◆「ドラッグ体質、ジャンキー体質」と自ら話す女性はどういう女性だったのか?

◆「ドラッグ体質、ジャンキー体質」と自ら話す女性はどういう女性だったのか?

覚醒剤は「キング・オブ・ドラッグ」と言ってもいい。どんなに禁止されても、世の中から絶対になくならない。東南アジアでも覚醒剤汚染はひどいが、日本においても覚醒剤は、現在も深刻な社会問題である。

2024年の薬物事犯検挙者数は13,462人であり、前年より増加していた。中でも覚醒剤関連の検挙者数は6,124人と、前年の5,914人から10年ぶりに増加へと転じた。

かつて平成9年には約2万人の検挙者があったが、近年はいったん減少した。それが、ここにきて、ふたたびの増加傾向なのだ。

女性の逮捕者も多い。女子入所受刑者のうち、覚醒剤事犯の女性割合は約33.9%なので、大雑把に言うと女性の受刑者の10人のうち4人は覚醒剤関連だということになる。

警察庁や関係機関は、毎年6月20日からの「ダメ。ゼッタイ」普及運動などの啓発活動を実施している。しかし、いくらこうした全国で相談窓口やキャンペーンを展開して注意喚起をしても、使用者は減らないというのがわかる。

女性の大半は、知り合った男から騙されたり強制されたりして覚醒剤にハマっていくのだ。(ブラックアジア:ドラッグを「やらない」と考えている人間を堕とすのがアンダーグラウンド

日本国内における覚醒剤の流通・使用状況は依然として重大な懸念材料である。

検挙者数が増加に転じ、組織的・国際的な犯罪構造が温存されていること、そして使用方法の変化によって摘発が複雑化していることなど、さまざまな問題が同時進行しているのだ。

そんな中で、今も覚醒剤を使用している女性の話を聞いた。覚醒剤もマリファナもいまだにやっている。どういう状況なのか。彼女の場合は、このような経緯で覚醒剤にハマっていったという。

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