◆日本もいずれドラッグまみれに。貧困で自暴自棄に陥る若者が増えるのだから

◆日本もいずれドラッグまみれに。貧困で自暴自棄に陥る若者が増えるのだから

この世には堕ちてはいけない「落とし穴」が山ほどある。しかし、まるで吸い寄せられるように、その落とし穴に堕ちていく人間がいる。ドラッグは、社会の裏側にぽっかりと開いた深い深い「落とし穴」のひとつである。

それは、誰もが「落とし穴」であることはわかっている。もし、自分が中毒になってしまえば、それで人生が終わると知っている。一時的な快感や現実逃避を求めて手を出してしまう人が後を絶たないが、その代償は非常に大きい。

ドラッグ依存に落ちると「3つの破滅」を経験することになる。

ひとつは身体的破滅だ。ドラッグの使用は、脳や神経系に深刻なダメージを与え、記憶力の低下や認知機能の障害を引き起こす可能性がある。心臓病や肝臓障害など、さまざまな健康問題のリスクも高まる。

精神的破滅も待っている。依存症に陥ると、ドラッグなしでは日常生活を送れなくなる。そして、極度の不安、激しい妄想、強烈なうつ、パニック発作などの精神症状も現れるようになる。被害妄想で気が狂ったようになった人もいる。

その結果として、社会的破滅となる。仕事や学業、人間関係にも深刻な悪影響を及ぼし、社会的孤立を招く。それだけではなく、ドラッグの使用が発覚すれば逮捕や起訴のリスクがある。最初は運良く執行猶予がついても再犯したら実刑となる。

子供でも、それくらいは知っている。ところが、あたかも昆虫が焚き火を見て飛び込んで死んでいくように、危険だとわかっているドラッグに飛びついて破滅していく人たちがいるのだ。

自分だけは大丈夫だという過信があったのだろうか。何も考えないで快楽だけ追求した結果なのだろうか。それとも、ただ流されて生きているうちに、そうなってしまったのだろうか。

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