新型コロナウイルスのデルタ型の登場で、東南アジアもインド圏も最悪の状況になっている。これらの国々の真夜中に生きる女性たちはどうしているのだろうかと時々思ったりする。
彼女たちとは2年近くまったく関わり合っていないので、ここのところずっと白黒のままで生きているような寂しい気持ちが解消できない。ストレスでいっぱいだ。
この感情は何かに似ている。そうだ、「ホームシックに近いものかもしれない」と思い至った。彼女たちは自分の人生そのものだったので、東南アジアやインド圏の女性じゃないと満たせない郷愁がある。
郷愁である以上、それは日本女性では埋められない。日本女性は私にとっては「まったく違うジャンル」なのである。「好き嫌い」や「良し悪し」ではなく、本当に「違う生物」ほど違う。
そう言えば、私は東南アジアやインド圏の女性に長らくのめり込んでいたせいで、ふと日本人女性を見ると、かすかな違和感みたいなものを感じることがある。
私がすべての日本女性に感じるのは、知性や教養や民度の高さである。今のほとんどの日本女性は、とても民度が高い。みんな教育もあって頭が良い。
ところが、どうも私にはこの日本女性の民度の高さみたいなものに「違う世界の人」という気持ちになってしまう。それが悪いというわけではない。民度が高いというのは素晴らしいことだからである。
しかし、こんなことを言うと全員に袋叩きにされそうだが、私は粗野で荒っぽい女性に強い関心がある。目が離せなくなってしまう。たぶん、東南アジアやらインド圏の売春地帯で、あまりにも荒々しいタイプの女性ばかり追いかけていたこともあるのだろう。