インド

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◆超人になるための方法論は、すでにインド人が見つけていた

心と身体が一致しているというのは、アスリート(運動選手)の間ではよく知られているが、一般にはまだ知られていない。 一流の運動選手になると、精神集中のためにも、瞬発力を出すにも、必ず呼吸を意識するという。 たとえば、ボクサーはパンチを打つときは必ず息を吐く。それを徹底させるために、パンチを打つときは、「シュッ、シュッ」と口で音を出すように指導される。 ウエイト・トレーニングでも、ウエイトを持ち上げる […]

◆なぜ途上国では線路沿いのうるさい場所に人が住み着くのか

インド編 途上国に行けば、どこでも線路に非常に近い場所、ほとんどギリギリの場所にバラック小屋が建ち、人々が暮らしている。 タイでもそうだ。フィリピンでもそうだ。そしてインドネシアでも、カンボジアでも、インドでもそうだ。 どこの国でも、みんな判で押したように「線路沿いのうるさい場所」に大勢の人たちが住み着いている。どうして、そうなるのか分かるだろうか。 そこは、本当にうるさく、危なく、とても揺れるよ […]

◆なぜインドのカースト制度は、「拝金主義」を産み出すのか?

インド編 日本は日常生活を淡々と生きていくという感覚がそこにある。「暮らす」という感覚はそれに近い。生きていくというのは、淡々と「暮らす」のである。 しかし、インドは違う。 分かりやすく言うと、インドで生きていくというのは、「暮らす」のではない。「サバイバルする」のである。 様々なトラブル、様々な文化的軋轢、理不尽、差別。その中でサバイバルする。 それがインドの大部分の生活者の日常だ。まさに今、イ […]

◆青、緑、黄色。変わった瞳の色を持つインド女性のいくつか

唐突だが、あなたの瞳の色は何色だろうか。確認しないで「黒だ」と思う人もいるかもしれないが、まず自分の瞳を鏡で確認してから以下の文章を読んで欲しい。 日本人は自分の瞳が「黒」だと思っている人がいて、私もずっと自分の瞳の色は「黒」だと言っていた。 しかし、「あなたの瞳は黒ではない。ブラウンだ」と笑って指摘したのがロシア人の女性だった。(マイクズ・プレイス。緑の虹彩を持った女性とロシアの崩壊) コンテン […]

◆ムンバイのスラム大火。ルビーナ・アリの家も焼け落ちた

インドのムンバイと言えば、ダラヴィ(Dharavi)スラムがもっとも有名だ。私はここが世界最悪のスラムだと思っていた。 しかし、世界最大のスラムはメキシコのネザ・チャルコ・イツァ地区で、アジア最大のスラムはパキスタンの首都カラチのオランギタウンシップだという。 だとすれば、ダラヴィは世界最大でもアジア最大でもなくなるが、そうだとしてもここを訪れれば、その貧困ぶりは言葉を失うものがある。 コンテンツ […]

◆ヒジュラ。闇の中で目をギラギラさせて立っている性転換者

インド編 タイにはレディーボーイがいるのと同様に、インドにもヒジュラと呼ばれる性転換者がいる。 コルカタの売春地帯ソナガシでも、ムンバイの売春地帯フォークランド・ストリートでも、このヒジュラの集団には手を焼いた。 ふらふらと歩いていると、集団で囲んで来て、恐喝、恫喝、喜捨の強要、もはや何でもありで、いくばくかの金を払うまで絶対に離してくれない。 払わないと、100メートルでも200メートルでも大声 […]