タイ

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◆【投稿】タイ・バンコク売春地帯の、価格と内情を考察

売春地帯にいるには金がかかるというのは、当たり前のことです。東南アジアは日本よりも安いというイメージが先行しているのですが、最近はもうそれほどの費用対効果はなくなってきております。 その理由は、日本の「円安」と東南アジアの「インフレ」です。日本の国力が落ち、東南アジアの国力が上がっていくと、物価の差が徐々に消えていくのは当然のことです。 経済的な環境を変えるこの2つ、「円安」と「インフレ」について […]

◆バンコクのアラブ人街や、インドネシア人女性のことを思う

2014年の10月にたまたまシンガポールでインドネシア女性の集団を見かけたのだが、みんなジルバブをかぶっていてとても美しいと思った。 この時の写真はこちらにアップしている。(ジルバブをつけたインドネシアの女性たちはとても華やか) どこの国でも女性が集まると本当に華やかになるが、イスラムの女性であってもそれは変わらない。むしろ、華やかなジルバブの色が熱帯の太陽に映えて、シンガポール女性よりも輝いて見 […]

タクシン、9.11。2001年のタイ売春地帯で何が起きていたか

タイは今でも「快楽の地」であるのは間違いない。ブラジル、コロンビア、スペインと並んで、タイの歓楽街にはアルコールとセックスが満ち溢れている。 このタイの売春地帯が最大の危機に陥ったのが2001年だった。 この頃、タイは覚醒剤(ヤーバー)の蔓延と、東南アジア最大のセックス観光地という汚名は広がるばかりだった。 タイの売春地帯は、パッポンからスクンビットのナナ地区、そしてパタヤにまで広大に点在していた […]

◆ムーキー・ザップ。「醜いアヒルの子」から白鳥になった

以前、ベトナムの「エリー・トラン・ハ」という女性を取り上げたことがある。(エリー・トラン・ハ。巨乳とメガネでアジアの男を虜に) 彼女は、どこかの芸能プロダクションが売り出したスターではなく、インターネットに自分撮りした写真をアップしているうちに、いつしかファンがフォローするようになり、あれよあれよという間にベトナムで最も名の知られるモデルとなっていった。 今ではインターネットで自分撮りをして写真を […]

◆サクヤン(Sak Yant)。タイ伝統の美しく迫力あるタトゥー

タイでは、いつでもどこでも上半身裸になった男の身体にどこか幾何学的な美しい模様のタトゥーが入っているのを見る。 それは、サクヤン(Sak Yant)と呼ばれるものである。背中にびっしりと入れている男もいれば、ワンポイントで入れている男もいる。 いや、男だけではない。時々、売春女性の背中にもこのサクヤンが入っているのを見る。私がパタヤで知り合った女性は、背中一面にサクヤンの模様が彫られていて、その精 […]

◆タイの歓楽街タニヤで、自らに火をつけて自殺した日本人

2014年11月5日に、タイ歓楽街パタヤで52歳のアメリカ人が飛び降り自殺しているが、仕事も金もなくした中での飛び降り自殺だった。 27階から飛び降りていたので即死だった。(仕事も金も尽きて売春地帯で飛び降り自殺したアメリカ人) 東南アジア最大の歓楽地を擁するタイでは、外国人が享楽に溺れきって金を失い、次から次へと自殺している。フィリピンでは外国人が「他殺」される事件が多いのだが、タイは外国人が「 […]

◆仕事も金も尽きて売春地帯で飛び降り自殺したアメリカ人

閲覧注意 2014年11月5日、タイの歓楽街であるパタヤで、ダグラス・レックス・ラインハートという52歳のアメリカ人男性が飛び降り自殺している。 この男は最近、仕事を辞めてタイのパタヤに来ているのだが、ここで金を使い果たして、タイの滞在期限も来てしまった。アメリカに帰りたくないと考えていたこの男は、帰国するよりも死を選んだ。 遺書を書き、アルコールをしこたま飲み、27階のコンドミニアムの窓から外に […]

◆タイ軍事政権が風紀取り締まりでパタヤをクリーン化する?

インドネシアでは今年に入ってからなぜか風紀の取り締まりに熱心になるようになった。歴史のあるスラバヤの大規模な売春地帯も6月に閉鎖されるという事件があった。(ドリー。「売春婦は出て行け」と叫ぶ人々の抗議デモの姿) その後も売春地帯の取り締まりは続いており、ジャカルタの線路脇の売春地帯、あるいはスタディウム等の売春クラブも摘発の対象となったという。(決闘場(スタディウム)。ハイセンスな売春パブと怒る女 […]

◆「私の子供、買ってくれない?」と私に言った母親たち

人身売買というと、日本では非常に希有で異様な犯罪に見えるかもしれないが、途上国に行くとそれが希有でも異様でもなく、ごくありふれた日常であることに驚く。 私はかつては旅人であり、東南アジアで流れるようにして生きていたが、その「流れ者」の私も取引を持ちかけられたことがある。信じられないかもしれないが、一度や二度ではない。 ひとつはタイのヤワラーの安宿にいたとき、廊下をはさんだ向かいに泊まっていた無職の […]

◆インラック首相がついに失職。再び流動期に入ったタイ政治

2014年5月7日、タイのインラック首相が権力を乱用したという違憲行為の罪に問われて失職した。 これは、2011年に国家安全保障会議事務局長を無理やり失職させ、その代わりに首相の親族を代わりに就けたという行為が問題となっていたものだった。 インラック首相が今回の憲法裁判所で負けるのではないかというのは、失職したタウィン氏が2014年3月に復帰していることからもおおよそ予測されていたが、その通りにな […]

◆パタヤはいずれレディーボーイしかいない街になるのか?

2013年5月9日、パタヤで、ロシア人観光客のゴールドのネックレスをひったくろうとした容疑者が逮捕された。約12万円の価値のあるネックレスだ。犯人はレディーボーイだった。 2013年5月11日、パタヤで、イギリス人観光客から貴重品を盗んだ容疑者が逮捕された。犯人はふたりのレディーボーイだった。 2013年5月15日、パタヤで、クエート人観光客を昏睡させて5万バーツ以上もの大金を盗んだ容疑者が逮捕さ […]

◆まだ終わらない。タイ南部のイスラム反政府主義者の過激テロ

タイは比較的安全な国だと言われている。しかし、タイの深南部(ディープ・サウス)に限って言えば話は別だ。 この地区は、まったく安全ではない。この深南部を構成する地域は、2001年から非常に激しい爆破テロがいつも起きている。 2013年3月21日でも、パタニ県パタニの中心部で、突如としてバイクに仕掛けられた爆弾が爆発して死傷者10人を出すテロが起きている。 インラック首相は2013年2月に、和平対話を […]

◆タイ・パタヤのビーチロードで売春する女性たち50枚(2)

ビーチロードで売春する女性たち50枚(1)に写真を50枚紹介した。(タイ・パタヤのビーチロードで売春する女性たち50枚(1)) ここでも同じく、パタヤのビーチロードで売春する女性たちの光景を50枚掲載したい。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

◆タイ・パタヤのビーチロードで売春する女性たち50枚(1)

タイ編タイのパタヤと言えば、バンコクでも有数の堕落したリゾート地でもあるが、ここでは狭い地域にオープン・バーからゴーゴーバーまで密集して一種独特の雰囲気を醸し出している。 夜になると隠微な雰囲気が漂い始め、アルコールとセックスが街のメインになっていく。 ビーチと言っても海はそれほどきれいなものではないが、それでもビーチ沿いには多くの観光客が集まり、リゾート地らしい雰囲気はそれなりにある。 パタヤの […]

◆ノック。レディーボーイは見抜けると思っていたのだが……

タイの歓楽街には、どこでもレディーボーイ(女装者・性転換者)が山ほどいる。 非常に美しくて女性になりきっているレディーボーイもいれば、明らかに元が男であると分かるレディーボーイもいる。 売春地帯をさまよう男たちの中には、いつかレディーボーイたちを本物の女と思って連れ出す経験をする男もいる。 そして、あとで女性ではなかったと知って驚くのだが、そういう経験をしているうちに、ゆっくりとバイセクシャル(両 […]

◆売春の裏を知っている男が、なぜタイでエイズ感染するのか

数年前のことだが、イギリスではエイズ患者のほとんどが外国で感染しており、その中でもトップが東南アジアの「タイ」で感染していたことが分かって大騒ぎになったことがある。 このニュースに接したとき、私がすぐに脳裏に浮かべたのが、ゲイが集うボーイズ・ストリートに押しかけているイギリス人の姿だった。 イギリス人がタイでエイズに罹るというのであれば、真っ先にゲイの男たちを思い浮かべたとしても当然なのだが、どう […]

◆2006年9月19日がなければ、タイの売春地帯は潰されていた

タイ編 今も昔も、タイは東南アジア最大の歓楽街を擁する都市として知られているが、その規模は拡大しているというよりも、現状維持か、もしくは縮小傾向にある。 1980年代〜1990年代を知っている人には、今のタイは規則でがんじがらめで、無法地帯を思い起こす「何でもあり」ではなくなったと感じられる。 今のタイの歓楽街でも驚き、満足する人は多い。しかし、タイの歓楽街の無法地帯ぶりを知っている人間にとっては […]

◆望まない妊娠をするタイ女性と、社会に沈澱する静かな怒り

ある年の春、タイの東北部の小さな街、ピーマイからコラートに戻って、この郊外の静かな街に一泊した。そのとき、ひとりの女性と知り合った。 彼女はまだ20歳にもならない歳だった。妊娠していて、とてもお金に困っていた。 「バンコクに行きたいけど、行くお金もないの」 私が明日バンコクに戻ると言うと、一緒に連れていってくれと投げやりに言った。 お腹を見るとすでに妊娠6ヶ月ほどの大きさになっている。ゆったりとし […]

◆タイで欧米人が連続死していたミステリー事件が解明された

タイではいくつも名の知れたビーチ・リゾートがある。サムイ島、パンガン島、ラン島、プーケット島……。 その中で、映画『ザ・ビーチ』で舞台になったピピ島(ピピ・ドーン島)もまた欧米人の間ではとても人気のあるビーチ・リゾートだ。 2012年6月、この島でカナダ人の若い姉妹が死亡した。ふたりとも激しくのたうち回り、嘔吐し、身体は変色し、歯茎からは出血し、爪は真っ黒に変色するという状態で死んでいた。 ふたり […]

◆タイの売春地帯を皮肉ったファラン(白人)のカトゥーン14個

タイに出回っているちょっとした英字フリーペーパーや新聞や書籍に、タイの売春地帯を皮肉ったマンガがたくさん載っている。 自分たちを自虐したり、売春女性の見栄や生態を皮肉ったり、レディーボーイの蔓延を皮肉ったり、いろいろおかしなものが多い。 英語の言い回しがよく分からなかったり、文化のギャップがあって意味がつかめないものもあるが、大抵は何が言いたいのかがストレートに伝わってきてニヤリとする。 タイの売 […]

◆死にたくなければレディーボーイには二種類あることを覚えよ

2012年7月14日、タイの売春地帯パタヤで、ドバイから来たノハンネド・ナホドという26歳の男がブティック・ホテルで死んでいるのが発見された。 ベッドの上で寝たまま死んでいたのだが、死亡原因は睡眠薬の飲み過ぎだった。 その前日に彼はひとりのレディーボーイを部屋に招き入れているのだが、部屋から貴重品が紛失している。自殺というよりも睡眠薬強盗に遭った可能性が高い。 最近、レディーボーイの間で強い睡眠薬 […]

◆異国タイではじめて「レディーボーイ」と出会った時のこと

歓楽街をさまよい歩く人間にとってゲイやレディーボーイの存在はまったく珍しいものではない。珍しいどころかありふれた存在でもある。 しかし、よく考えてみると、タイ以外では、表社会でほとんど彼らの存在を見ることもない。そして、その存在が受容されることもない。 普通の人間にとって「レディーボーイ」や「ゲイ」とは稀少動物のような存在なのかもしれない。 それが奇異であると言われれば、確かにそうかもしれない。し […]

◆1967年のタイのバーとバーガール。タイの歓楽街の初期の姿

タイの歓楽街であるパッポンやパタヤはベトナム戦争によって形作られたという事実はよく知られているし、これについてはブラックアジアにもしばしば触れてきた。 小説『エマニエル夫人』では、在タイ・フランス大使の妻としてタイにやってきたエマニエルに、「ねえ、パタヤに行かない? 今度、アメリカ海軍が上陸して、若いアメリカ人がいっぱい上陸するんですって!」と登場人物のひとりが言って胸をときめかせている描写もあっ […]

◆ナンナーク。死んだ後から始まる愛。タイの美しいオカルト

かつて、タイは水の都であり、バンコクも水都として有名だった。それを非常に美しく、そして印象的に映画の中に取り込んでいたのが、1999年にタイ史上大ヒットを飛ばした映画「ナンナーク」だった。 この映画はオカルト映画である。しかし、そこに描かれるタイの原風景の美しさや人々の暮らしは、オカルト映画を見ていることを忘れさせるような「郷愁」に満ち溢れていた。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です […]

◆タイやベトナムの貧困層は、本当に売春することに平気なのか?

言うまでもないが、売春地帯が存在するのに売春を忌避する感覚は世界中どこでも同じである。アメリカでも、日本でも、インドでも、タイでも、違うというのはあり得ない。 しかし、貧困家庭は子供が売春の世界に関わっていくのを一見、容認しているように見えるケースもある。たとえば、ベトナムやタイの貧困家庭がそうだ。 娘を売春地帯に送り出して「貧しい人間の人生とはそんなものだ」というインタビューも見た。そこには「飢 […]

◆消えた Rififi。それは忘れ去られようとしても、記録に残す

パッポンは老舗のゴーゴーバーが少しずつ姿を消して違う店になっているが、すでにこの場所は単なる観光地みたいなものだから、本来のディープな沈没者には見向きもされなくなった。 別にそこから売春がなくなったわけではないが、純粋な売春地帯というのはあまりにも有名になりすぎてしまった。 コンテンツの残りを閲覧するにはログインが必要です。 お願い Log In. あなたは会員ですか ? 会員について

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