ハイエナと化して本能のまま女たちを追い求めている男たちは、自分が大金を払ってそこにいることに何の疑問も抱かない。 だから、女たちがやってくる男にある疑問を抱いていることにもほとんど気付いていない。男たちから金をもらいながら、身体を売る女たちが疑問に思っていることは次のものだ。 「なぜ、男はお金を払ってセックスをするの?」 売春や風俗の世界で生きている女たちにとって、セックスはビジネス […]

◆最底辺の売春(中国編2)。最底辺が必要とされる理由

東南アジアには最底辺の売春宿が数多く存在するが、華僑が持ち込んだ売春ビジネスも多い。 冷気茶室も、散髪屋売春も、マッサージ売春も、洗足売春も、カラオケ売春も、その多くは華僑が売春ビジネスが禁止されている中国本土の偽装工作をそのまま東南アジアに持ち込んだものでもある。 つまり、東南アジアの売春ビジネスのスタイルは源泉を辿ると中国に至る。その中国の最底辺の売春宿の状況はこのようなものだった。(最底辺の […]

◆地獄の貧困国ジャマイカはセックスと享楽の天国でもある

ジャマイカと言えば、ボブ・マーリーやウサイン・ボルトを思い出す人も多い。ジャマイカはカリブ海に浮かぶ小さな島で、一人あたりの名目GDPはIMFのデータで4931ドル程度しかない。典型的な貧困国である。 国にはさしたる産業はなく、失業率は数十年も前からずっと10%以上であり、首都キングストンは凄まじいほどの治安悪化に揺れている。どれほど治安が悪いのかは、外務省がこう書いているほどだ。 『殺人事件発生 […]

◆19年続いたファランたちの売春情報サイトが幕を閉じた日

『スティックマン・バンコク』という老舗サイトがある。 2017年8月20日、このサイトを長らく運営し、コラムを書き続けていたスティックマン氏が「ありがとう、そしてさようなら」という一文で、サイトとの関わりを終焉させた。 『スティックマン・バンコク』は1998年に開始された個人サイトで、19年間に渡って途切れることなく続けられてきたバンコクのナイトライフを扱った有名なサイトである。 ブラックアジアは […]

◆抜けられない真っ赤な女たちと一緒に、最底辺を這い回る

水商売や風俗で生きている母親を見て育った娘は、やはり水商売や風俗で生きるようになることが多いのはよく知られている。母子家庭で生まれ育った娘も、成人したら母子家庭になることもよく知られている。 なぜか。母親という「朱」に交わって赤くなったのだ。 あるいは、多感な思春期から20代前半に不良たちと混じって過ごしてきた少年少女は、大人になってもアンダーグラウンドに生きることもよく知られている。 「朱に交わ […]

◆最底辺の売春(中国編)。男の性欲を次々と処理する女性

1980年代から90年代、タイのバンコクには「冷気茶室」という売春宿があった。(冷気茶室。男の天国、女の地獄と呼ばれた、バンコクの魔窟) 冷気というのはクーラーの効いた部屋を指し、茶室というのは茶を飲む部屋なので、「冷気茶室」というのは「クーラーの効いた喫茶店」みたいな意味となる。 この当時は、クーラーの効いた部屋でお茶を飲む場所というのは充分に贅沢な場所だったわけで、当時のバンコク・ヤワラー(中 […]

◆売春する女性の身体の痛みを、防犯カメラが記録していた

売春する女たちの仕事は、自分の身体を男に与えることである。男が自分の身体をどのように扱ってくれるのかは、ベッドに入ってみないと分からない。 ていねいに愛情を込めて女性の身体を扱う男であればいいが、粗野で乱暴な扱いをする男もいる。 最初から暴力的な性格を持った男がいたぶるように女性を扱うこともあれば、酔っていて力の加減が分からなくなってしまっている男もいる。 しこたま酔った男は理性が消えているので、 […]

◆「毎日、違う男とベッドに行くのは慣れたので問題ない」

プノンペンはかつての置屋タイプの売春地帯を消し去ったが、それで売春ビジネスが消えたわけではない。依然として夜総会(ナイト・クラブ)のような店もあれば、売春マッサージ屋も残っている。 しかし、主流はもちろんバンコクのようなバー・スタイルの店である。こうした店はリバーサイドに集中しているのだが、その中心となるのは136ストリートだ。 すでにバンコクのゴーゴーバーやオープンバーはかなりのインフレ・モード […]

◆売春宿。私が寝泊まりしてきた東南アジアの売春宿の部屋

普通の人は東南アジアやインド圏の荒廃した売春地帯には近寄らないし、まして売春宿に泊まることもないので、ひとことで「売春宿」と言ってもどんなところなのか、想像すらもできない人の方が大半だ。 売春宿は、狭く、古く、殺伐として薄汚れているところが多いのだが、こういった場所は写真を撮るところではないので、ほとんどは記録に残らない。 私も数千以上もの売春宿の部屋に転がり込んでいるはずだが、その部屋を写真に残 […]

◆美しい女性でもストリート売春の価格が安いのはなぜか?

世の中は生まれながらに底辺で生きている女性がいる。仕事もない。ツテもコネもない。頼りになる人も、助けてくれる人もいない。両親とも、友人ともうまくいかない。 自分を大事にして、庇ってくれる人もいない。庇ってくれるどころか、虐待の対象になっていることも多い。親に性的虐待されている女性すらもいる。 そのような最底辺の生活をしている女性が、手っ取り早く金を手に入れるのは、自分が唯一「売れるもの」である肉体 […]

◆尼崎の「かんなみ新地」に沖縄出身者が多いのはなぜか?

兵庫県尼崎にある「かんなみ新地」は、東京町田にあった「たんぼ」とよく似ているので、そこを歩いていると建物の古さも相まって、妙に郷愁を感じてしまう場所だ。 かんなみ新地は戦後のどさくさの中で自然発生的にできた「ちょんの間」が、そのまま廃れずに定着したのだと言われている。戦後のどさくさに生まれたというのは、町田「たんぼ」とまったく同じである。 戦後の混乱期、大空襲と敗戦で焼土と化した日本列島では、おに […]

◆タイでは、野良犬も素性の知れない旅行者も同じ扱いだった

日本では野良犬が街をさまよっている光景はほとんど見ないが、海外にいくと、タイには野良犬がうろうろしていて危険なこともある。 タイではバンコクにも路上で野良犬が寝ていることも多く、スクンビットではすっかり人気になった牛のような模様の犬が秘かに人気になったりしたこともあった。 可愛らしい犬ならそれはそれで街の風物になるのだが、中には明らかに皮膚病を持った犬や、身体中が汚れてうっかり目が合うと牙を剥き出 […]

◆私自身も、女性の「ある特別な恰好」に強く惹かれていた

以前、カンボジアで知り合った売春女性が「今まで知り合った日本人」のことをいろいろ話してくれたので興味深く聞いていたことがある。 その中である日本人は、彼女に「日本の女子高生の服を着てくれ」と言ってその服を差し出してきたという。この当時はルーズソックスというものも流行っていたのだが、そんなものまで持って来ていたのだ。 カンボジアにまで来て、カンボジア人の女性に、日本の女子高生の恰好をさせたいというの […]

◆トリニダード・トバゴの誰も知らないアンダーグラウンド

トリニダード・トバゴというカリブ海に浮かぶ小さな国がある。この国名を聞いてすぐに場所が思い浮かぶ日本人はほとんどいないに違いない。 いや、「トリニダード・トバゴ」という国があること自体を知らない人の方が多いかも知れない。場所はベネズエラに限りなく近い小さな島だが、れっきとした共和国である。 かつて7つの海を支配していた頃のイギリスの植民地で、1962年に独立し、トリニダード島、トバゴ島という2つの […]

◆つぶせ、追い出せ、奪え。バングラデシュ売春地帯の終焉

バングラデシュはイスラム教の国としては珍しく売春地帯を容認している。売春女性は数百年の間、そこで延々と売春ビジネスに勤しんでいる。 しかし、それはバングラデシュの人たちが売春ビジネスを歓迎しているという意味ではない。むしろ、社会全体で見ると売春ビジネスは毛嫌いされている。 バングラデシュでは「売春婦」という職業は表向きないことになっている。彼女たちは、「物乞い」のカテゴリーに入れられている。そして […]

◆2015年アンヘレス。変わった街の光景を見てのんびり過ごす

久しぶりのフィリピンだったが、やはり1週間と言えども海外の空気を吸っていると、かつて旅から旅へとさまよっていた時代を思い出して懐かしい気持ちになる。 フィリピン・アンヘレスはずいぶん開発されて、ゴーゴー・バーも一見さんを効率よく回して集客する「バーのファストフード化」が見られた。 かつて、タイのパッポンが辿った道なのだが、観光客が増える以上は、そういった変化が起きるのも仕方がないのかもしれない。 […]

◆アンヘレス再訪。現地のバスを使ってアンヘレスに行く

かつて、フィリピンのアンヘレスにはしばしば訪れていたが、身体を壊してから海外にほとんど行かなくなってしまった。 行くとしても1年に1度か2度、ほんの1週間ほど海外にいるくらいで、かつてのように現地に着いたら、一日中歩きまわるようなこともなくなった。 そんなわけでフィリピンにもすっかり行かなくなってしまって、気がつけば10年も経っていた。あれほど面白半分に覚えていたタガログ語もほぼすべて忘れた。 た […]

◆メキシコ・ティファナ。ストリート売春に立つ女たちの姿

1995年から数年間、メキシコのティファナに何度か訪れたことがある。(古き良きメキシコの想い出と崩壊国家を狙うハイエナのこと) ティファナはアメリカとメキシコの国境の町で、アメリカからはサンディエゴから入る。 その頃からティファナは売春宿だらけで、アメリカ人の堕ちた男たちが昼間から酒を飲み、売春をする女たちと肩を組んで騒いでいるような場所だった。 ティファナは何度も治安当局から是正勧告を受けたが、 […]

◆バンコクのアラブ人街や、インドネシア人女性のことを思う

2014年の10月にたまたまシンガポールでインドネシア女性の集団を見かけたのだが、みんなジルバブをかぶっていてとても美しいと思った。 この時の写真はこちらにアップしている。(ジルバブをつけたインドネシアの女性たちはとても華やか) どこの国でも女性が集まると本当に華やかになるが、イスラムの女性であってもそれは変わらない。むしろ、華やかなジルバブの色が熱帯の太陽に映えて、シンガポール女性よりも輝いて見 […]

◆ドミニカ共和国のソスアはカリブ海のパタヤのような場所

東南アジアではビーチ沿いの売春地帯と言えばタイのパタヤを思い浮かべる人は多い。カリブ海では、このパタヤのような売春地帯になっているのが、ドミニカ共和国の「ソスア」という場所である。 ドミニカ共和国と言っても、それがどこにあるのか分からない人も多い。アメリカフロリダ州の南部には、本当にすぐそこにキューバがあり、その東部にはイスパニョーラ島がある。 このイスパニョーラ島は東西で2つの国が分け合っている […]

◆ドミニカ共和国の貧困に満ちた売春地帯と売春女性の光景

ハイチは2010年の大地震で国家基盤が完全に崩壊した。(略奪の都市となったハイチ。無法地帯に略奪者が闊歩する) 最初の頃こそ大勢の人がハイチ支援を行っていたが、やがて世界から忘れられた。 4年経った今、もうハイチを憂慮する人はどこにもいない。この国は完全に国際社会から消え去ってしまっている。 ハイチの問題は、もともと貧しい国が災害によってもっと貧しくなったということだ。最初から国民生活も行政もイン […]

◆売春地帯ゲイランで、グローバル社会の究極の格差を見てきた

シンガポール編 グローバル社会は「格差」を極端なまでに拡大していく社会であることは、私は随分早くから気が付いて、これは日本もひどいことになると懸念した。 それは2000年に入った頃から強く思うようになったのだが、それを確信したのは、シンガポールのゲイラン地区にいた時だったように思う。 ブラックアジア第二部の舞台になったゲイランのことは、今もよく思い出す。(ブラックアジア第二部) ここで、私は「天国 […]

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